忘却エンドロール

素敵映画に出会えた時の感動をそのまま書き綴る、映画感想ブログ.

映画「姉妹(1955)」観た

 | 社会派ドラマ  com(4) 
Tag:日本 

姉妹(1955)
製作:日本’55
監督:家城巳代治
原作:畔柳二美
ジャンル:★ドラマ

【あらすじ】伯母の家に下宿している姉の圭子と妹の俊子は、伯母夫婦に可愛がられながら仲良く暮らしていた。さまざまな境遇に暮らす人々と出会い成長していく姉妹。やがて、父が勤める山の発電所に人員整理の波が押し寄せ…。

仲良し姉妹が魅力的でした。妹は良いものは良い、悪いものは悪いとハッキリ言える真っ直ぐな女の子で、姉は分別があってお姉さんらしいお姉さん。優しい叔母さんと面白い(?)叔父さんとのやり取りもあったかいし、色々な人との出会いや出来事を経験して、成長していく姿に爽やかな感動が。
妹と女の子の友だちのキスシーンがあったり、貧しい親子が姉妹の家族を信頼して「娘を買ってくれ」と頼むシーンなどが印象的でした。

■ Comment

No title

「ダンスウイズウルブス」と「ゴッドファーザー」は見ましたよ~。
これからの感想楽しみにしてますね。
2012/01/30 17:23  かえるママ21

>かえるママ21さん

どうも~、コメントありがとうございます。
「ゴッドファーザー」はよくオンエアしているけど、長くて重いのでなかなか観る気にならないですよね。今回、久し振りにpart2を再見して、前よりは人物把握できたんですが、ヴィトが犯罪に手を染めていく気持ちがわからなくて・・・。
「ダンスウイズウルブス」はそのうち、イラストつきで単独記事にしますね~。まあ、感想の内容はそんなに変わらないと思うけど(笑)
2012/01/31 10:58  宵乃

こんにちは。

コメントとTBありがとうございました。

 この頃(1953~1957年)は、3日に一度ほど、映画館通いしていました。が、不思議にこの映画は未見でした。佳い映画でした。この年、私が選んだベスト10の真ん中あたりに割り込むと思います。

>面白い(?)叔父さんとのやり取りもあったかいし、

 あの大工の棟梁ですね。叔父役を演じた多々良純は適役でした。「真実一路」(未レビューです)の役でも同じ事が云えるなぁと思って見ていました。

>妹と女の子の友だちのキスシーンがあったり、

 微笑ましいシーンでした。
 中原ひとみさんが、軽い口吻けのあとで、確か?「蛇みたい」と言ったように記憶していますが、間違っていたらご指摘ください。

>貧しい親子が姉妹の家族を信頼して「娘を買ってくれ」と頼むシーンなどが印象的でした。

 哀しいシーンでしたね。信州の山地では未だあのように貧しかったのかと、しんみりしながら見ていました。
2012/10/22 17:39  ascapapa〔編集

>ascapapaさん

いらっしゃいませ!
3日に一度の映画館通いですか~、映画館が身近なものだったんですね。

>  あの大工の棟梁ですね。叔父役を演じた多々良純は適役でした。「真実一路」(未レビューです)の役でも同じ事が云えるなぁと思って見ていました。

ちょっと忘れかけてるんですが、そのひとが登場するだけで、あの時代の普通の家庭の雰囲気が出せる人という感じだったかな?
ぜんぜん違ってたらごめんなさい!

>  微笑ましいシーンでした。

ですよね!とっても可愛かったです。「ひゃっこくてヘビみたい」って言ってたと思います。

>  哀しいシーンでしたね。信州の山地では未だあのように貧しかったのかと、しんみりしながら見ていました。

ほのぼのしたエピソードがあるかと思えば、このような時代の影を切り取ったようなエピソードもあって、考えさせられました。
ホント、素朴で温かみのある良い作品ですよね。
2012/10/23 10:30  宵乃〔編集
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姉妹
1955年[監督]家城巳代治[出演]野添ひとみ。中原ひとみ。河野秋武(他)   コンチと呼ばれている妹が活き活きとしている。「姉さんは神の試練と思うけど、私は政治の貧困だと思う」
八十路STUDIO|2012-10-22 17:47
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