忘却エンドロール

素敵映画に出会えた時の感動をそのまま書き綴る、映画感想ブログ.

映画「瞼の母(1962)」観た

 | 時代劇  com(6) 
Tag:日本 

瞼の母(1962)
製作:日本’62
監督:加藤泰
原作:長谷川伸
ジャンル:時代劇/任侠

【あらすじ】生き別れになった母を探し旅を続けていた忠太郎は、弟分の半次郎が飯岡一家の喜八らに狙われていると知り駆けつける。そこで、半次郎を想う母の愛に心うたれた忠太郎は、喜八らを叩き斬って自分がやったと書き残すのだった…。

またもやイラスト無しですみません。冬は手が冷えて関節が腫れてくるので。
映画の感想ですが、大衆演劇的な一挙一動が芝居がかっていたものの、そういう”くさい”部分も含めて味のある作品でした。
とにかく主人公がめそめそしてるんですよ。堅気に戻るチャンスをふいにしようとする半次郎を止めるため、「お前にはおっかさんがいるじゃねぇか」と始まって、自分が探し求める母親への想いを語りだし。字が書けず、半次郎の母親に手を取ってもらって手紙を書きつつ、目を潤ませながら彼女に母の面影を重ね。盲目の三味線弾きを助け、もしや母親じゃないかと興奮し。実母との涙ながらの再会、すれ違い…と、最後まで涙なみだの物語でした。(主人公が)
去っていく忠太郎を引きとめようと実母が走り出すものの、湯飲みを倒してしまい足を止めるシーンが印象的。忠太郎が座っていたぬくもりを確かめるように、畳を撫でるとこもジーンときますね。
全体的に、絵になるシーンが多かったです。
ラスト、瞼をぎゅっと閉じ、震えながら母の姿を思い浮かべる忠太郎の男泣きが、この作品らしくてよかったです。

■ Comment

こんにちは☆

>またもやイラスト無しですみません。冬は手が冷えて関節が腫れてくるので。

関節が腫れる・・・?
どうぞご無理なさらず、私達ファンは、ずっと待っていますからね~。
宵乃さんの体調を悪くしてまで描かないでくださいね☆

>映画の感想ですが、大衆演劇的な一挙一動が芝居がかっていたものの、そういう”くさい”部分も含めて味のある作品でした。
>とにかく主人公がめそめそしてるんですよ。

本当に書かれている通りの映画でしたね~!
私も「よっ!きんのすけ~!」と言ってはみたものの、
全然思ったような内容ではなくビックリしました。

>去っていく忠太郎を引きとめようと実母が走り出すものの、湯飲みを倒してしまい足を止めるシーンが印象的。忠太郎が座っていたぬくもりを確かめるように、畳を撫でるとこもジーンときますね。

あのヒトの台詞が酷過ぎて、ずっこけましたわ~。
妹と婚約者はキレイごとの良い人でしたし、足して2で割ればちょうど良かったけど
仕方ないですね~。現実も(想像すると)これに近いのではないでしょうか???

>全体的に、絵になるシーンが多かったです。
ラスト、瞼をぎゅっと閉じ、震えながら母の姿を思い浮かべる忠太郎の男泣きが、この作品らしくてよかったです。

今月は邦画を沢山見ていて、この作品も名作というわけではないけど
見られて良かった作品の一つです。
・・・色々と思ったけど、結構迫力で引っ張ってくれて、良い邦画でした。
あ、しゃべり方が早口で、そこだけちょっと良くなかったです~。

追伸:さっき書き忘れましたが、DVD今日届きました♪ 金曜日まで我慢です~!!!
2012/01/17 16:50  miri〔編集

>miriさん

いらっしゃいませ、心配していただきありがとうございます。
手が冷え続けると、凍傷なのかなんなのか、指の関節部分が赤く腫れてくるんですよね~。今年は指先だけ出ている手袋をつけるようになったので、だいぶ納まってますが。
お言葉に甘えて、冬は余裕のある時か、どうしても描きたい時だけ描こうと思います♪

> 本当に書かれている通りの映画でしたね~!
> 私も「よっ!きんのすけ~!」と言ってはみたものの、
> 全然思ったような内容ではなくビックリしました。

miriさんも同じ印象を抱かれましたか。わかりやすいストーリー、わかりやすい感動が満載の、ちょっと古臭い大衆娯楽作品でしたね。昔はこういう演劇があちこちで上演されてたのかなぁと思いながら観ました。

> あのヒトの台詞が酷過ぎて、ずっこけましたわ~。
> 妹と婚約者はキレイごとの良い人でしたし、足して2で割ればちょうど良かったけど
> 仕方ないですね~。現実も(想像すると)これに近いのではないでしょうか???

