■ Comment
もともとおとぎ話って残酷なもので。
ダーク・ファンタジーの名のとおり、そのダークな面が大変素晴らしい出来栄えの作品でしたね!
あの「手の目」そっくりの怪物なんてモロ好み♪
ギレルモ・デル・トロ監督の作品はヘルボーイシリーズなんかもそうだけれど、
妙にツボをついてくるのです(特にヘルボーイ2は良かったな)
あと、スペインの怖悲しい作品として気に入っているのが、
「デビルズ・バックボーン」という作品なのですが、これも凄くよかったです
独特のねっとりとした空気感がいいんですよね
これもスペインの内戦のときのおはなしです
そうなんですよね~、童話は意外と血なまぐさくって、そういう面もしっかり雰囲気ある映像で表現してました。
手の目モンスターは妖精さんを食べるシーンはうわぁって思ったんですが、よく見たら愛嬌あるかもしれない(笑)
追いかけられるのはゴメンですが。
ヘルボーイシリーズは観た事がないので、機会があったら挑戦してみますね。
> 「デビルズ・バックボーン」という作品なのですが、これも凄くよかったです
> 独特のねっとりとした空気感がいいんですよね
スペイン内戦を題材にした作品って結構多いんですね。そちらも覚えておきます!
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2012/09/17 19:14
なんだかとても面白そうな映画ですね(*´ω`*)
ファンタジーホラーですか。
「不思議の国のアリス」を思いっきりダーク
とうい響きが興味をそそられます。
近所のレンタルDVD屋さんにおいているといいのですが…(=´∀`=)
いらっしゃいませ、コメントありがとうございます!
この作品はホラーなのに、とっても切ないんですよ~。ラストは悲しいような嬉しいような、不思議な気持ちになれると思います。
> 「不思議の国のアリス」を思いっきりダーク
> とうい響きが興味をそそられます。
主人公の女の子が一度ドレス姿になるんですが、それがもう本当に”アリス”って感じで可愛いです。「不思議の国のアリス」も好きなので、それだけでウキウキしてしまいました。機会があったらぜひ!
いや全く素晴らしい、イラストも、選ぶ場面も!
>この雰囲気好きですね~。「不思議の国のアリス」を思いっきりダークにした感じ。
お好きそうですね~。
>中盤に出てくる化け物だけは悪趣味・・・以下
あ、全然大丈夫でしたよ~。
手に目があるって便利なようで不便? 大笑いしました(爆)。
>彼らより、オフェリアの義父の方が怖いかも。
>現実の殺し合いとダークファンタジーのバランスが素晴らしい作品ですね。
う~ん、私はこの作品では、
あの大尉というヒトの描き方がおかしいと思いました。
他は良かったんですが、軍人である程度の地位にある人物とは
とても思えない粗い描き方だと思いました。
それとともに、あの政府軍ですか?
あちら側の描き方もおかしいと思って・・・・。
同じような名前の監督だったけど、
違う人物の描いた内戦(ゲリラ)モノはとても良かったので、残念でした。
>それでいて、オフェリアの母親と弟への愛情や、ゲリラに協力するメルセデスたちの悲しみなんかも良く描かれていて。
>なので、オフェリアの読んでいた本や、彼女の記憶から姿や物語を借りて、ファンタジーを必要としていた彼女を救ったんじゃないかと。
>幾つかの別れが悲しいものの、私的にはハッピーエンドとして観られました。好きな作品です!
これらは良かったですね。
ラストはメルセデス側では悲しみも募ったけれども、新しい命もあり、
オフェリア側では、本当にその場所へ戻った、と、すんなり落ちましたよ~。
>ギリシャ神話のパンに対応するのがローマ神話のファウヌスなんだとか。
パンの姿は、昔見た神話の挿絵にあった感じで、すーっと受け入れられました。
大尉の件で不必要な描写が多かったけれども、
真ん中のお話は良かったと思います。
好きとまでは思えないけど、まぁまぁの作品でした♪
2012/12/11 18:51 miri〔
編集〕
こちらもごらんになってくれたんですね~!
母親への愛情が伝わってくるシーンでした。
> あ、全然大丈夫でしたよ~。
> 手に目があるって便利なようで不便? 大笑いしました(爆)。
お、このモンスターは大丈夫でしたか。ちょっと愛嬌のある造形でした。
妖精さんを食べちゃうのは痛々しかったけど!
