忘却エンドロール

素敵映画に出会えた時の感動をそのまま書き綴る、映画感想ブログ.

映画「レスラー(れすらー)」感想

 | ドラマ  com(12) 

レスラー
製作:アメリカ’08
原題:THE WRESTLER
監督:ダーレン・アロノフスキー
ジャンル:ドラマ

【あらすじ】80年代に大活躍したプロレスラー、ランディ。だが、今では地方興行で細々と現役を続け、アルバイトで糊口を凌ぐ孤独な日々を送っていた。そんなある日、長年のステロイド常用がたたって心臓発作で倒れ、引退を余儀なくされる。

昨日、いつも通り換気してから寝たんですけど、夜中になんか寒いなぁと思って起きたら、ガラス戸全開でした☆
そりゃ寒いわ(笑)
それはともかく、「レスラー」見ました。予想以上に辛かったです。何が辛いって、プロレスの様子とそれを喜ぶ観客たちの姿を見るのが辛い…。
プロレスって今までまともに観たことなくて、この作品の最初の方であった5~10分くらいの流血試合(打ち合わせ通り)がたぶん初めてでした。それで、ちょっと見ただけでも怖いし理解できないし、なんだか泣けてきてしまって。観るのをやめようかと思ったものの、うろたえているうちに試合のシーンが終わっていたので、そのまま観続けてしまいました。
とはいえ、内容はさっぱり頭に入ってこなくて、ただ目の前を映像が流れていたという感じ。冷静に観られたら良かったんですけど、残念です。プロレスがここまで自分に合わないとは知らなかった…。
映画でしか観ないボクシングのように”プライドを賭けた戦い”で怪我をするわけでもないし、ホラー映画のように”つくりもの”と割り切って観られるわけでもないし、パフォーマンスとしての流血は怖いですね。
こういうのばっかりじゃないとは思うけど、これからはプロレスは避けようと思います。

■ Comment

こんにちは☆

>ガラス戸全開でした☆
>そりゃ寒いわ(笑)

オニヤンマの話以来でしょうか?
でも、風邪ひかないでね☆

>こういうのばっかりじゃないとは思うけど、これからはプロレスは避けようと思います。

プロレス見た事ないなら、怖かったでしょう~。
お父さまも見ない人ですのね?

・・・私は子供の頃、父と弟とジャイアント馬場とかを よく見ていたので・・・
プロレスを小学生女子が見るのがフツーの時代でした。大昔。

でもまぁ今となっては、自分から進んで格闘技を見たいとは思いませんけど、
この映画はとても出来が良かったので
特にお父さんとしての彼とか、男女の恋こころとか、
でも、お話しできそうにないですね。

お互い苦手分野はあるのですし、自分自分で気を付けて、
楽しく鑑賞出来るモノでお話しましょうね~♪
(そう考えると、やっぱり「バクダッド・カフェ」は凄かったですね~!)
2011/12/30 12:34  miri

こんにちは☆

宵乃さん、今年もいっぱい、本当に有難う☆
来年も、いっぱい宜しくね♪

今からPC閉じます。
次は今夜遅くに開けますので、色々とご挨拶して、最後に貴女に・・・でした(テヘッ)♪
2011/12/31 11:12  miri〔編集

色々な見方・・・

映画ファンが栄光・喪失感・再生と希望・そして挫折…を見事に描いた秀作と称する作品
プロレスファンがリアルだ!・いや肩透かしだ!と話題にした作品
流血や争いが嫌いな人がまともに観ることが出来ない作品

僕にとっては“ミッキー・ローク”に驚いた作品

「シン・シティ」での“ミッキー・ローク”にも驚愕したけれどあちらはまるまるフィクション全開の映画だったので違和感が無かったのですが、「レスラー」での彼はホントの“ミッキー・ローク”を見せられている感覚で、よく出来たドキュメンタリーのようでした

