忘却エンドロール

素敵映画に出会えた時の感動をそのまま書き綴る、映画感想ブログ.

映画「赤毛のアン」4作観ました

 | 青春ドラマ  com(6) 
Tag:カナダ 西ドイツ 

赤毛のアン
製作:カナダ・アメリカ・西ドイツ’86
原題:ANNE OF GREEN GABLES
監督:ケヴィン・サリヴァン
原作:L・M・モンゴメリ
ジャンル:★青春/ファミリー/文芸

【あらすじ】カナダのプリンス・エドワード島に住む、マシュウとマリラの独身の老兄妹。孤児院から男の子を引き取るが、手違いで赤毛の少女アンがやってきた。空想が好きでおしゃべりな少女に手を焼くが、やがてかけがえのない存在となっていき…。

ちらほら観た事はあった「赤毛のアン」を、初めてちゃんと観ました。まあ、元はドラマだったみたいで、ところどころすっ飛ばしたなぁと思うところはあるものの、とても面白くて録画してあったのを一気に鑑賞。原作も読んだ事がなかったから、大筋すらほとんど知らなかったんですよね。老夫婦に引き取られたのかと思ってたら兄妹だったし!
アンの性格は、いろいろなところで聞いていたので、なるほど確かに身近にいたらめんどくさそうな子だなぁと思いました(笑)
あの想像力と芝居がかった言葉遣い、放っておけばいつまでも続きそうなおしゃべりには負けます。とってもいい子ではあるし、物語の主人公としては大好きだけど、実際に彼女の友達や家族になったら…。
あと驚いたのが、どんだけアンのことが好きなんだよってくらいのギルバートの一途さ。1年だか2年だか無視されまくっていて、あれだけ好きでいられるのは凄い事だと思います。ややストーカー気味だったけど。
三作目のサブタイが「アンの結婚」でやっと彼の想いが報われるのかと思ったら、ぜんぜん一緒にいられなくて悲しい。「新たなる旅立ち」にいたっては、もうお亡くなりになってるし!
そして、当然の事ながら、アンの育ての親マリラとマシューとの交流には心温まりました。不器用なマリラと寡黙なマシュー。彼らのためにアンがいて、アンのために彼らがいると思えるくらいの深い絆に、なんど目頭が熱くなったことか。ギルバートや心の友ダイアナとのことを見守る目が本当に優しくて、血がつながっていない事なんてすぐに忘れてしまいました。
他にも、孤児院の院長さんや女学校の校長キャサリンなど、魅力的な人々がたくさんいたし、プリンス・エドワード島の風景もたっぷり堪能できました。
出来れば原作やドラマ、アニメも観てみたいです。

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「赤毛のアン グリーンゲーブルズへの道」観ました

■ Comment

嬉しいです、記事になってた!

もしやと思って再度伺ったら、あった、あったよ!
アンのファンの私としては嬉しい限りです。

>当然の事ながら、アンの育ての親マリラとマシューとの交流には心温まりました。不器用なマリラと寡黙なマシュー。彼らのためにアンがいて、アンのために彼らがいると思えるくらいの深い絆に、なんど目頭が熱くなったことか。

私もみっともないと思う位、どうしてこんなとこで泣くかなと思いつつ目頭を熱くしました。孤児のアンがやること、1つ1つがいじらしくてしかたがありません。決してあなたは送り返されることはないからと教えてあげたいぐらい・・・。

あのつんと上を向いた鼻がアンらしいわね。

ダイアナが原作以上に普通の女性として描かれていたことや、女学校の校長キャサリンが隠していた悲哀をアンにさらけ出すシーンなど好感が持てました。
アンがギルとの愛情一辺倒にならずに、友人や周囲を明るく照らしていく生き方は、何度触れても素敵です。

語りつくせないほどアンの魅力はまだまだありますね。
2011/10/25 15:34  bamboo〔編集

>bambooさん

どうも~。今日、イラストを描き終わったらアップしようと思っていたら、bambooさんの記事に気付き、わたしも急がなければと急いでアップしました!
やはり、人々に愛されてきた作品だけあって素晴らしかったですね。最近涙腺がゆるくなってきたのもあって、うるうるしながら観てました。

> 孤児のアンがやること、1つ1つがいじらしくてしかたがありません。決してあなたは送り返されることはないからと教えてあげたいぐらい・・・。

いつも精一杯で、自分の事ばかりではなく周りの人の事まで一生懸命で・・・本当にいじらしいですよね。マリラやマシューが大切に思うのも当然です。
ギルバートに対して意固地になったり、やたらと自分の容姿を気にしたり、年相応の女の子らしいところがあるところもいい。あの役者さんははまり役でした。

> ダイアナが原作以上に普通の女性として描かれていたことや、女学校の校長キャサリンが隠していた悲哀をアンにさらけ出すシーンなど好感が持てました。

ダイアナって原作では普通じゃないんでしょうか?
まあ、アンの心の友だから、ちょっと変わってるのかな(笑)
キャサリンは脇役では一番好きなキャラクターです。グリーンゲイブルズにきて、涙をながして微笑むシーンが印象的でした。
周囲を明るく照らしていく生き方、まさにその通りでしたね!
2011/10/25 16:21  宵乃

こんばんは

ようやく、仕事が終わったきみやすです。

おお!『赤毛のアン』じゃないですか。

>マリラやマシューが大切に思うのも当然です。

この二人は、本当に素晴らしいですよね。

家内も『赤毛のアン』が好きなので
よく、映画も観かえします。

アニメも素晴らしいですけど
原作も、やはり素晴らしいので
機会があれば是非、手にとってみられて下さい。

同じモンゴメリの書いた『青い城』という作品も
これまた、おすすめです。


2011/10/25 19:31  きみやす

>きみやすさん

お疲れ様です!
「赤毛のアン」よかったですよ、こんなにいい作品を今まで知らなかったなんて!
観る前はマシューのことはほぼ知らなかったし、マリラにいたっては意地悪な役どころなのかと思ってました・・・。やっぱり、名作はちゃんと読んでおかないとだめですね~。

> 家内も『赤毛のアン』が好きなので
> よく、映画も観かえします。

ご夫婦でお好きなんですね。お子さん達もかな?
原作、アニメ、ドラマ、映画と多くの作品があって、多くの人に愛されているんですね。
『青い城』も、機会があったら是非読んでみたいです!
2011/10/26 07:02  宵乃

たぶん成功(*^_^*)

こちらからは大丈夫のようですね。(ほっ)
2011/11/08 20:58  bamboo叉の名を しずく〔編集

Re: たぶん成功(*^_^*)

> こちらからは大丈夫のようですね。(ほっ)

TB受け取りました!
でも、返信はやはり届いてないようですね~。
yahooブログのヘルプページを見つけたのでどうぞ。
http://help.yahoo.co.jp/help/jp/blog/blog-78.html
2011/11/09 09:24  宵乃
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やっぱり大好き赤毛のアン!
昔からの愛読書だった赤毛のアンがBSで放映されるのを知り録画。忙しいので後から観ようと思っていたのに、ついつい昨日までの分を最後まで観てしまった。 やっぱりアンは大好きだけど、ますますマリラとマシューの存在が大きく見えた今回。特にマリラは、引っ越してし...
しずくの水瓶|2011-11-08 20:52
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