忘却エンドロール

素敵映画に出会えた時の感動をそのまま書き綴る、映画感想ブログ.

映画「12モンキーズ」を観たら・・・

タイムトラベルものにも色々タイプがあるなぁと夜中に気になりだして、ついに一睡も出来なかったよ!
今日は別の作品の感想を書こうと思ってたけど、今夜は熟睡したいので、とりあえず頭の中のものを全部出してしまおうということになりました。まずは「12モンキーズ」の感想など。

製作:アメリカ’95
原題:TWELVE MONKEYS
監督:テリー・ギリアム
ジャンル:SF/サスペンス

【あらすじ】2035年、謎のウィルスにより人類の約99パーセントが死滅した。地下に追いやられた人類は、その原因を探るため、囚人コールをウイルスが発生した1996年へと送り出す。”12モンキーズ”という謎の言葉が唯一の手がかりだったが…。

「ラ・ジュテ」の衝撃が今も残っているので、面白いのか面白くなかったのかわかりませんでした。とにかく長い。先に「12~」を観ていれば違ったかも知れないけど、オンエア見逃したんですよ。まあ、もし同じくらいの衝撃を受けたとしても、単純に短い映画の方が好きなので結果は変わらないか。
回想シーンに登場する人物の顔は見せない方がいいとか、彼女が博士に電話するシーンで犯人が視聴者にわかるのは早すぎるとか、そんなことを思いました。

で、本題ですが、タイムトラベルものではタイムパラドックスが起きないように考えられた時間の考え方みたいなのがあるじゃないですか。今まで見た作品を分類するならどう分けられるかなぁ、と考えてたらいつの間にか朝にタイムトラベルしてしまったわけです(笑)
以下、あまり専門知識のないわたしが自分のために考えたタイムトラベルものの分類なので、興味のない方はスルーしちゃって下さい。っていうか長すぎて確実に引きます。用語の使い方とかも、たぶん間違ってるよ!

1、「神はサイコロを振らない」改め、すべては筋書き通りの「運命」タイプ
何もかもが決まっている、筋書き通りに進む世界。過去に干渉して”現在”を変えようとしても、”現在”の状態は過去への干渉も含めてその状態なので、”現在”を変えることはできない。その筋書きにタイムパラドックスが含まれていないならば、タイムパラドックスは起こりえない。
例えば、未来の自分に出会ったことのない人間が、何度過去に戻っても、過去の自分が未来の自分に気づくことはない。過去の自分にそれを気付かせようとする事は、タイムパラドックスを起こす事になるが、そういう考えを持った人間はタイムトラベルの機会にめぐり合わないか、あっても成功しない。
また、筋書きにタイムパラドックスが含まれている場合とは、例えば、子供の頃、ある人に貰った物を、大人になってからタイムトラベルして過去の自分に渡し、”ある人”が自分だったと判明した場合、その”物”はどこから発生したのかわからない”存在しないはずの物”になる。それは矛盾だが、筋書きをつくったのが人間なら、つまりフィクションではよくある事(笑)
よって、過去・現在・未来は全て決まっていて変える事はできず、実際にはタイムパラドックスも起こり得ない。
ただし、”現在”を変えられないといっても、自分が知る”現在”の姿が真実とは限らない。例えば、殺された人を救うために過去へ行き、その人が死んだと”現在”の自分に思い込ませるための芝居をすれば、殺されたと思っていた人は死んでいなかった事になる(というか、判明する)。だがそれも筋書き通りだった場合のみで、そうでないなら必ず失敗する。

