忘却エンドロール

素敵映画に出会えた時の感動をそのまま書き綴る、映画感想ブログ.

映画「ガタカ」観ました

ガタカ2
製作:アメリカ’97
原題:GATTACA
監督:アンドリュー・ニコル
ジャンル:★SF/サスペンス/ドラマ

【あらすじ】遺伝子工学が発展した時代。遺伝子操作を受けずに生まれたヴィンセントは、ある日、何もかも敵わなかった弟に度胸比べで勝つ。それをきっかけに、彼は宇宙飛行士になる夢を叶えるため、事故で身障者となった元エリートに成り代わり…。

映画を観始めた頃に、たぶんジュード・ロウ特集で観た作品です。
懐かしいですね~。見た目はそんなにSFしてるわけでもないのに、この世界観に一気に引き込まれます。ヴィンセントが「不可能はない」と確信するエピソードもいいし、他人に変身していく過程も面白い。DNAが何より重要なこの世界では、身分証の写真なんて誰も注目していない(そして本当に気付かない)というのが意外と説得力ありました。
また、彼の”宇宙飛行士になりたい”という強い想いに、応援せずにはいられません。
生まれた時から周りに「お前には無理だ」と抑圧されていたヴィンセントと、「将来が楽しみだ」と期待をかけられていた正反対のジェローム。ふたりが”共犯者”という繋がり以上の、鏡合わせの自分自身のようになっていく過程も、ふたりの複雑な気持ちを想うと切なくなりました。
→以下、ネタバレ注意

ラストのジェロームの死は、初めて観た時は本当にショックだったんですよね。ヴィンセントとの出会いだけでは埋められなかった孤独があったのかなぁと。捜査官を騙すため、ヒロインにキスを乞うシーンなんかも切なくて…。”もう自分は必要ない”という寂しい気持ちで自ら命を断ったんだと思いました。
でも、今回はちょっと違って、ジェロームはヴィンセントを本当に自分自身のように感じて、彼が夢を叶えた事により、満ち足りた気持で彼と一緒に旅立ったんじゃないかなぁと思えました。
印象が重いものからやや明るいものに変わりつつ、初見と同じくらい感動できて良かったです。
…ただ、この先にまたジェロームの助けが必要になったらどうするのかとか、宇宙で危険な任務についている時にヴィンセントが心臓発作を起こしたらどうするのかとか、多少気になるところもあるんですけどね~。
(追記)
今回、いろいろな方の意見を聞いて、ヴィンセントはきっと任務を成功させた上ですべてを告白し、世界を変えてくれると思えるようになりました!

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■ Comment

こんにちは♪

配役がまた素晴らしかったですね
とても切ないSFで私もこの作品が好きです。

ジェロームは、最後にヴィンセントの中に、
自分では出来なかった「夢見ること」を夢見たんでしょうね。
だからこそ旅立つことを決められたのだと思いたいです。
2012/01/21 14:54  maki編集

こんにちは☆

今年初めて映画館に行って、さっき帰ってきました☆
こちらのページを開けたとたんに目に入ったイラスト、凄いですね~。
この映画の中で、良いシーンでしたね☆

私は昨日見て記事を書いて、明日アップしますが、
宵乃さんとは正反対の感想になってしまいまして、不愉快になったらゴメンナサイ☆

でも、まぁ、思ったまま書いたので、書いたままアップさせて頂きますね。
明日の午前中にTBさせて頂きますね~。
2012/01/21 15:41  miri〔編集

No title

大人の近未来SFですよね。
これで、3回観ましたが、
人間の器の許容量は遺伝子が決定してるんだと解釈しますが
実際、器を満たすとなると遺伝子だけではない、そんなメッセージ性を感じます。
テイキング・ライブスとは、また違ったヤドカリ人生が切なげです。
本当に起こりえそうな近未来SFでした。映像ではSFを感じる機会が少ないのは残念かも。
それにしても、アンドリュー・ニコル監督は優秀です。クズを出さないんで。
新作の「TIME/タイム」も中身知らないけど面白そう。
ロード・オブ・ウォー とシモーヌも個人的に傑作ですし。
では
2012/01/21 23:11  hiro

こんばんは。

私もラストの死には驚きました。
もう思い残すこともなく、一緒に旅立ったのかもしれませんねぇ。
ビンセントに関してもあの状態ではいろいろと解釈ができると思いますが、あまり暗くは考えたくないですしね。

