■ Comment
イラストはラストの車の中の彼女ですよね~?
とっても幸せそうでイイ感じです☆
この監督のデビュー作と知り、
結構な力があったんだな~とビックリしました。
>最初はケバイ女だなぁと思って観てたんだけど、彼女の母親としての素顔が見えるにつれ引き込まれてしまいました。主人公がちょっと頼りなげな根暗青年なのも私的に感情移入しやすくていいです(笑)
そうですね、全体的にはそういう感じでした♪
>子供を学校へ送ったり、寝かしつけたり、主人公と再会して話してても子供から目を離さず、こまごまと母親としての描写が入り続けて、最後まで変わらなかったことに感動。
ちょっとおかしな描写があったけど(何も食べさせずに学校から帰ってすぐに寝かしつけて、主人公との食事・仕事・をして、次の朝まで寝るなんて、赤ん坊でもあるまい、そんな馬鹿な!と・笑)
まぁご愛嬌というか、演出が悪いだけで、ローラさんは宵乃さんの仰るような人でしたね。まぁ当たり前なんだけど・笑。
>さすが「子供のためにギャンブルやめて立ち直る!」と修行の旅に出た夫(恋人?)を7年も信じて待ち続けるだけあります。
ちょっと整合性の合いにくい点もあったけど、この演技と演出で、有無をも言わせず納得させる力があったように思います。
(「天使の入江」と裏表な感じですね・・・)
>また、13歳の美少女を女手一つで育てつつ父親にふさわしい相手を探す女性や、みんなに甲斐性なしと思われている息子の帰りを待ち続けるお婆さんが良かった。母親がみんな素敵なんですよ。
あの子とフランキー(ヤンキーの水兵さん)の遊園地の時間は綺麗でしたね・・・「シベールの日曜日」のイイ点を凝縮させた感じでした。
その母親と、ミシェルのお母さんも、もちろん、グー♪
>ヒロインに酷い言葉を投げつけてしまった翌日、きちん誠心誠意謝るのがよい。こういう描写は省略してはいけないよね。
このあたり、良い映画だな~と思える大切なポイントだったと思います!
>モノクロの美しい映像が、ラストの切なさを際立たせてました。
あのすれ違いは、メッチャ素敵な描写でした。
あれで良いのです。 文句言う男性は「女々しい」というのです(笑)。
>ローラのその後が語られるという「シェルブールの雨傘」もいつか観てみたいです!
あの映画には「ローラさん」という人が出ていなかったはずなので、どういう事か?と思い、調べて色々と分かりました。
結構な驚きで、でも、ラストを気に入らなかった男性にも受けるようになっているのかも~?
またいつか再見する時に確認します☆
宵乃さんとご一緒に見られたら、もっと嬉しいな!
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ド太い虹、私も見たかったな~♪
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※先ほどのコメントは間違いなので、削除お願いします(ペコリ)
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2013/10/03 18:52 miri〔
編集〕
> イラストはラストの車の中の彼女ですよね~?
> とっても幸せそうでイイ感じです☆
ありがとうございます♪
印象的なラストでした。彼女の表情がなんとも言えないですよね。
とても監督のデビュー作とは思えない名シーンです!
> 何も食べさせずに学校から帰ってすぐに寝かしつけて~
> まぁご愛嬌というか、演出が悪いだけで、ローラさんは宵乃さんの仰るような人でしたね。まぁ当たり前なんだけど・笑。
そういえば、そこは観ている間「え?」と思った覚えがあります(笑)
撮っている間、誰も気づかなかったんでしょうか。
> ちょっと整合性の合いにくい点もあったけど、この演技と演出で、有無をも言わせず納得させる力があったように思います。
> (「天使の入江」と裏表な感じですね・・・)
ホント、そうですよね。近い時期にこの二作品を続けて観るとは、放送局が狙ったのかな?
> あの子とフランキー(ヤンキーの水兵さん)の遊園地の時間は綺麗でしたね・・・「シベールの日曜日」のイイ点を凝縮させた感じでした。
私はちょっと心配しちゃったんですが、水兵さんがいい人だとわかった今なら夢心地なデートを堪能できそうです。「シベールの日曜日」も機会があったらいつか観てみたいです♪
> このあたり、良い映画だな~と思える大切なポイントだったと思います!
最近の映画は”謝る”シーンをしっかり描かず、なんとなく水に流すようなのが多くて嫌だったんですよ。なので、この作品には心洗われるようでした。
> あのすれ違いは、メッチャ素敵な描写でした。
> あれで良いのです。 文句言う男性は「女々しい」というのです(笑)。
わたしも大好きなシーンです。文句を言う方もいるんですね…男性的には裏切られた感じがするんでしょうか。
> あの映画には「ローラさん」という人が出ていなかったはずなので、どういう事か?と思い、調べて色々と分かりました。
> 結構な驚きで、でも、ラストを気に入らなかった男性にも受けるようになっているのかも~?