> あの大尉というヒトの描き方がおかしいと思いました。
> 他は良かったんですが、軍人である程度の地位にある人物とは
> とても思えない粗い描き方だと思いました。
そうでしたか~。わたしは地方ではああいう人もいたのかなぁ?と深く考えなかったです。政府軍はよく覚えてません…。
似た名前の監督の描いた内戦モノというのが気になります。もし良かったら教えて下さいね。
> ラストはメルセデス側では悲しみも募ったけれども、新しい命もあり、
> オフェリア側では、本当にその場所へ戻った、と、すんなり落ちましたよ~。
ラストで一気に重苦しさから開放されますよね。あの胡散臭さいパンも適役で、あの結末にたどり着くまでの試練だったと思うと、感慨もひとしおでした。
それなりに楽しんで頂けて良かったです。観て下さってありがとうございました♪
2012/12/12 10:11 宵乃
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2012/12/13 18:37
つい数日前、BSで放送されてたのを録画しました
二年前に感想を書いて以来、見てないので再鑑賞したいと思います。
(BSってたまにコアな作品流してくれるから助かる)
あの大尉は人間というよりも戦争の悪や不条理さといったものの
塊というか象徴みたいな存在でしたね
「ヘルボーイ」は一作目が期待してたほど好きになれなくて
二作目はまだ見てません。
デル・トロ監督で見たのはあとは「ブレイド2」かな
これは一作目より断然上っていう評価が多い気がします。
2012/12/13 23:52 バーンズ
鍵コメありがとうございました。さっき書き忘れたのでこちらに。
勘違いはわたしもしょっちゅうなので大丈夫ですよ。
ご丁寧に訂正に来てくださってありがとうございました!
2012/12/14 09:35 宵乃
いらっしゃいませ!
バーンズさんも記事にしてらしたんですね。後で伺います。
わたしもBSのおかげで自宅鑑賞が充実しました(笑)
> あの大尉は人間というよりも戦争の悪や不条理さといったものの
> 塊というか象徴みたいな存在でしたね
あぁ!そういう事なんですか。確かに御伽噺の中ではそういうキャラクターの描き方をしますもんね。次に観るときは、それを思い出しながら観てみます!
> デル・トロ監督で見たのはあとは「ブレイド2」かな
> これは一作目より断然上っていう評価が多い気がします。
「ブレイド2」もこの監督さんでしたか!
昔このシリーズが好きだったんですよ。2はリーパーズが登場して親子の確執が描かれていたんでしたっけ。そういえば異形の描き方が似てます。
「ヘルボーイ」は未見で、グロイのかと勘違いしてました。機会があったら観てみようかな。
ファンタジー企画で再見しました。
>「不思議の国のアリス」を思いっきりダークにした感じ。
初見時には気づかなかったんですが
蛙を探しに行く時はドレスの色が緑でしたけど
アリスの衣装にソックリでした。
(アリスは青っていうイメージがあります。)
>オフェリアの読んでいた本や、彼女の記憶から姿や物語を借りて、
>ファンタジーを必要としていた彼女を救ったんじゃないかと。
彼女が心安らかにある事で救われました。
空想って心の防御反応なのかもしれないなぁと
ちょっと思いました。
> 蛙を探しに行く時はドレスの色が緑でしたけど
> アリスの衣装にソックリでした。
> (アリスは青っていうイメージがあります。)
そうなんですよね~。
やはり「不思議の国のアリス」はファンタジーの王道なのかな。
少女を主人公にするなら、お姫様よりドロシーより断然アリスって感じです。
あの衣装も愛らしい♪
> 彼女が心安らかにある事で救われました。
> 空想って心の防御反応なのかもしれないなぁと
> ちょっと思いました。
本当にラストは彼女の表情が安らかなのに救われました。
夢いっぱいな映画を撮る人たちは、きっと空想の世界に救われた事があるんじゃないかと思います。「テラビシアにかける橋」でも、辛い事を乗り越えるのに空想が力を与えてくれていましたね。
幼さ、少女っぽさの加減を程よくとらえてあるオフェリアの表情がgood!
>彼らより、オフェリアの義父の方が怖いかも。
me too!
母親が彼と再婚した理由が少しうやむやに感じました。もっと丁寧な説明が欲しかったです。
実父から自分の死を予告されたりして、結構なトラウマが歪な人格につながっていると理解したのですが・・・。
ああいうタイプが居ると想像はできます。
>不思議な存在が”子供たちが信じないと存在できない”っていうのがあるじゃないですか。あれって、人間とコンタクトを取れる形になる事を”存在できる”と言ってるだけだと思うんですよ。大昔から姿のない不思議な存在はあったけれど、人間が誕生してから、人間の想像した名前や姿かたちを借りる事で、人間と関わるようになったみたいな。
ここの洞察は素敵!大いに同感します。
2017/02/04 12:06 しずく
お、TB上手くいきましたか。fc2ブログは何故か失敗が多くて困りますよね。
> 幼さ、少女っぽさの加減を程よくとらえてあるオフェリアの表情がgood!
ありがとうございます。母親がいなくなったら、この子はどうなってしまうんだろうと考えずにはいられないシーンでした。
> 母親が彼と再婚した理由が少しうやむやに感じました。もっと丁寧な説明が欲しかったです。
> 実父から自分の死を予告されたりして、結構なトラウマが歪な人格につながっていると理解したのですが・・・。
ええと、将軍が父親に死の宣告をされたんでしたっけ?
詳しいことは忘れましたが、母親の再婚については、戦時中で大黒柱が死んで財産も無かったので、子供たちを守るためにということだと思ってました。出会いは、夫の上官だったとか、親戚のコネとかで。
> ここの洞察は素敵!大いに同感します。
うれしいです♪
消える=消滅というのは、あまりにも人間中心な考え方なのでしっくりこなかったんですよ。
この作品のおかげで、自分なりに答えを出せました。