化かしあいも面白かったのですが、ビンセントとジェロームがまるで光と闇といった感じで、二人いないと生きられなくなっていたように思えて物悲しかったです。ビンセントよりもジェロームの方に感情移入しそうで、窓からヒロインを眺めたり、キスをしてもらったり、刑事に食って掛かるところなど、言い知れない感情の起伏があったと思います。

今回はいい作品を勧めていただき、ありがとうございました。

トラックバックさせていただきました。
2012/01/22 00:46  白くじら編集

>makiさん

いらっしゃいませ、コメントありがとうございます。
makiさんも好きな作品だったんですね!
子供の頃からSFは好きだったんですけど、コメディやホラーばかりで、こういうタイプもあるって初めて知った作品だったと思います。

> ジェロームは、最後にヴィンセントの中に、
> 自分では出来なかった「夢見ること」を夢見たんでしょうね。

そう信じたいですよね!
このために生き延びてきたんだなぁと思えました。
その点に気付く事ができて、再見してよかったです。
2012/01/22 10:08  宵乃

No title

宵乃さん、おはようございます。
今回は選者も兼任で大変でしたね。お疲れ様でした。

久々の鑑賞でしたが、イーサン・ホーク演じるビンセント視点だけではなく
本物のジェロームの気持ちなどを考える事ができて
とっても意義深い再見になりました。
この作品を選んでくださってありがとうございました!


ビンセントとジェロームの絆はとっても強かったですね。
全く正反対の二人でしたが、血液など関係なしに
お互いに唯一無二、不可欠な存在となったんでしょうね。
・・・といいつつ、ジェローム死んじゃいますけど^^;
ビンセントのいない1年は彼にとっては長すぎて
きっと耐えられないんだろうな、と思いました。

過去記事に追記という形ですが、トラックバック送りますね。
2012/01/22 10:19  マミイ編集

>miriさん

今年初めての映画館、楽しめましたか~?
今回のイラストは最初に選んだシーンなんですが、これだけだと何の映画かわからないと思ったので告知用にはあちらのシーンを使いました。気に入っていただけて嬉しいです。

「ガタカ」はやはりmiriさんには合いませんでしたか~。そうだろうなぁとは思ってたんですが、他に思いつかなくて・・・。いつも、合わない作品ばかり選んでしまってスミマセン!
2012/01/22 10:30  宵乃

こんにちは。

うぎゃー、言い忘れてました。

今回のイラスト、明るくて希望が持てそうで、とてもいいのでチケット第2作目として作らせていただきました。(^^)/
でもって、かえるままさんが、またまたチケットをお持ち帰りです。(^^)
2012/01/22 11:26  白くじら編集

>hiroさん

いらっしゃいませ、コメントありがとうございます!
hiroさんのブログのコメント欄が見当たらなくて、拍手コメントでお誘いしたんですが気付かれたでしょうか?
もしご覧になってないなら、こちらの記事を一読してもらえると助かります。新しいブログDEロードショーについて書いてあるので。http://anoken.blog18.fc2.com/blog-entry-130.html

> 実際、器を満たすとなると遺伝子だけではない、そんなメッセージ性を感じます。

自分だろうが社会だろうが、勝手に限界を決めて努力をやめたら本当にその通りになってしまいますもんね。わが子には、健康で何でもやりたいことをできるようにしてやりたいという気持ちはわかりますが、こういう未来は嫌です。

> それにしても、アンドリュー・ニコル監督は優秀です。クズを出さないんで。

彼の作品はこれしか観たことがないという事に気付きました!
機会があったら他の作品も観たいです。
2012/01/22 11:42  宵乃

>白くじらさん

いらっしゃいませ、新たなチケットありがとうございました!
このシーンはいいですよね。ヴィンセントが子供のように窓に張り付いてるのが可愛くて(笑)
最初に選んだシーンで、これだけじゃ何だかわからないなと一度はやめたんですが、どうせならと描いてみました。気に入っていただけて嬉しいです♪

> 二人いないと生きられなくなっていたように思えて物悲しかったです。ビンセントよりもジェロームの方に感情移入しそうで、窓からヒロインを眺めたり、キスをしてもらったり、刑事に食って掛かるところなど、言い知れない感情の起伏があったと思います。