僕はプロレスファンではないのですが、プロレスには一言持っていて、そのうえでこの映画は素晴らしいと思います

が、正月休みには観れないですね~


さて、今年最後のごあいさつ

2012年も楽しく映画を観れたら良いですね

一瞬ですべてが変わってしまうと言うことを目の当たりにした僕らですから、能天気なことばかりは言ってられないのですが、よい映画は僕らに生きる活力を与えてくれます

来年も一緒に楽しみましょうね~
2011/12/31 12:45  |―|/‐\|\/|

>miriさん

いらっしゃいませ!
プロレスはチラッとTVのチャンネルを変えている時に見かけるくらいで、まともに観たことなかったですね~。父も野球やオリンピックくらいしか興味がなかったみたいで。

> ・・・私は子供の頃、父と弟とジャイアント馬場とかを よく見ていたので・・・
> プロレスを小学生女子が見るのがフツーの時代でした。大昔。

そうだったんですか。わたしはスポーツ観戦じたい全くしないので、こういう世界が理解できなくて。
この作品はプロレスじゃなければ楽しめたと思うんですが、最初の方で拒絶反応が出てしまうと後はあんまり頭に入ってこなかったです。もったいない・・・。

> お互い苦手分野はあるのですし、自分自分で気を付けて、
> 楽しく鑑賞出来るモノでお話しましょうね~♪
> (そう考えると、やっぱり「バクダッド・カフェ」は凄かったですね~!)

そうですね!
これからも「バグダッドカフェ」のような映画の巡り合わせがありますように♪
2011/12/31 16:39  宵乃

Re: こんにちは☆

こちらこそ、miriさんには色々とお世話になって、お話もたくさんできて、本当にありがとうございました。こちらからご挨拶にいけなくてごめんなさい。
来年もたっくさん、映画の話をしましょうね。
1月の作品はmiriさんに気に入っていただけるかな~?
ちょっと苦手なタイプかもしれませんが、どんな感想がでてくるか今から楽しみです♪
2011/12/31 16:57  宵乃

>HAMさん

本当に様々な見方のある作品ですね。
ミッキー・ロークって良く知らなかったんですけど、元プロボクサーの俳優さんなんですね?

> 「シン・シティ」での“ミッキー・ローク”にも驚愕したけれどあちらはまるまるフィクション全開の映画だったので違和感が無かったのですが、「レスラー」での彼はホントの“ミッキー・ローク”を見せられている感覚で、よく出来たドキュメンタリーのようでした

そうそう!まるでドキュメンタリーのようだったから、流血シーンも本物に思えてしまって怖かったです。
本当にリアルだったから、こんなに怖かったんですね。
素晴らしい作品だと言われると、自分が楽しめないことがますます悔しいです!!

> 2012年も楽しく映画を観れたら良いですね
> 一瞬ですべてが変わってしまうと言うことを目の当たりにした僕らですから、能天気なことばかりは言ってられないのですが、よい映画は僕らに生きる活力を与えてくれます

映画のチカラを感じる年でした。これからもよい映画を探して生きたいですよね♪
では、よいお年をお迎え下さい。
2011/12/31 17:09  宵乃

No title

あけましておめでとうございます。

窓明けて、寝る???12月の末で、北海道ではありえないですが、宵乃さんはどちらにお住まいなんですか?

かえるままもプロレスはあまり直視できないです.....
そう言えば、只今公開中の映画作品の「リアルスチール」もたしかそんな内容だったような...?
確か、人間じゃなくてロボットに戦わせるのでしたよね。

今年も映画の話、仲間に入れて下さいませ。
今年もよろしくお願いします。
2012/01/01 17:05  かえるママ21

>かえるママ21さん

明けましておめでとうございます。
あはは、北海道じゃありえないですよね~、うちは千葉なので、たぶん開けっぱで寝続けても大丈夫だったと思います。寝相はそんなに悪くないし。

> そう言えば、只今公開中の映画作品の「リアルスチール」もたしかそんな内容だったような...?
> 確か、人間じゃなくてロボットに戦わせるのでしたよね。

真剣勝負のために血が流れるのは納得できても、血を見せるために戦うというのが理解できないというか、したくないんですよね。「リアルスティール」はロボットだし、真剣勝負なのでそれなりに楽しめそうです。
では、今年もよろしくお願いします!
2012/01/02 11:55  宵乃