2、「時間の復元力」タイプ
時間は河のように一方向に流れていて、そこに石を投げ入れても小さな波紋が起こるだけで、大きな流れ自体は変える事が出来ない。よって、タイムパラドックスを起こすような行動を過去で行っても、必ず何らかのかたちで阻止されてしまう。
「運命」タイプと似ているが、一番の違いは、タイムパラドックスに関係ない出来事なら変えられるということ。例えば、タイムトラベラーの存在を揺るがす、親殺しや自分殺し、タイムトラベルの動機に関することなどは変えられないが、それに関わらない小さな事…会うはずだった人に会わせなかったり、ぶつかるはずだった小さな障害を取り除くことなどは可能。タイムトラベラーにとっての”今”が、時間の流れに多少の影響を及ぼす世界である。
「運命」タイプと同じく、自分をだます芝居をうつことで事故や事件を回避する事もでき、なおかつ辻褄さえ合っていれば必ず失敗するという事はない。
ただし、タイムトラベラーの記憶が矛盾の基準になるとは限らない。記憶操作して、上記のようなやり方で過去を変えようとしても、客観的に見て矛盾が生じる事は出来ない。

3、「パラレルワールド」タイプ
サイコロを振れば、1が出た世界、2が出た世界、3が出た世界…というふうに、可能性の限り、世界が分岐して存在している。全ての可能性が存在するということは、それぞれの世界が筋書き通りの世界であるとも考えられ、「運命」タイプと同じくタイムトラベルによる時間の流れへの影響は無い。
よって、過去を変えても分岐した別の未来の存在を知るだけで、自分の属する世界は何も変化せず、タイムパラドックスは起こりえない。
また、歴史的な出来事がある時のみ分岐するという考え方もある。例えば、人間ではなく恐竜が進化した世界や、電気でなく蒸気機関が発達した世界など、パラレルワールドごとに全く違う歴史をもつ。その場合、他のタイプと併用される事が多い。

4、「バタフライ効果」タイプ
過去へのほんの僅かな干渉でも、時間が離れれば離れるほど、その影響は未来へ大きく表れる。よって、過去へ干渉すると現在(未来)が大きく変わってしまうが、原因を取り除けば元の流れに直すことも可能。タイムトラベラーにとっての”今”が、時間の流れに大きなの影響を及ぼす世界。
また、タイムパラドックスが起こりそうになった時、「時間の復元力」タイプと併用される事もある。その場合、タイムパラドックスを起こそうとした人物が”存在しなかった”事にされ、調和が保たれることが多い。

(5、「記憶だけ」タイプ)
精神のみが過去や未来の自分に移動するタイプもあり、他のタイプのどれかと併用される。
例えば「運命」タイプと併用した場合、タイムトラベラーの行動の結果も筋書きにあるため、タイムトラベルしても乗っ取られた時の空白の記憶の間の出来事が判明するだけである。

<時間モノ映画の分類>(ネタバレになるので下に移しました)
1、運命タイプ
「12モンキーズ」、「ラ・ジュテ」、「サマータイムマシン・ブルース」、「ターミネーター」、「タイムライン」などが当てはまります。理詰めの人が好みそうな理論。
2、時間の復元力タイプ
有名なのが「タイムマシン」。愛する人を救うために過去へ行くけど、彼女が死ななければタイムマシンは造られず、彼が彼女を救うこともありえない。その矛盾が起こらないように世界が作用するため、たとえ彼が何度過去へ戻っても彼女を救うことはできません。ただし、上で書いたように、周りの人すべてが自分を騙していたという状況を過去でつくり上げることができれば、彼女は死んでいなかったという事にできるはず…。大規模すぎる!(笑)
一番しっくりくる理論だけど、この作品で起こる現象は微妙。自然現象はもっとシンプルで合理的だと思う。タイムトラベルで記憶障害が起こるとか。
3、パラレルワールドタイプ
「ドラゴンボール」をみて育った世代にはおなじみ。SF的に使いやすい理論。当てはまるのは「デジャヴ」(Aの世界の主人公による干渉&失敗に気付いたBの世界の主人公が、Cの世界のヒロインを救う)とか。
4、バタフライ効果タイプ
バック・トゥ・ザ・フューチャー」「バブルでgo」など。矛盾があっても面白ければいいけど、現在(未来)が変わった時に、主人公に新しい歴史の記憶がなかったりするのが寂しい。だんだんと記憶がよみがえる場合もあるけど、それはそれで寂しい。人生をただの情報扱いされたみたいで。
5、記憶だけタイプ
バタフライ・エフェクト」はバタフライ効果タイプ(一部「運命」タイプ?)、「恋はデジャ・ブ」は時間の復元力タイプと併用されていると思われる。だが、タイムリープモノはその原因がわからないことが多く、SFというよりファンタジーの傾向が強い。

