映画「ティンカー・ベルと月の石」観た

製作:アメリカ’09
原題:TINKER BELL AND THE LOST TREASURE
監督:クレイ・ホール
ジャンル:ファンタジー/アドベンチャー
【あらすじ】もの作りの妖精ティンカー・ベルは、月の石を納める聖なる杖を作る事に。それは、妖精の粉を作り出すための大切な仕事だ。だが、ふとしたはずみで月の石を粉々にしてしまう。彼女は、願いを叶える鏡を探して冒険の旅にでるが…。
わたしの知ってるティンカー・ベルと違う…恋敵ウェンディを抹殺するため、謀略をめぐらせていたティンクはどこへ!?
なんて、おっちょこちょいでカッとなりやすい普通の女の子なティンクには、正直違和感ありまくりでしたが、内容的には子供向けの王道ファミリー映画で素直に楽しめました。
ストーリーもいいけど、妖精についての描写が面白いんですよね。植物の季節ごとの変化や、木漏れ日やくもの巣の水滴、動物や昆虫たちの成長など、自然界の営みを手助けし、美しく彩っているのが妖精なんです。そこら辺は、観てないけど前作でもっと詳しく描写されてるのかな。機会があったら一作目も観てみたいです。
にしても、妖精の粉って妖精の鱗粉か何かだと思ってたのに、月の光から作っていたとは。それはロマンチックだけど、その粉がないと妖精が飛べないってのはなんか哀しい。羽の意味は?
それはともかく、ラストの秋の祭典の様子は幻想的でした。友達の大切さ、謝る事と赦す事の大切さを伝えていて、子供と一緒に観るのに最適です。
何気に、飼い慣らされたネズミ(妖精より大きい雑食動物)と野生のネズミの反応の違いがリアルなところが一番印象に残りました(笑)
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■ Comment
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2012/03/07 01:08
公式サイトにいったんですよね
そしたら、テレンスの設定が「ティンクの親友で彼女のことが大好き」って書いてありました
いつの間にそんなことへ…。
一作目だけを見た限りでは、どうみても位の高い妖精さんにみえたのですが…^;
しかも、ほんと母親のような甲斐甲斐しさ!(笑)
ティンクのことが大好きなんですね~
友情がメインのお話でしたけれども、「素直に謝る」ことも大切だと思うのですが
テレンスの30度のアイデアがなければ、割れたまんまでしたよね
そのこともあえて伏せてしまっていいのかな~?なんて邪推してみました
場面だけの登場でしたが、トロル2匹が可愛かったです
いらっしゃいませ、ご覧になったんですね♪
公式サイトでは、テレンスがそんな風に紹介されていたんですか~。一作目しか見てない人が読んだら、戸惑いそうです。
まあ、この続編を観たら納得せざるをえないかも。テレンスが主夫に見えました(笑)
> テレンスの30度のアイデアがなければ、割れたまんまでしたよね
> そのこともあえて伏せてしまっていいのかな~?なんて邪推してみました
あはは、そうですよね。そこははっきり主張しとかないと!
仲良しトロルも味があってよかったですよね。あんな寂しい場所でいつもあんな感じに漫才してるんでしょうか。昔好きだった「ネバーエンディングストーリー」みたいなマペットを思い出しました。
このシリーズは見るたびに良くなっていって、自分的に考えずに録画しているからこそ、良い出逢いなのかも? 今までで一番良かったです♪ (「ティンカー・ベル」→「妖精の家」→この作品)
>内容的には子供向けの王道ファミリー映画で素直に楽しめました。
>友達の大切さ、謝る事と赦す事の大切さを伝えていて、子供と一緒に観るのに最適です。
仰るとおりです!
「アナ雪」と違うところは、魔法で誤魔化さないというところです。 この作品の一番良いところは、粉々になった月の石を、魔法で修復するのではなく、バラバラのままで「生かした」というところだと思います。
まぁそれで「妖精のこな」が増えたとかいうのはアレですが、許せる範囲でした。 本当にあの杖を見た瞬間、素晴らしいと思いました!!!
