映画「素直な悪女(すなおなあくじょ)」観た
(2013/4/3に単独記事に直しました。こちらへのコメント等は過去記事にあります)
原題:...ET DIEU CREA LA FEMME
製作:フランス’56
監督:ロジェ・ヴァディム
ジャンル:ドラマ/ロマンス
【あらすじ】南仏サン・トロペーズ。モラン夫婦に引取られた孤児ジュリエットは、アントワーヌに想いを寄せていた。だが本気じゃないと知りショックを受ける。やがて、孤児院に帰されそうになったところを、アントワーヌの弟ミシェルにプロポーズされ…。
ブリジット・バルドーが素敵でした。ぜんぜん悪女じゃないというか、可愛くて自由奔放だから、嫉妬深いおばさま方に”ふしだら”というレッテルを貼られてしまった感じ。動物や子供と接している時の様子を見ると愛情に飢えているのがわかります。
彼女を”遊ぶにはもってこいの相手”みたいに言っていたアントワーヌも、母親が嫌っていた上に、いい縁談があったから自分の気持ちを否定しようとしているように見えました。ぜんぜんプレイボーイなところが描かれてないし、弟の嫁になってからは一生懸命拒絶してたし…。
ジュリエットはもちろん、弟といい金持ちのおっさんといい、心理描写が意外と丁寧で、BBを見せるためだけの作品というわけではないところに好感もてます。