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「ラ・ジュテ」観ました

■ Comment

こんにちは☆

>今まで見た作品を分類するならどう分けられるかなぁ、と考えてたらいつの間にか朝にタイムトラベルしてしまったわけです(笑)

いや~マジに睡眠時間が心配になりました☆
きっと今夜はぐっすりですね!

>以下、あまり専門知識のないわたしが自分のために考えたタイムトラベルものの分類なので、興味のない方はスルーしちゃって下さい。

すごく詳しくお考えになって、すごいなぁ~と思いました☆
私は分類なんか無理だろうな~と・・・

見ていない作品も多いですが、見ている作品で考えても「ほぉーそーだったのかー」という感じで、
それぞれ一長一短ですね!

鑑賞者としてなら、どれもこれも面白そうでも、もしも自分に起こりえるなら、と考えると、
1~4全部それぞれに考えにくいので、やはりタイムトラベルはできない、という事になりそうです☆

・・・でも、自分が書いたノートの文字を読んでいると、当時の自分に戻れる、
まわりの人やモノ、色や音や匂いまでも連れてくるのは、
あれも一種の「タイムトラベル」かもしれませんね???(まぶたの裏の・・・)
2011/09/03 15:33  miri〔編集

No title

こんばんは。
「ラ・ジュテ」にはちょっとウルサイ者です。

「12モンキーズ」は、結構最近に劇場で見直したんですが、
当時は評判でしたけど、いま見て感心できる映画じゃなかったかな。
テリー・ギリアム監督って、テキトーに撮った作品の方が、
批評家の評価が高くて、ヒットもするらしいです。
本人が言ってるので間違いない(笑)。

タイムトラベルの分類も面白かったですよ~。
こんなこと考えたことなかったです。
「神はサイコロを振らない」タイプが、一番映画にしやすいのかな?
ただ、それなら最初から映画のネタにするなよ、と言いたくなりますね(笑)。
なんにせよSF映画は楽しいです。

今夜はぐっすりお休みくださいませ。
2011/09/03 21:43  犬塚ケン編集

ジョン・タイター

この手の話は好きなので、大変興味深く拝見させてもらいました!
ひとえにタイムトラベルものと言っても色々あるんですね。

1は一番現実的なものだけど夢やロマンがないですよね~。
2の理論は1~4(特に4)なんかと併用されている場合が多い気がします。
3はお馴染み何でもアリ設定、通称ご都合主義の世界ですね(笑)
ジョン・タイターの世界線が有名。
でも逃げ道(別の世界だから~)を最初から用意するのはズルイと思います!
4の理論は整合性が非常に取り難いけど、物語としては一番面白く(怖かったり、切なかったり)なりそうですよね。

そういえば子供の頃に観た「のび太の恐竜」が初めてのタイムトラベル物でした。
2011/09/03 22:05  nor

>miriさん

> いや~マジに睡眠時間が心配になりました☆
> きっと今夜はぐっすりですね!

ありがとうございます~。おかげ様でぐっすり眠れました!
ちょっと寝坊したくらいです(笑)
一度考え事を始めると、もう止まらなくなってしまうんですよね。

> 見ていない作品も多いですが、見ている作品で考えても「ほぉーそーだったのかー」という感じで、
> それぞれ一長一短ですね!

長文に付き合って頂けて嬉しいです♪
間違ってるかもしれないし、他にもあるかもしれませんが、こうやって考えるのは楽しいですよ。miriさんもタイムトラベルものを観る時は、どんなタイプか考えてみて下さいね。

> 鑑賞者としてなら、どれもこれも面白そうでも、もしも自分に起こりえるなら、と考えると、
> 1~4全部それぞれに考えにくいので、やはりタイムトラベルはできない、という事になりそうです☆

最近、タイムトラベルの可能性が一つ消えたそうです。光より速く進めるものは存在しないと証明されたとか。
でも、フィクションの中ではタイムトラベルは不滅です!