ストレートには描いてないようですね。「シェルブールの雨傘」を観るのが楽しみです♪
BS3でオンエアがあれば、一緒に観られるのになぁ!
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> ド太い虹、私も見たかったな~♪
かなり太くて近くにあるように感じました。太陽光の角度が低い方が大きくて太い虹が見えるようなので、朝方や夕方の雨上がりが狙い目です♪
昨日お伝えした魅力・魔力再見シリーズの残り3作品はこの3部作(?)でした。
「ローラ」
>強い母親であり、ダンサーとしても男たちを魅了してしまう彼女は、何事にもやる気がなかった主人公が生きる喜びを見出すのも納得なヒロインでした。
ちょっと私的には、あの母親は「強い」という感じはしなかったけど、まぁ精一杯やっているのは分かりました。 主人公とはローランですよね? 生きる喜びを見出す・・・う~ん・・・まぁラストシーン以降、3年間であんなに金持ちになったんだから頑張ったのでしょうけど(笑)
・・・それよりお伺いしたいのですが、宵乃さんはこの「ローラ」という映画の、あの女性の名前がローラではないとご存知でしたか? 私は今回初めて知り、つくづくアホだったと自分を笑いました。
「シェルブールの雨傘」
>妊娠するような事をした時点で、妊娠した場合は子供のためにも側にいられない男が身を引くのは暗黙の了解だと思う。
>というかあの時、ギイが叔母さんにジュヌヴィエーヴを紹介してれば流れも変わってたのでは?
>…まあ、若いから仕方ないけど。
戦地に向かうまでのギイは子供でしたね。 男の20歳と女の17歳では、女の方が年上のような気がしますが、あの二人では二人ともお子ちゃまでしたね。 「幸せな思い出が欲しい」といってあぁいう事をしたのですから、(妊娠するとかの現実は)考えなしだったと思うし、伯母さん(字幕では伯母でした)に紹介しなかったのも、子供だったからだと思いました。 若いからだけではなく、自分の事しか考えられないアマちゃんだったと思います。
そのギイが、戦地から帰り、ジュヌヴィエ―ヴが他の男と結婚してどこかに行ってしまったと知ってから「人生」が始まったのですよね・・・(自分が遊んだ夜に)伯母さんが死んで、本当に逃げ場がなくなり、大人になりました。 私は彼のそういう成長が、戦争がなければデキ婚してふらふらと暮らすだけだったはずの男が、いくつも重荷を背負い、マドレーヌの愛に支えられ、大人になっていった事が、この映画の大きなテーマの1つ(反戦)だと思いました。
ラストシーンもギイは大人だったと思います。 ジュヌヴィエ―ヴは結婚前の17歳と同じように夫や少し前までは母親の庇護のもと、子供も自分だけで育てられるような人間ではなく、あのラストシーン以降、本当の大人になってゆくんだろうな・・・と思わされました。
>自分がメンタル弱いので、メンタル弱いキャラには共感できるというか、思いっきり贔屓目で見てしまうんですよね~(笑)
>「天使の入り江」や「シンプル・プラン」の主人公とか。
そんなぁ~そんなぁ~あいつらを贔屓目に見てしまうだなんて~!!!
宵乃さんは決してメンタル弱くないですよ、私の知る女性の中でもとても強い方だと思っています。 もちろんご自身でどう思われるか・・・それは分かりませんが、ここに書かれたあいつらとは、全く違いますよ~マジびっくり。
>一瞬でも目を離すこと自体、私的にアウトなんです…。
あの場合ですが、あのくらいの年齢の子供は「母親がいつもとは違う・何かある・おとなしくしなくてはならない」という事を、言葉ではなく、何か伝わるものがあって分かっていたと私は思いました。 また、それとは別で、あのスタンドには従業員が居て、他の車をすぐに送って、あの車のところにいたので、私は特に危機を感じる事はなかったです。
ラストシーンは、人それぞれ、同じ人でも時期によって、いろいろな見方ができると思います。でも、きっと、誰のいつの場合でも、胸が締め付けられるような感覚を覚える・・・この映画はそういう作品のではないでしょうか?