忠太郎の前に古い仲間を追い払うのも酷かったですし・・・。世知辛い世の中ではよくある光景なんでしょうね。
まあ、すぐに後悔して追いかけたからまだ良かったけど。
演技は大げさな部分があったものの、悪役の何気ない会話シーンなど人間くさい部分もしっかりあって見ごたえありました。

> ・・・色々と思ったけど、結構迫力で引っ張ってくれて、良い邦画でした。

そうですね。名作と聞いていたので期待して見たのに、期待とはちょっと違っても楽しめました。”迫力で引っ張る”まさにその通りでした。

さっそくDVDゲットしましたか。わたしも金曜日を楽しみにしてスタンバってます♪
2012/01/18 10:04  宵乃

こちらはそぼろ雨

>またもやイラスト無しですみません。冬は手が冷えて関節が腫れてくるので。

大丈夫ですか?無理されないで下さい。
私も“指先だけ出ている手袋”の愛用者ですよ。
PCのキーを叩く時、読書する時 など、毎冬つけています。山以外に家で常用する4種類をダイニングや炬燵、自分の部屋(元は子供部屋)、エプロンのポケットにそれぞれ置いています。
あれこれ試して便利なのを追求し続けていますが、今は、昨年冬物一掃セールのワゴンで買い求めたロング指出し手袋が今のお気に入りです。親指と小指が長く編んであったのを使い易いように、器用な七つ星のお姉さんに1cm短くしてもらいました。
手編みでざっくりと編まれた感触が快いです。
定番ですが六花の雪結晶デザイン手袋を見るとつい手にとってしまいたくなるのです。
もしかすると手袋コレクターかもと思っています。
昨日は快晴だったので、そのすべての手袋たちを手洗いして干してあげたので、今、私の手を温かく包んでくれていますよ。
2012/01/19 10:36  bamboo〔編集

>bambooさん

いらっしゃいませ、心配してくださってありがとうございます。あと、鍵コメもありがと~。
手袋をつけるようになってからは、連続で描かなければ大丈夫になりました。やはり、長時間冷やすとだめですね。
bambooさんも手袋愛用者でしたか。部屋ごとに手袋を置いてあるとは、さすがです。わたしは先月思いついて、セールで買ったけどサイズが小さすぎた手袋の先端を切っちゃいました(笑)
指の腹の部分だけ切り取ったので、指先までわりと温かいです。ほつれてきたけど・・・。
器用なお姉さんの知り合いが欲しいです!

> 定番ですが六花の雪結晶デザイン手袋を見るとつい手にとってしまいたくなるのです。
> もしかすると手袋コレクターかもと思っています。

可愛い手袋があると、つい手にとって眺めてしまいますよね。白い手袋に惹かれるけれど、汚さない自信がなくて結局別の色を買ってしまいます。
千葉は長いこと晴れてますよ。雨が恋しいくらい。
2012/01/19 12:09  宵乃

こちらもお邪魔します☆

良いですよ~☆
素敵なイラストです!

二人とも、それぞれのこころの内まで分かるみたいな、そんなイラストです♪
これはカラー映画でしたけど、イラストは白黒がピッタリです!!!
2012/04/11 20:07  miri〔編集

Re: こちらもお邪魔します☆

こちらもありがとうございます♪

> 二人とも、それぞれのこころの内まで分かるみたいな、そんなイラストです♪
> これはカラー映画でしたけど、イラストは白黒がピッタリです!!!

そう言って頂けて嬉しいです。あと8作品ほど残ってるので、頑張りますね!
あと、さっき書こうと思ってたんですが、バンプは若い世代ですし、歌のモチーフに「銀河鉄道」を使ったのは、人魚姫やロミオとジュリエット、かぐや姫のように、みんながパッとイメージできて共感しやすい作品として「銀河鉄道」を認識してるってことだと思いますよ。
2012/04/12 10:16  宵乃〔編集
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