監督:南部英夫
原作:小檜山博
ジャンル:ドラマ/ロマンス
【あらすじ】霞ヶ浦に隣接する田園地帯に、年老いた両親と暮らしている45歳の独身男性・正男。お見合いで失敗し、フィリピンパブで働くリバティには金を騙し取られてしまう。フィリピンで彼女を探し続け、いつしか無一文の浮浪者となるが…。
いやもう、何なのこの映画!?
未成年のフィリピン少女たちを人身売買して借金完済した主人公が、罪も償わず、若くて綺麗でよくできたフィリピン女性とハッピーエンドとかマジ意味わからん。
日本農家の嫁不足問題とか、結婚詐欺で大金巻き上げられて自暴自棄になって犯罪に手を染めるとか、家族と農業を愛するフィリピン女性と出会い農業への情熱を取り戻していく…などの展開は映画として理解できるが、ハッピーエンドはねーよ!
心を入替えたんなら自首して、人身売買撲滅のために警察に協力しろ!
だいたい、同郷の少女たちを売り飛ばした男を、日本まで追いかける女も理解できん。どんだけ日本人に都合のいい女なんだ。
とにかく人身売買の罪を実感してない登場人物にイラッとした。超絶トラウマ映画「ヒューマン・トラフィック」でも観て反省しやがれ!
…と、こんな感じで昨日は憤慨しながら就寝しました。せっかく楽しい映画を観ていい気分だったのに、可愛いタイトルに騙された!