忘却エンドロール

素敵映画に出会えた時の感動をそのまま書き綴る、映画感想ブログ.

映画「シルバラード」観ました

シルバラード
製作:アメリカ’85
原題:SILVERADO
監督:ローレンス・カスダン
ジャンル:★西部劇

【あらすじ】故郷シルバラードへ帰ろうとしていたエメット。その道すがら、砂漠で身包み剥がされたペイドンや、縛り首寸前の弟ジェイク、酒場で揉め事を起こしたマルを助ける。やがて、シルバラードに辿り着くが、牧場主が土地独占を企てており…。

やや軽めな正統派西部劇。ちょっと地味かもしれないけど、気分よく観られる作品でした。
なんたって、全面対決となる理由が復讐でも恋人でもないですからね。家族や友だちを守るため、決着をつけようと立ち上がる主人公たちがカッコイイ!馬に乗った4人が並んで歩くサマなんて、ベタすぎるけど決まってます。
4人の仲間のうち、兄弟であるふたり以外はたまたま知り合っただけなのに、「じゃあ、またな!」と別れて数年後に偶然出会っても昨日別れたみたいに仲良くしてそうな雰囲気があって、それがまたよかった!
酒場の女主人ステラ(おばさん)の身を案じて動けなかったペイドンは渋くて素敵だし、女絡みで縛り首になりかけたエメットの弟はコミカルで楽しかったです。
ラストの銃撃戦もただ撃ちまくるわけじゃないし、仲間に後ろから敵が迫るのを知らせるため、顔すれすれに撃ったりするところがお茶目。何気に、家に火をつけようと投げたたいまつを撃ち落した名も無き村人が凄かったです。
ただ、サクサク進んでいくので、顔を覚えられないわたしには一回じゃ理解しきれませんでした。時間のある時に、また見直そう…。

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■ Comment

こんにちは。

面白かったですねぇ。
おっしゃられている通り、4人が肩を並べるシーンはぞくっとします。
いろいろな目的で、悪に立ち向かいますが…逆にいろんな意味で悪人と呼ばれる人たちも、どんだけ悪いことしてんだ!って気もしますけど。(^^;

エメットの弟は軽かったですねぇ、おそらくもっとも銃の腕が凄くなければならないはずなのに。
いろいろな種類の西部劇のお手本となるような作品だったと思います。

トラックバックありがとうございました。
こちらからもさせていただきました。
2011/11/19 15:45  白くじら編集

>白くじらさん

ホント西部劇とか冒険活劇のお手本でしたね!
重過ぎないところがよかったです。

> いろいろな目的で、悪に立ち向かいますが…逆にいろんな意味で悪人と呼ばれる人たちも、どんだけ悪いことしてんだ!って気もしますけど。(^^;

そこら辺は記憶が薄らいできてますが、西部劇の悪人は本当に悪い人が多い気がするので仕方ないかも。「バック・トゥ・ザ・フューチャー」は面白かったけど、西部開拓時代に行きたがる気持ちはわかりません!(笑)
2011/11/20 10:16  宵乃

面白かったです。

正統派の西部劇という事でしょうか?

>馬に乗った4人が並んで歩くサマなんて、ベタすぎるけど決まってます。

そして、背景の大自然が素晴らしいです!CGやスタジオ撮影では表現できない世界です。

>女絡みで縛り首になりかけたエメットの弟はコミカルで楽しかったです。

まだブレイクする前のケビン・コスナー。軽くてお調子者の若者を演じていました。

>役者として人の心を深く理解し、共感する力が強かったためかもしれませんね…。

ロビン・ウィリアムズ。素晴らしい感性を持った人だからこその悲劇です。
2022/02/12 20:34  間諜X72〔編集

>間諜X72さん

いらっしゃいませ。
西部劇を語れるほど詳しくはないんですが、私的には正統派西部劇と言ってもいい作品だったと思います。

> そして、背景の大自然が素晴らしいです!CGやスタジオ撮影では表現できない世界です。

ですよね。内容は忘れかけているものの大自然の美しさは印象に残ってます。

> まだブレイクする前のケビン・コスナー。軽くてお調子者の若者を演じていました。

ケビン・コスナーでしたか。この作品のような好演を重ねてブレイクに繋がったんでしょうね。
2022/02/13 09:07  宵乃〔編集
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シルバラード
4人の怒りが、今、爆発する! 1985年(Silverado)製作国:アメリカ監督:ローレンス・カスダン原作:製作:ローレンス・カスダン、マーク・カスダン製作総指揮:脚本:ローレンス・カスダン撮影:ジョン・ベイリー音楽:ブルース・ブロートンamazon.co.jpで詳細を見る。 あ…
MOVIE-DIC|2011-11-19 15:38
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