海外ドラマ「シャーロック・ホームズの冒険」シーズン1 まとめ感想
ジェレミー・ブレット版「シャーロック・ホームズの冒険」のまとめ感想です。過去記事から拾おうと思ったら、シーズン1はまだサイドバーに書いてた頃なので、自分用備忘録から引っ張ってきました。
- 第1話「ボヘミアの醜聞:A Scandal In Bohemia」
- 見逃していた第1話をやっと観た。再放送ありがとう!シャーロックの能力をいかんなく発揮し、見事裏をかかれるというインパクトある第1話だと思う。ワトソン君をじっくり見たけど、やっぱり俳優さんの違いがわからない(泣)…誰か、比較画像を!
- 第2話「踊る人形:The Dancing Men」
- 悲惨な結末。あの奥さんも、夫を信用するならもう少し話せばよかったのに。親が決めた婚約者が執拗に追ってきたと相談すれば、彼だって警備を厳しくしたかも…。しかし、銃がなければ誰も死ななかったかもね。にしても、踊る人形のポーズを再現するシャーロックがお茶目。そしてふたりとも若々しい…。交代するまえにワトソンの顔をよく覚えておこう。
- 第3話「海軍条約事件:The Naval Treaty」
- お茶目なシャーロックの一面が見られて楽しめた。 何も説明せず、パーシーをロンドンに行かせ、自分は木陰で休むシーンがステキでした。白いスーツが決まってます。事件解決後、芝居がかった伝え方も彼らしい。それに乗ってくれるハドスンさんも好き!バラの美しさを見て、神への希望を語るところも良かった。アニーとパーシーの幸せそうな様子で終わって満足です。
- 第4話「美しき自転車乗り:The Solitary Cyclist」
- タイトルに偽りなし、ヒロインが品よく美しかった。女に興味なしというシャーロックと、美しい人=素晴らしいひとと思いがちなワトソンの違いが面白い。現場に赴いたワトソンが頑張って調査して帰ってきたら「酒場に行けば~」とさんざんな言われよう。よく一緒にいるなぁと感心してしまった。事件はまあ依頼人がハッピーだし、悪人だけど愛に目覚めたおじさんはシャーロックたちのおかげで軽い刑で済んだし、何より彼の娘を自主的に預かったバイオレットの優しさがよかったです。
- 第5話「まがった男:The Crooked Man」
- 今回はほとんど推理してないですね。でも、シャーロックによる初動捜査の様子は観ていて面白いし、なにより”曲がった男”の熱演が素晴らしい。相変わらず美人役の女優さんは本当に綺麗な人だし(王子様の恋人だったとか!)。因果応報という結末だったけど、失われた年月も彼の体も戻らないから、ちょっと切ないなぁ。まあ、愛があれば乗り切れるよね!ラスト、今回は推理を披露できなくて物足りなかったのか、夫人が言っていた名前は一体何のことだったのか、ワトソン君にカッコつけて披露。でも、事前に調べていた事がバレて、ワトソン君に一本取られちゃうシャーロックの顔が良かった。
- 第6話「まだらの紐:The Speckled Band」
- 酷い話だよねぇ(作品的な意味ではなく)。血のつながりはないとはいえ、娘の方は父親として慕っていたのに、金に目がくらんで…だなんて!シャーロックさんが怒るのも当然。毒蛇だと見破って、張り込みにワトソンをつき合わせるのをためらったと打ち明けるのがよかった。もうすっかり相棒なんだよね。ヘビとの格闘シーンを物語後に持ってきたのも面白い構成で、印象的でした。彼女に婚約者がいるのが救い。
- 第7話「青い紅玉:The Blue Carbuncle」
- クリスマスの時期なので、街に音楽が溢れていてよかった。帽子一つで推理を繰り広げる様子はさすが。最初はバカにしていたワトソン君が、その説得力にみるみる居心地悪そうになっていくのが面白い。そして、まさかの大事件に発展し、シャーロックにとっては願ってもないクリスマスプレゼント?あの手この手で犯人を追い詰めていくのが心地よい!このままスカッと解決かと思いきや、犯人が普通の気弱な男だとわかり、嫌悪しつつも警察に突きつけられず。あんな男を監獄に送ったら自分を許せない、今日は人に優しくする日だからと、シャーロックが意外な一面を見せてくれました。