あまり外界との接触がないジェロームにとって、うかがい知れるヴィンセントの人生が世界のすべてのようなものだったし、同時にどんなに望んでも手の届かないところにある幻のようでもあったでしょうね。辛く寂しい想いもたくさんしたでしょうけど、最後はヴィンセントと一緒に夢に向かって旅立ったんだと信じたいです。
長いことジュード・ロウの映画と覚えていましたが、やっぱり彼が一番印象に残りますね~。
2012/01/22 13:30  宵乃

>マミイさん

いらっしゃいませ、ねぎらいの言葉ありがとうございます。
再見を楽しんで頂けてよかったです。主演ふたりの演技が素晴らしかったですよね。利害の一致ではじまった共犯関係が、それ以上の掛けがえのないものになっていくのは見ごたえがありました。
一心不乱に体を洗うシーンや、ヒロインにキスをせがむシーンなど、それぞれの切ない思いが伝わってきて・・・。わからない部分もあったけど、強く共感できる部分もあって引き込まれます。

> ビンセントのいない1年は彼にとっては長すぎて
> きっと耐えられないんだろうな、と思いました。

いつヴィンセントが亡くなるかもわからないですしね・・・。ああ発作のシーンを何度も見せられると、一年後の帰還までもつのかと不安になってしまいました。というか、海でのリベンジの時も「オイオイ!」という感じでしたが。
ジェロームの家族ってどうしてるんでしょう?
ヴィンセントの両親は亡くなったとアントンが言っていたけど、ジェロームの親については何も言ってなかったような・・・。外国での事故後、連絡をとってないのか、それとも亡くなっているのか・・・どちらにしろヴィンセントがいなければひとりぼっちという事なんでしょうね。
2012/01/22 14:28  宵乃

No title

こんばんは~。
チケット頂きました。事後承諾でごめんなさいね。
とても素敵ですね。最初のチケットを貼りました。
白くじらさんとの合作なんですね?お二人ともとてもお上手ですね。

かえるままも、2度目だったので、また違った感想になりました。
ビンセントが「不可能はない」と信じたから、努力したから、あらゆる手を使って夢を実現出来たんですね。

かえるままの勝手な想像ですが、ジェロームは、本当はもっと前に、死を意識してたんだと思います。
でも、ビンセントと出会って、ビンセントの存在を通して生きる目標になったのではないかと。
なので、ビンセントの宇宙へ行くという夢が現実になったので、自分も旅立たんだと.....勝手に思ってました。

本当ですね。宇宙で寿命がつきたり、心臓発作になったらどうしようかと、かえるままも心配しました。

お誘いありがとうございました!色んな意見が聞けて、楽しかったです。
2012/01/22 18:08  かえるママ21

こんばんは

宵乃さん、こんばんは
主催、お疲れ様でした。

ジェローム・・・

宵乃さんの記事のお陰で
少し、ジェロームに対する印象が変わりました。

それにしても、遠泳ニ兄弟(笑)は何をしてるんだか。

アイリーンが検問の時に見せる表情だったり
髪の毛を渡したり
簡易遺伝子検査所があるところなど
“遺伝子”が重要視される世界の描写はおもしろかったです。
2012/01/22 20:33  きみやす

>かえるママ21さん

いらっしゃいませ!
チケット使っていただいてありがとうございます。白くじらさんのおかげでわたしのイラストも素敵に変身して、ちょっとした感動です。

かえるママさんも、再見で新しい発見があったんですね!
ヴィンセントはある意味、革命家だったと思います。自分の夢を叶えたいのはもちろんの事、他の”不適格者”と呼ばれる人々も夢を持てる社会になって欲しかったんでしょう。おそらく夢が叶った後は、捕まってもよかったんじゃないかな。むしろ、人々に希望を与えるために自首するかも。
ジェロームとヴィンセントがそれぞれの胸中を語り合うことはなかったでしょうけど、ふたりともなんとなく先の事を察していたのかもしれませんね。わたしもかえるママさんのように、ふたりは一緒に旅立ったんだと思います。

> 宇宙で寿命がつきたり、心臓発作になったらどうしようかと、かえるままも心配しました。

ここは傍迷惑なところで、ちょっと共感できませんよね~。
兄弟の遠泳勝負も向こう見ずすぎて、ジェロームや恋人の事を忘れてしまったんじゃないかと不安になりました。あの状態で、力尽きた弟を連れて岸まで戻るのにも無理がありましたし。
まあ、そんな感じで「う~ん?」と思うところもちらほらあったんですけど、色々な意見を聞けてわたしも楽しかったです♪
2012/01/23 11:11  宵乃