>植物の季節ごとの変化や、木漏れ日やくもの巣の水滴、動物や昆虫たちの成長など、自然界の営みを手助けし、美しく彩っているのが妖精なんです。
秋になるところを描写している作品で、すごくタイムリーで、今年は例年と違い涼しくなるのも早く、まさに「今」見るべき作品でした! 素晴らしかった☆
>その粉がないと妖精が飛べないってのはなんか哀しい。羽の意味は?
羽がないと、飛ぶときにビジュアル的に宜しくないのでは(笑)?
>それはともかく、ラストの秋の祭典の様子は幻想的でした。
ここも良かったですね。 皆がその日の為に練習をして、繰り返し頑張って、本番を迎えた事が、その気持ちの一致が美しかったです♪
>何気に、飼い慣らされたネズミ(妖精より大きい雑食動物)と野生のネズミの反応の違いがリアルなところが一番印象に残りました(笑)
そう言えば野性の方の恐ろしさが際立っていましたね~!
一番印象に残ったのですか? いや~それはそれは!
私はやることなす事全部ダメな方に回って一人ぼっちになったティンクに、とても親近感を持ちました♪
こういうのを見ると、ディズニーだから良いとか悪いとかは言えないと思え、嬉しいです。 今後も、どこの会社でも、偏見なく見て行きたいと思います☆
.
2014/10/20 14:42 miri〔
編集〕
あの虫、出て来た最初の方はウザくて嫌だったのですが、最後らへんは可愛い奴って思えました♪
2014/10/20 14:44 miri〔
編集〕
> このシリーズは見るたびに良くなっていって、自分的に考えずに録画しているからこそ、良い出逢いなのかも?
お~、さすが勘が冴え渡っていますね。最高の順番を引き当ててしまうとは。
この「月の石」はこのシリーズで初めてみた作品なので、私にとっても4つの中で特別かも。
> 「アナ雪」と違うところは、魔法で誤魔化さないというところです。~粉々になった月の石を、魔法で修復するのではなく、バラバラのままで「生かした」というところだと思います。
そうそう、魔法のある世界なら使ってしまいそうなところを、あえて創意工夫で乗り切るところが素晴らしいです。
ティンクをものづくりの妖精というちょっと地味な設定にしたのも、寄り添って観られて手本にもなるからなんでしょうね。
わたしもあの杖のアイデアには感動しました!
> 秋になるところを描写している作品で、すごくタイムリーで、今年は例年と違い涼しくなるのも早く、まさに「今」見るべき作品でした! 素晴らしかった☆
本当にピッタリのタイミング!
あとの2作もmiriさんに最適のタイミングで観られますように。
わたしも最新作を早く観たいなぁ。
> ここも良かったですね。 皆がその日の為に練習をして、繰り返し頑張って、本番を迎えた事が、その気持ちの一致が美しかったです♪
ここも子供だけじゃなく大人にとっても勉強になります。規則や仕事ばかりでも、あんなに楽しそうなのは、一緒に色んなことを乗り越えられる仲間がいるからなんでしょうね。
> 私はやることなす事全部ダメな方に回って一人ぼっちになったティンクに、とても親近感を持ちました♪
あのくだりは胸が痛みました。身に覚えがあっても共感できる場合と目を背けたくなる場合があります…。ティンクのウザさも「こんな自分嫌い!」と思うところなので目を背けたくなったり。
> あの虫、出て来た最初の方はウザくて嫌だったのですが、最後らへんは可愛い奴って思えました♪
台詞なしでも体一杯表現していてディスニーらしいマスコットキャラでしたね。
こういうキャラは、チャップリンへのオマージュか、もしくはチャップリンを参考にしてるような感じがしてわりと無条件で好きかも。
miriさんはダンボも苦手でしたが、サイレントでもないのに一人でしゃべらないキャラが苦手なのかな?