映画「若草物語(1994)」観た

原題:LITTLE WOMEN
製作:アメリカ’94
監督:ジリアン・アームストロング
原作:ルイザ・メイ・オルコット
ジャンル:ドラマ
【あらすじ】南北戦争に揺れるアメリカ。出征した父の帰りを待つ若き4姉妹は、聡明で進歩的な母の下、健やかに成長していた。次女のジョーは小説家という夢を胸に抱きながら、淡い恋や挫折を経験してゆく。やがて戦争は終わり、4姉妹はそれぞれの道を歩き始め…。
かなり駆け足だったけど、「若草物語」は世界名作劇場でしか知らず、それも忘れかけていたのが観始めたらするすると思い出して、妙にジーンときてしまいました。
キャスティングもなかなかで、ウィノナのジョーやキルステンのエミーは、私が持っていたイメージ通り!
四姉妹とにゃんこで演劇してる様子が微笑ましかったです。エミーが悪役で、にゃんこが伯爵夫人役(笑)
ノリノリで演じてる四姉妹を見てたら、ローリーでなくても仲間に入れてもらいたいと思うはず。彼女たちだけの秘密の場所という特別感漂う雰囲気に惹かれるものがありました。
アニメではなかった気がする父親が帰った後のお話が観られたのも良かったです。中でもベスとのエピソードはそんなに病弱だったのかと驚きつつも(もう少し細い子の方がよかったかな)、ジョーが大好きでいつもジョーを見守ってる姿にキュンとさせられました。ベスが亡くなった時にそっと窓を開けるジョーとか、一人で辛い時にベスの宝箱(?)を見つけて胸がいっぱいになるシーンが印象的。
あと、スーザン・サランドン演じるお母さんも素敵です。自分たちの生活だけでも結構大変なのに、困っている人がいればできる事をし、姉妹たちの事もいつも優しく見守っていて悩みがあればすぐ相談に乗ってくれる、頼れるお母さんという感じ。
お父さんももう少しくらい出番があってもよかったのに…(笑)
何回も映画化されてるみたいなので、機会があったら別のも見てみたいです。
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■ Comment
オンエアがあって、見られました☆
素敵なイラストです!!!
・・・でもこの作品は、本当に申し訳ないのですが、
自分の中で息付いている「ベス」のイメージが全然違う(原作を読んだ感想/49年版の映画を観た感想)ので、私的にはいまひとつでした・・・。
もともと原作を読んだ高校生の時から一番好きなのがベスだったので・・・。
もちろんジョーもメグもエイミーも好きですよ♪
>キャスティングもなかなかで、ウィノナのジョーやキルステンのエミーは、私が持っていたイメージ通り!
>四姉妹とにゃんこで演劇してる様子が微笑ましかったです。エミーが悪役で、にゃんこが伯爵夫人役(笑)
>ノリノリで演じてる四姉妹を見てたら、ローリーでなくても仲間に入れてもらいたいと思うはず。彼女たちだけの秘密の場所という特別感漂う雰囲気に惹かれるものがありました。
このあたりは、仰るとおりに、かなり良かったです!
>あと、スーザン・サランドン演じるお母さんも素敵です。
このヒトはうまいですよね~!!!
この役柄ももちろん良いのですが、女優として・・・
先日の「告発のとき」とはまた違うタイプだけど、
本当に母親とか主婦とか(たまには働く女性ですが)演じさせたら、最高!!!
>何回も映画化されてるみたいなので、
もうこの映画から20年くらい経つから「21世紀的なこの作品」を見たいですね~! (時代を変えてもOKで☆)
監督は、ズバリ「ナンシー・マイヤーズさん」では いかが???
・・・ちょっと恋愛映画過ぎるかな~?
まぁとにかく女性監督にしてほしいです、アメリカ人の☆
.
2013/09/29 15:04 miri〔
編集〕
お、ご覧になられたんですね!
イラストは想いのこめられたアイテムにしてみました。人数多いので(笑)
> 自分の中で息付いている「ベス」のイメージが全然違う(原作を読んだ感想/49年版の映画を観た感想)ので、私的にはいまひとつでした・・・。
そうなんですよ、ベスのイメージはわたしもちょっと違うなぁと思いました。他のキャスティングは全体的に良かったんですが、ベスは断然49年版です。
> もともと原作を読んだ高校生の時から一番好きなのがベスだったので・・・。
> もちろんジョーもメグもエイミーも好きですよ♪
ベスは本当に心の優しい子で、あの姉妹を強い絆で結び付けてましたよね。お母さんに一番似てたかも?
> このヒトはうまいですよね~!!!~
> 先日の「告発のとき」とはまた違うタイプだけど、
> 本当に母親とか主婦とか(たまには働く女性ですが)演じさせたら、最高!!!
そうそう、それぞれの役で、同じ境遇の人が見たら一気に感情移入してしまうだろうと思えるくらい、実力ある女優さんだと思います。
これからも色々な演技を見せてほしいです♪
> もうこの映画から20年くらい経つから「21世紀的なこの作品」を見たいですね~! (時代を変えてもOKで☆)
> 監督は、ズバリ「ナンシー・マイヤーズさん」では いかが???
お~、いいですね!
彼女が監督の日本公開作品は「恋するベーカリー」以外すべて観ていて、どれもお気に入りです。雰囲気もぴったりだと思います。
ぜひ彼女の新しい「若草物語」を観たい!
てば、お隣さん(?)に食べ物を持って行って、赤ちゃんを抱かされて病気を移されてしまったふうに描かれていました。優しさゆえに…。
クレア・デインズさんのデビュー作と知りました。彼女の出演作では「めぐりあう時間たち」が、いちばん好きかも。
2020年版は、グレタ・ガーウィグ監督、シアーシャ・ローナン主演で、期待できますよ(私は未見ですが)。
> 優しさゆえに…。
母親譲りでしょうか。ベスの死については当時まったく覚えてなかったのでショックでしたよ。元気に成長してたら、きっとジョーの書いた作品の一番のファンとして寄り添っていたでしょうね。
> クレア・デインズさんのデビュー作と知りました。
ベスを演じた方ですか。「めぐりあう~」は見たことがあるはずなんですが、内容をすっかり忘れてしまっていて…。ティーンの頃から女優さんとして活躍してらっしゃるんですね~。
> 2020年版
本当に何度も映像化されててすごいですよね。同じ原作でも監督さんの持ち味や出演者の違いでそれぞれ楽しめるから、それもいつか見てみたいです!