>きみやすさん

いらっしゃいませ、コメントありがとうございます。
ジェロームへの思い入れが意外と強いみたいで、今回は彼の気持ちをじっくり考えてしまいました。お役に立てたようで嬉しいです。
わたしも後できみやすさんの記事を読ませていただきますね。

> それにしても、遠泳ニ兄弟(笑)は何をしてるんだか。

ふたりとも無茶しすぎですよね~(笑)

> “遺伝子”が重要視される世界の描写はおもしろかったです。

SF的なビジュアルはほとんどないのに、ちゃんとSFしてるところが好きです。
まあ、ちょっと変なところもありましたけど。
今回もご参加くださりありがとうございました!
2012/01/23 11:44  宵乃

名作中の名作

皆様の記事で本作への記憶が蘇りました。
切なく物静かなSF映像にとても心を打たれた作品です。
それでいて映像の美しさやキャラクターの美しさが素晴らしいんですよね。
本当自身を持って人に紹介できるいい映画です^^
2012/01/23 13:40  shimaneman

>shimanemanさん

いらっしゃいませ!
皆さんの記事めぐりをなさったんですね。ご参加ありがとうございます♪

> 切なく物静かなSF映像にとても心を打たれた作品です。
> それでいて映像の美しさやキャラクターの美しさが素晴らしいんですよね。

そうですね、思い入れのある作品なので、今回も涙ながらに観終えました。
SFらしい描写は少ないのに、不思議と近未来の雰囲気が伝わってくるところが好きです。
こんなSFもあるんだ~と驚かされた作品です。SF好きなら一度は観て欲しいですね~。
2012/01/23 14:35  宵乃

No title

宵乃さん、こんばんは。何度もすみません。
観終わった後もずっと考え続けてます。
私、皆さんと決定的に違う観方をしているかもしれません。

発作・・・ありましたっけ?
子供の頃は母親が過剰に反応しすぎていた気がするし
(あんな事言われたら当たり前の反応だと思いますが・・)
ルームランナーでドキドキ鼓動が早くなったのは
なりすましがバレそうになって、動転したのだと思いこんでました。
(あのシーンはジェロームのデータを使っているはずなのに、
なぜ突然ビンセントの心音が聞こえ出したのかは疑問ですが。笑)

あんなに走ったり泳いだりできる人物が心臓病なはずはない!と。
私はヴィンセントは心臓病ではなかったと思っているんです。
99%の確率で・・・と言われたけど、彼は残り1%の人間だったんだ!と。
(映像ではなかったですが、きっと訓練や負荷試験など
宇宙で耐えられる身体かどうかは検査していると思いますので。)

・・・・・私ってリアルの世界でも超お気楽で
ものすごいプラス思考と言われているんですけど
きっとこんな風に考えてる人間って私だけなんでしょうね^^;
2012/01/23 18:23  マミイ編集

Re: No title

いらっしゃいませ~。
わたしも観た後、いろいろな意見を聞いて考えまくってます。
苦しそうにしているシーンが二回くらいあったような気がするんですが、思い込みで見てたからわからないですね(笑)
確かに薬を飲むようなシーンはなかった気がしますし、彼が心臓病じゃないなら、あの体力も納得です。

> (映像ではなかったですが、きっと訓練や負荷試験など
> 宇宙で耐えられる身体かどうかは検査していると思いますので。)

ですよね~。わたしはマミイさんとは真逆で超ネガティブ思考なんですよ。
また違った見方ができそうです。教えてくださってありがとうございました!
2012/01/23 18:48  宵乃

ちょっと横から割り込みますが…

>ルームランナーでドキドキ鼓動が早くなったのは
>なりすましがバレそうになって、動転したのだと思いこんでました。
>(あのシーンはジェロームのデータを使っているはずなのに、
>なぜ突然ビンセントの心音が聞こえ出したのかは疑問ですが。笑)

これは、刑事たちがあそこで話し込んでいたので、当初より長く走らなければならなかったわけです。
そのために録音していたジェロームが終了してしまい、自分の心音がキャッチされてしまったようです。
ただ、あの心音装置がとんな仕組みになっていたかは謎ですけど。自分の心音の上からかぶっていたのかもしれませんけど難しそう。それに言われなくてもやめれるのであれば、早めにやめてもよかったような気はします。

とにかく無理はしていたようですね。
遠泳する体力はあるので微妙ですけど、いつでも運動したら死にそうになるのはまた違うような気がします。
2012/01/23 22:18  白くじら編集

Re: ちょっと横から割り込みますが…

> これは、刑事たちがあそこで話し込んでいたので、当初より長く走らなければならなかったわけです。
> そのために録音していたジェロームが終了してしまい、自分の心音がキャッチされてしまったようです。

おぉ~!
そうか、そういうことだったんですね。スッキリ納得です。ありがとうございました!