こんばんは☆

素敵なイラストですね!
苦手な作品なのに、頑張って描かれましたね~。
彼の表情がよく出ていて、素晴らしいです♪
(絵を描けないのに、生意気言ってゴメンナサイ)

午後に沢山コメント下さっていたみたいで、有難うございます☆
後でお返事書かせていただきますね~。
(「東京物語」見ました、良かったです)
2012/04/06 21:22  miri〔編集

見ました

レスラーはここ毎月BS-TBSで放送されてます。何でだろう?

流血が苦手ということは宵乃さんは戦争映画とかも苦手なのかな? 私は全く抵抗はなく楽しめたのですが、個人差・性差があるのでしょう。それでも、この映画は視聴者層が限られている気がしました。

私はプロレスを良く見ているし、プロレス業界内部事情についても雑誌・Webで知ることもあるので、内容をすぐに理解できました。しかし知らない人からすれば、知りたくなかったみたいな印象を持つかもしれません。内容はかなり現実に基づいてますので、ドキュメンタリードラマみたいでした。

Wikipediaを読むと監督がミッキー・ロークを熱望したようです。この映画のテーマが「老い」とか「衰え」のようなので、現実の彼と映画の役がかなり重なるので、適役ではありました。

なのでこの映画は映画の外の知識、プロレス業界の知識だったり、ミッキー・ロークの人となりについての知識がある人向けの映画のような気がしました。
2012/04/07 00:49  Deka-E

>miriさん

いらっしゃいませ!
こちらも時間が経って作品の味がわかってきた感じですね~。このシーンは彼の人間的な部分の表れているシーンなので書きやすかったです。表情が出ていると言ってくれてありがと~♪

> 午後に沢山コメント下さっていたみたいで、有難うございます☆

少しづつコメントした方が良かったなと、後で反省しました。他の方への返信もあって、大変じゃありませんでしたか?
これからは一作品ごとにゆっくりコメントしていきま~す!
それと「愛と青春の旅だち」を観たのは、二年前くらいですね。たしか地上波の深夜放送だったと思います。
2012/04/07 11:12  宵乃〔編集

>Deka-Eさん

いらっしゃいませ、コメントありがとうございます!
この作品にかぎらず、BSでは映画は一定サイクルで繰り返して放送してるみたいですね。放映権料の元を取るまでは繰り返すと思います(笑)

> 流血が苦手ということは宵乃さんは戦争映画とかも苦手なのかな?

グロイのは割と平気なんですが、このプロレスの世界ではパフォーマンスの為に流血して、それを観客が楽しんでるじゃないですか。それって、観客が他人に血を流させて喜んでるのと同じだなぁと思ったら気分が悪くなってしまって・・・。こんな事で観客の気をひくレスラーも自傷癖と何が違うんだろうと考えてしまいました。
戦争映画は基本”死にたくないから相手を殺す”がメインなので、流血シーンがあっても納得できるというか。楽しむ為に殺している描写は苦手ですけどね。

> しかし知らない人からすれば、知りたくなかったみたいな印象を持つかもしれません。内容はかなり現実に基づいてますので、ドキュメンタリードラマみたいでした。

リアルでしたね。一応、パフォーマンスのために”やらせ”を交えて派手にやってる事は知ってたんですが、流してる血は本物だし、ダメージも確実に蓄積していっているし、ここまで理解できない世界だとは思ってませんでした。ローマ時代の闘技場とたいして変わらない気がします。

> なのでこの映画は映画の外の知識、プロレス業界の知識だったり、ミッキー・ロークの人となりについての知識がある人向けの映画のような気がしました。

ミッキー・ロークについてはまるで知りませんでしたが、まさしく彼の映画だなぁという印象を受けました。彼という人間を描いた作品としては、今思い返せば、深い味わいのある作品だったと思います。
2012/04/07 11:38  宵乃〔編集
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