「ロシュフォールの恋人たち」
>ローラは新聞記事の形で「ロシュフォール」に出てますね。
この件を確かめようと思い、この作品も見たのですが、鉦鼓亭さんのブログに書かせて頂いたけど、その新聞記事の人物は、この「ローラ」という映画の主人公とは違う人物でした。
でも「ロシュフォールの恋人たち」という映画には、「ローラ」という映画のある登場人物についての後日談が語られていたし、監督の、その人物を愛するお気持ちが伝わってきました。 その件については、明日の記事に書きましたし、あのダンスがお嫌いな?宵乃さんは再見されなくて良いと思いま~す☆
長々失礼いたしました☆
2015/07/08 08:38 miri〔
編集〕
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2015/07/08 08:40
いらっしゃいませ~。三部作の再見、お疲れ様でした!
> ちょっと私的には、あの母親は「強い」という感じはしなかったけど、まぁ精一杯やっているのは分かりました。
そうでしたか~、もう”強い母親”のイメージしか残ってなくて、実際はどうだったかよく覚えてないです。
でも、改めて考えてみると、ローランもジュヌヴィエーヴも自分の夢とかやりたいことがわからない、アイデンティティがふわふわした人間で、恋に落ちることで初めて”自分はこうしたい!”という明確な意思を持つことができたのかなぁと思います。
それと比較すると、”母親”として生きる彼女がとても強く見えたのかもしれません。
> 宵乃さんはこの「ローラ」という映画の、あの女性の名前がローラではないとご存知でしたか?
あ~…そういえば源氏名とかでしたっけ?
観ていて気付いたのか、どこかで見かけたのかよく思い出せないけど、今はもう完全に忘れてました(笑)
> 戦争がなければデキ婚してふらふらと暮らすだけだったはずの男が、いくつも重荷を背負い、マドレーヌの愛に支えられ、大人になっていった事が、この映画の大きなテーマの1つ(反戦)だと思いました。
そうですね、そこは文句なしに素晴らしかったですし、先の事を考えず失敗したカップルは彼らのほかにも大量にいたと思います。
結局、どちらも子供だったから仕方ないのに、ジュヌヴィエーヴばっかり責めるのはどうかなぁと思ってしまうんですよね。
映画を観ていて思い浮かんだ最悪のケースが、ローランとの結婚を選ばず、お金に苦労して母親に先立たれ、頼れる人もいなくて精神的に追い詰められて身投げ…だったので、彼女の中で選択肢は「ギイを選ぶか、子供の安全を選ぶか」だったと思ってます。産んでからなら違ったかもしれないけど、自信のない人間は、自分の弱さのせいで誰か(この場合は子供)を傷つけるかもしれないという恐怖に、常に怯えてるんです…。
> ジュヌヴィエ―ヴは結婚前の17歳と同じように夫や少し前までは母親の庇護のもと、子供も自分だけで育てられるような人間ではなく、あのラストシーン以降、本当の大人になってゆくんだろうな・・・と思わされました。
そうなんですよね、あの時、変に優しい態度を取らなかったギイは、家族を大切に想う気持ちがあったのはもちろん、ジュヌヴィエーヴのことも想ったからこそだと思いました。
彼女自身、辛い時に彼に会いに来たのは甘えたい気持ちもあったとは思うものの、現実はそう上手くいくわけがないと薄々感じていて、miriさんの仰るように過去と決別するために来たというのが一番しっくりきます。
> あのくらいの年齢の子供は「母親がいつもとは違う・何かある・おとなしくしなくてはならない」という事を、言葉ではなく、何か伝わるものがあって分かっていたと私は思いました。
人間不信なので、スタンドの従業員がこっそり憂さ晴らしに苛めたりしないか不安になるんですよ。昔、信号待ちで母親に抱きかかえられていた時に、ヤクザみたいな人が頭をゴツンゴツンと殴ってたらしいんだけど、母は怖くて何も言わず、逃げもせず、やめるのを待ってたとか笑って言ってたので。
今朝も4歳児が亡くなったというニュースがあったし、母親が気をつけていても、何人も目撃者がいても、小さい子供はするっとどこかへ行ってしまうので怖いです。まあ、フランソワーズちゃんは、わかって大人しく待っていたかもしれませんが…。
> ラストシーンは、人それぞれ、同じ人でも時期によって、いろいろな見方ができると思います。でも、きっと、誰のいつの場合でも、胸が締め付けられるような感覚を覚える・・・この映画はそういう作品のではないでしょうか?
今でも多くの映画ファンがこの映画について語っているのがその証拠ですね!
> その新聞記事の人物は、この「ローラ」という映画の主人公とは違う人物でした。
よかったです!!
実は詳細も教えて頂いていて、その内容がショックだったので、それを聞いてホッとしました。
> ある登場人物についての後日談が語られていたし、監督の、その人物を愛するお気持ちが伝わってきました。
そうなんですか~、それは記事の更新が楽しみです♪
いつもコメントありがとうございます。