> とにかく無理はしていたようですね。
> 遠泳する体力はあるので微妙ですけど、いつでも運動したら死にそうになるのはまた違うような気がします。

普通の人でも努力に努力を重ねないと入れない場所ですもんね~。
この作品を初めて観た時、軽い先天性心疾患がみつかり、悪化したらペースメーカーと言われて凹んでたんですよ。それで、「爆弾を抱えている」というヴィンセントに感情移入しちゃって、病気でも頑張ってる!というふうに見てしまいました。なので遠泳は無理だろ・・・とも思ってたんですが、結局病気かどうかはハッキリはさせてないってことでしょうか?
監督は曖昧にしておきたかったのかな~。
2012/01/24 11:28  宵乃

いつも乗り遅れる私で・・・とほ・ほ・ほ

遅くなりましたが、TBします。
頂いたコメントに返信していたら、更に付け加えたくなりました。
週末から週初めが、最も忙しくなる日なので・・・。
みなさんの白熱した感想が、昨日の雪と同様に解けてしまった頃
一人で盛り上がっている私です(*_*;。
2012/01/26 10:44  bamboo〔編集

Re: いつも乗り遅れる私で・・・とほ・ほ・ほ

TBありがとうございました!
記事をアップする予定の方があと数人いるっしゃるので、まだまだ白熱してます。じゃんじゃんコメントして大丈夫ですよ。
あと、追記部分読ませていただきました。コメントしてきたので、お暇な時にお返事下さいね♪
寒いけど盛り上がっていきましょう!
2012/01/26 11:53  宵乃

こんばんは。

ジェロームの死は唐突ですけど、妙に納得できる部分もあるんですよね。

ボクの意見では、あれは恋人に去られた悲しみです。
『太陽がいっぱい』では露骨に、
『ガタカ』ではほんのり、同性愛がほのめかされてます。
本来、尿の手渡しなんて、男同士では気持ち悪いですから。

勝手な想像で失礼しました~。
2012/01/27 01:25  犬塚ケン編集

>犬塚ケンさん

いらっしゃいませ、コメントありがとうございます!

> ジェロームの死は唐突ですけど、妙に納得できる部分もあるんですよね。
> ボクの意見では、あれは恋人に去られた悲しみです。

あはは、ケンさんが嫌がるかと思ってあえて触れなかった部分です。ヒロインにキスを求めるのも、ヴィンセントとなんでも共有したいのかなと。
今回ポジティブシンキングを頑張った結果、ヴィンセントと同じ宇宙(と書いてそらと読む 笑)をみるには、もうあれしか方法がないと考えたのだと思えました。体を捨てる事で同化した・・・とか書くと、やっぱり引きますよね。

> 本来、尿の手渡しなんて、男同士では気持ち悪いですから。

それは女同士でも異性相手でも気持悪いですよ(笑)
これが性別真逆の作品だったらケンさん的に生唾ものだったかな。
2012/01/27 10:29  宵乃

こんばんは。

連投で失礼します。

宵乃さんも、怪しい雰囲気を感じられてましたか~。
普通の同性愛なら、ボクは男同士でもイヤじゃないです。
腐女子に媚びるのが許せないだけで(←しつこくてスミマセン)。

手渡しは美女なら……いいえ、なんでもありません。

『スナッチャー』のクリアも、おめでとうございます。
PS Oneでのプレイというのが良いですね。
ボクは最近あまりADVを遊んでないですが、
3DS初となる『善人シボウデス』はちょっと楽しみにしてます。
2012/01/28 00:13  犬塚ケン編集

Re: こんばんは。

怪しい雰囲気に目ざとくなった自分がなんだか哀しいですが、感じ取ってしまいました。
実は”腐女子に媚びるのが許せない”っていうのは、わたしも同じなんですよ。普通の子供向けのアニメとかも、最近腐女子をターゲットにした描写が多くて・・・。商業的な意図が目に付くと冷めます。
深夜放送とかなら、まだ許せるんですけどね。

