映画「ワン・ツー・スリー ラヴ・ハント作戦」観ました
読み:わんつーすりーらぶはんとさくせん
原題:ONE,TWO,THREE
製作:アメリカ’61
監督:ビリー・ワイルダー
ジャンル:★コメディ
【あらすじ】西ベルリンのコーラ会社支店長マクナマラは、本社重役の娘の観光旅行を世話することに。本社に戻れると喜んでいた彼だったが、彼女はいつの間にか東側の共産主義者と結婚していた。重役が来るまでに別れさせようと画策するが…。
非常に勢いのあるコメディ映画でした。
冷戦時代のベルリンが舞台で、重役から預っていた令嬢が東で結婚してしまい、さあ大変というような内容です。
この主人公が根っからの資本主義者で、出世&保身のためなら何でもしちゃう人なんですね。東の役人を買収したり、美人秘書を取引きの材料にしたり、結婚相手の男を”アメリカのスパイ”に仕立て上げたり…と、サスペンス映画なら完全に悪役です。
そんな悪い奴が崖っぷちに立って悪戦苦闘する様を、面白おかしく見せてくれます。
特に後半、東の青年が畳み掛けるように資本主義に染められていく様子はすごかったですね。なんと言うか、もうどうにでもしてくれという感じがひしひし伝わってきます。
それだけ主人公の欲が強かったと…(苦笑)
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