映画「キューティ・ブロンド」観ました
原題:LEGALLY BLONDE
製作:アメリカ’01
監督:ロバート・ルケティック
原作:アマンダ・ブラウン
ジャンル:★コメディ/ロマンス
【あらすじ】大学でファッション販促を専攻し、成績優秀でみんなの人気者だったエル・ウッズ。政治家志望の恋人ワーナーからのプロポーズを待ち望んでいた彼女だったが、議員の妻にブロンドはふさわしくないと振られてしまう。彼女はワーナーに認めてもらうため、超一流ロー・スクールに合格するが…。
好きな作品だったので久しぶりに再見。
やっぱりいいね~。テンポがよくてサクサク先に進んでいくんだけど、中身もちゃんとあるというか、エル・ウッドというキャラクターの”一瞬一瞬を大事にする生き方”が、そのまま作品に反映されてる感じでした。
この子がホント素敵で、毎日を丁寧に過ごしているのが、小さなエピソードの積み重ねで伝わってくるんですよ。パーティや試験勉強で全力なのはもちろんの事、ネイルサロンでの会話やたまたま知り合った人との会話、高いところの本を取ってもらったというちょっとした出来事なんかも、絶対にないがしろにしたりしないんです。
たとえ相手が酷いことをしてきても、仕返しなんて考えないところが爽やか。相手が心を入れ替えれば過去は水に流して受け入れるし、そうでない人たちの事なんて自分磨きで追い越してしまえば気にならなくなってしまう!
裏切られても、今の彼女があるのは彼らのおかげでもある事を、しっかりわかってるんですよね。
ラストの首席スピーチは、まさにこれまでに描かれてきた彼女だからこそ出てきた言葉だと思います。彼女がみんなの第一印象を覆したように、この作品も観終わって第一印象との違いに驚くかも。
楽しくて元気付けられて、爽やかな感動を味わえる作品です。
- 関連記事
- 「ラスベガスをぶっつぶせ」観た