> 手渡しは美女なら……いいえ、なんでもありません。

病院でそいういう光景を目にしても興奮しないで下さいね(笑)

> ボクは最近あまりADVを遊んでないですが、
> 3DS初となる『善人シボウデス』はちょっと楽しみにしてます。

サブタイはどうにかならなかったのか・・・。わたしもそれは楽しみにしていて、ソニータイマーで壊れかけのPS Oneのストレスを早く発散したいです。Vサターンもセーブデータが消えそうで怖いし、3DSの安心感が恋しい・・・。
2012/01/28 10:25  宵乃

No title

こんばんは!!
やっと見ることが出来ました!!(^▽^;)

1週間、皆さんの記事を見ないようにするのが
大変でした(笑)

ジェロームが死んじゃったのは
ビックリしましたが、自分じゃないにせよ
名前を残してくれたヴィンセントに感謝したのと
自薦を満足をしきったのかな?と解釈しました。

色々、考えさせられましたが面白い映画で
感動しました!!(^.^)

トラックバックさせて頂きます♪
2012/01/29 19:03  take51

>take51さん

いらっしゃいませ!
プロジェクターのことがあったのに、観て記事を書いて下さったんですね!
皆さんの記事を避けるのも大変だったでしょう。これから読むのも大変そうですが、無理はしないで時間のある時で良いですからね~。

> ジェロームが死んじゃったのは
> ビックリしましたが、自分じゃないにせよ
> 名前を残してくれたヴィンセントに感謝したのと
> 自薦を満足をしきったのかな?と解釈しました。

本当に何度観ても「あ~!!」となってしまうラストです。
観る人によって解釈も様々ですし、ある意味、企画向きの作品でした。楽しんでもらえてよかったです!
後で、take51さんの記事も読ませていただきますね。
2012/01/30 12:05  宵乃

スリリングでした

宵乃さん、こんにちは。
ドタバタで記事にするのが1ヶ月遅れになりましたが、ようやくUPしました。
実は同監督の新作を見て、凄くオリジナリティのある作品をつくる人だと感心したところです。
ガタカは1月下旬に観てからちょっと時間が経ってしまったので忘れている場面もあるのですが、
ガタカももう一度観たい作品となりました。
都合よく展開していくところが気になったのですが、美しい作品だったと思います。
作品のご紹介、ありがとうございました。
2012/02/20 15:58  たまさん

>たまさん

いらっしゃいませ、レビューとコメントありがとうございます!
「TIME」をご覧になって、また「ガタカ」を再見したいと思って頂けて嬉しいです。大好きな作品なので、この作品のファンが増えたら最高ですよ~。
ヒロインの映し方とか、打ち上げのシーンとか、美しいシーンが多いですよね。音楽もそれを盛り上げてました。
こちらこそ、観てくださってありがとうございました!
2012/02/20 16:39  宵乃〔編集

こんばんわ

コメント&トラバありがとうございました♪

夢を与えてくれる作品でした。

ジェロームの最期は切なかったです。(;_:)

彼は歩けなくなった時点で死んだ方がマシだと思ってたでしょうね。
ヴィンセントを救うことで自分も救われていた。
すがすがしい気持ちであちらの世界に旅立てたと思います。

また何年か経ってこの映画を再見したいです☆
2015/12/05 19:05  mia☆mia

>mia☆miaさん

> ヴィンセントを救うことで自分も救われていた。
> すがすがしい気持ちであちらの世界に旅立てたと思います。

たまに無性に再見したくなるのは、彼らの熱い想いに励まされるというのもあるけど、やはりジェロームの最期が哀しいものじゃないというのが大きいですよね。
再見して、彼の気持ちをポジティブに受け止められたのが一番の収穫でした。

企画で見たらダメだったという人も多くて結構凹んでたんですよ。なので、mia☆miaさんとお話できて嬉しかったです♪
コメントありがとうございました。
2015/12/06 10:55  宵乃〔編集

No title

貴方の記事とそれに対するコメントで新たな発見がありました。
ありがとうございます。
2016/01/20 05:03  くろY

>くろY さん

コメントありがとうございます。
くろYさんのお役に立てたようで嬉しいです♪
この作品は、毎月やっている「ブログDEロードショー」という企画で、みんなと一緒に観たんですよ。
他の方の記事を読んだり、コメントで話していると新たな発見があって面白いです。
よかったら、またご訪問下さいね~。
2016/01/20 11:16  宵乃〔編集
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