映画「姉妹(1955)」観た

製作:日本’55
監督:家城巳代治
原作:畔柳二美
ジャンル:★ドラマ
【あらすじ】伯母の家に下宿している姉の圭子と妹の俊子は、伯母夫婦に可愛がられながら仲良く暮らしていた。さまざまな境遇に暮らす人々と出会い成長していく姉妹。やがて、父が勤める山の発電所に人員整理の波が押し寄せ…。
仲良し姉妹が魅力的でした。妹は良いものは良い、悪いものは悪いとハッキリ言える真っ直ぐな女の子で、姉は分別があってお姉さんらしいお姉さん。優しい叔母さんと面白い(?)叔父さんとのやり取りもあったかいし、色々な人との出会いや出来事を経験して、成長していく姿に爽やかな感動が。
妹と女の子の友だちのキスシーンがあったり、貧しい親子が姉妹の家族を信頼して「娘を買ってくれ」と頼むシーンなどが印象的でした。
■ Comment
「ダンスウイズウルブス」と「ゴッドファーザー」は見ましたよ~。
これからの感想楽しみにしてますね。
どうも~、コメントありがとうございます。
「ゴッドファーザー」はよくオンエアしているけど、長くて重いのでなかなか観る気にならないですよね。今回、久し振りにpart2を再見して、前よりは人物把握できたんですが、ヴィトが犯罪に手を染めていく気持ちがわからなくて・・・。
「ダンスウイズウルブス」はそのうち、イラストつきで単独記事にしますね~。まあ、感想の内容はそんなに変わらないと思うけど(笑)
2012/01/31 10:58 宵乃
コメントとTBありがとうございました。
この頃(1953~1957年)は、3日に一度ほど、映画館通いしていました。が、不思議にこの映画は未見でした。佳い映画でした。この年、私が選んだベスト10の真ん中あたりに割り込むと思います。
>面白い(?)叔父さんとのやり取りもあったかいし、
あの大工の棟梁ですね。叔父役を演じた多々良純は適役でした。「真実一路」(未レビューです)の役でも同じ事が云えるなぁと思って見ていました。
>妹と女の子の友だちのキスシーンがあったり、
微笑ましいシーンでした。
中原ひとみさんが、軽い口吻けのあとで、確か?「蛇みたい」と言ったように記憶していますが、間違っていたらご指摘ください。
>貧しい親子が姉妹の家族を信頼して「娘を買ってくれ」と頼むシーンなどが印象的でした。
哀しいシーンでしたね。信州の山地では未だあのように貧しかったのかと、しんみりしながら見ていました。
2012/10/22 17:39 ascapapa〔
編集〕
いらっしゃいませ!
3日に一度の映画館通いですか~、映画館が身近なものだったんですね。
> あの大工の棟梁ですね。叔父役を演じた多々良純は適役でした。「真実一路」(未レビューです)の役でも同じ事が云えるなぁと思って見ていました。
ちょっと忘れかけてるんですが、そのひとが登場するだけで、あの時代の普通の家庭の雰囲気が出せる人という感じだったかな?
ぜんぜん違ってたらごめんなさい!
> 微笑ましいシーンでした。
ですよね!とっても可愛かったです。「ひゃっこくてヘビみたい」って言ってたと思います。
> 哀しいシーンでしたね。信州の山地では未だあのように貧しかったのかと、しんみりしながら見ていました。
ほのぼのしたエピソードがあるかと思えば、このような時代の影を切り取ったようなエピソードもあって、考えさせられました。
ホント、素朴で温かみのある良い作品ですよね。
■ Trackback
- 姉妹
- 1955年[監督]家城巳代治[出演]野添ひとみ。中原ひとみ。河野秋武(他)
コンチと呼ばれている妹が活き活きとしている。「姉さんは神の試練と思うけど、私は政治の貧困だと思う」
八十路STUDIO|2012-10-22 17:47
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