映画「ビッグ・ウェンズデー」再見

製作:アメリカ’78
原題:BIG WEDNESDAY
監督:ジョン・ミリアス
ジャンル:青春/スポーツ/ドラマ
【あらすじ】1960年代初め、カルフォルニアの海辺の町にはマット、ジャック、リロイを中心とする若者たちが、サーフィンを通じてグループを作っていた。彼らの夢は水曜日に来るという世界最大の波“ビッグ・ウェンズデー”に挑戦することだったが…。
以前、ブログDEロードショーで取り上げた作品で、他に観るものもなかったので再見してみました。このシーンと波乗りのシーンのどちらかを描こうか迷ったんだよなぁと、再見ついでにこのシーンも描いて載せようと思ったら…あれ「ビッグ・ウェンズデー」の記事がない!
そういえば、疲れてて感想書いてなかったんでした…。
ということで簡単に感想です。基本的に感じたことは変わらなかったような気がするものの、二回目ということで3人の見分けもそれなりにつくようになり、以前より入り込みやすかったです。まあ、あのパーティの大惨事にはやっぱり引いてしまったんだけど(笑)
ベアーがマックとジャックを仲直りさせるシーンはホロリとしたし、徴兵を逃れようとするくだりは「アリスのレストラン」を思い出しました。そして、戦地からジャックから帰ってきてからはしんみり…。

(以前、miriさんのために描いたイラストです)
でも、やはりこの作品で一番心に残るのは、”ビッグ・ウェンズデー”への挑戦ですよね!
70年代の作品なのに大迫力だし、何度観ても素晴らしくてため息が漏れるほど。
簡単に別れをすまして去っていくラストが、なんともいえない余韻を残します。
■ Comment
今回のイラストも、涙が出そうなくらい、良いです♪
>このシーンと波乗りのシーンのどちらかを描こうか迷ったんだよなぁと、
>再見ついでにこのシーンも描いて載せようと思ったら・・・
あの波乗りのイラストも、この記事に追加なさればよろしいのに~!
昨年の夏は、パソコンを開くと、あの絵でした。
皆さんにも、改めて広く公開なさったら、喜ばれると存じます☆
>まあ、あのパーティの大惨事にはやっぱり引いてしまったんだけど(笑)
あのあたり、全然忘れていて、昨年見たときにはガックリしたけど
まぁ、あの部分がないと、後の部分も生きてこないかもしれないし・・・と、無理やり納得。
>ベアーがマックとジャックを仲直りさせるシーンはホロリとしたし、徴兵を逃れようとするくだりは「アリスのレストラン」を思い出しました。そして、戦地からジャックから帰ってきてからはしんみり・・・。
ベトナム戦争は、アメリカ人全体に、深い傷を残したのですよね~。
(イラク戦争は、ベトナム戦争時のように徴兵制ではなかったから、そのあたり大きく違うらしいですね~)
>でも、やはりこの作品で一番心に残るのは、”ビッグ・ウェンズデー”への挑戦ですよね!
>70年代の作品なのに大迫力だし、何度観ても素晴らしくてため息が漏れるほど。
本当にそうですね~。
目に浮かびます。
あぁ再見したくなってきた~。
>簡単に別れをすまして去っていくラストが、なんともいえない余韻を残します。
そうですよね~。
昨年は企画の作品でしたし、私が選ばせてもらっていたので
通常の精神ではなかったような部分もあるので、再見できたらいいなぁ~♪
2011/12/10 17:37 miri〔
編集〕
いらっしゃいませ、このイラストも気に入っていただけてよかったです。
> あの波乗りのイラストも、この記事に追加なさればよろしいのに~!
> 昨年の夏は、パソコンを開くと、あの絵でした。
ありがとうございます。それではお言葉に甘えて追加させていただきますね♪
夏の間イラストを見てもらえたと思うと、なんか照れます(笑)
> まぁ、あの部分がないと、後の部分も生きてこないかもしれないし・・・と、無理やり納得。
まあ、青春の一ページってやつですよね。
> ベトナム戦争は、アメリカ人全体に、深い傷を残したのですよね~。
> (イラク戦争は、ベトナム戦争時のように徴兵制ではなかったから、そのあたり大きく違うらしいですね~)
その違いを伝える映画とかあるといいんですが。もうあるかな?
> 昨年は企画の作品でしたし、私が選ばせてもらっていたので
> 通常の精神ではなかったような部分もあるので、再見できたらいいなぁ~♪
きっとまたいい機会にめぐりあえますよ!
好きな映画はリラックスして観たいですよね。
2011/12/11 09:22 宵乃
いいシーンのイラストですね。
いろんな出来事を経て、3人がまた集まるシーンはとてもいい。
何があろうが語ることがなくても、サーフィンを通じて信頼し合えるのは素晴らしいことだと思います。
いい映画でしたねぇ、しみじみ。
何でもリメイクしてしまう昨今ですが、これはそのままにしておいて欲しいですねぇ。
以前の「ブログDEロードショー」の記事をトラックバックさせていただきました。
いらっしゃいませ、コメントとTBありがとうございます!
白くじらさんのレビューも読み直させて頂きましたが、やはり心に残るのは、疎遠になっていてもサーフィンで繋がっている彼らの絆ですよね~。彼らが集まり、そして別れるシーン、言葉なんていらないというのがしびれます。
リメイクはして欲しくないという気持ちわかります!
まるで自分の青春を思い返すような、そんな心に染みる作品でしたね。
2011/12/12 10:19 宵乃
宵乃さん。こんにちは。今日は秋晴れ。良い天気です。
>簡単に別れをすまして去っていくラストが、なんともいえない余韻を残します。
同感です!そして、その辺りに立っている若者にボードを渡して去って行く。いいラストでした!
徴兵されてベトナム戦争に参加したジャック。泣いて見送る彼女(サリー)。
数年後にジャックはベトナム戦争から戻る。しかし、ジャックをサリーは待っていなかった。すでに他の男と結婚していた彼女・・・。
これもまた戦争による犠牲ですよね・・・。
2015/10/04 11:34 間諜X72〔
編集〕
いらっしゃいませ!
少し肌寒くなってきたけど、良い天気ですね~。
> 同感です!そして、その辺りに立っている若者にボードを渡して去って行く。いいラストでした!
共感して頂けて嬉しいです。
そうそう、ボードを若者に渡すシーンでは、今度は君達の番だよと言ってるような、青春時代の終わりという感じがしました。
> これもまた戦争による犠牲ですよね・・・。
多くの若者の未来が戦争によって歪められてしまったんでしょうね。
青春映画としても反戦映画としてもすばらしい作品だったと思います。