> ・・・でも、自分が書いたノートの文字を読んでいると、当時の自分に戻れる、
> まわりの人やモノ、色や音や匂いまでも連れてくるのは、
> あれも一種の「タイムトラベル」かもしれませんね???(まぶたの裏の・・・)

良いこと言いますね~!
人間は昔からタイムマシンを持っていたのか!
2011/09/04 10:23  宵乃

>犬塚ケンさん

いらっしゃいませ~!
「12モンキーズ」、当時評判だったんですか。オンエアを見逃して悔しい思いをしたけれど、そういえばどんな映画かは知りませんでした。「ラ・ジュテ」をもとにしてると知って今度こそと意気込んでいたから、やや肩透かしでした。

> テリー・ギリアム監督って、テキトーに撮った作品の方が、
> 批評家の評価が高くて、ヒットもするらしいです。
> 本人が言ってるので間違いない(笑)。

開き直った監督さんですね~。
考えてじっくり撮るより、感性のままに撮った方が上手くいくタイプなんでしょうか。それなら、楽しんでテキトーに撮って、ヒットして、監督人生楽しんでそう(笑)

タイムトラベルの分類、楽しんでもらえて嬉しいです。でも、「こんなこと考えたことなかった」というのはちょっと意外。ケンさんならタイムトラベル関連の本も読んでいそうな気がしてました。

> 「神はサイコロを振らない」タイプが、一番映画にしやすいのかな?
> ただ、それなら最初から映画のネタにするなよ、と言いたくなりますね(笑)。

これはこういうことだったのか!というオチもつけられるし、整合性で文句を言われる事もありませんしね。ただ、わたしでもこれだけこのタイプの作品が思い浮かぶくらいだから、目新しさがあるものを作るのは大変です。つくり手の力量が試されるからこそ、挑戦する監督が絶えなかったりして(笑)
2011/09/04 10:55  宵乃

>nor さん

お、お仲間発見!
こういうのを考えてると楽しいですよね~。物理も天文学もてんでダメだったけど、SFと言い換えるだけで興味が湧いてきます(単純!)

> 1は一番現実的なものだけど夢やロマンがないですよね~。

最初から最後までぜんぶ決まってるんですもんね~。観終わって少しくらい不思議が残ってるほうが好きかな。

> 2の理論は1~4(特に4)なんかと併用されている場合が多い気がします。

あれ、2と4は間逆だと思ったんですが・・・。過去への干渉が波紋をつくっても、すぐに消えてしまうのが2で、未来へ大きな影響を与えるのが4で・・・。だんだん自信がなくなってきた!

> ジョン・タイターの世界線が有名。
> でも逃げ道(別の世界だから~)を最初から用意するのはズルイと思います!

お~、そんな人がいたんですね。ウィキペディアを調べて、思わず読みふけってしまいました(笑)
よく使われる理論なだけに、うまく使わないと手抜き作品になってしまいますよね。とくにアニメ、漫画に氾濫しすぎです。

> 4の理論は整合性が非常に取り難いけど、物語としては一番面白く(怖かったり、切なかったり)なりそうですよね。

”諦めなければ未来は変えられる”ってのが夢があって好きです。整合性を無視して、ただ主人公だけに都合がよかったりすると逆効果ですが。脚本家の腕のみせどころです。

> そういえば子供の頃に観た「のび太の恐竜」が初めてのタイムトラベル物でした。

いいですよね~、のび太の恐竜。「ドラえもん」は子供にもわかりやすく、SFの世界を楽しませてくれました。
多くの人にとって、SFが好きになるきっかけになってますよね、きっと。
2011/09/04 11:59  宵乃

こんにちは

テリー・ギリアム監督作品の中では、屈指のわかり易さだと思います。
オチもありますしね~
他は概ね、ファンタジー・SF路線を突き走ってる監督ですが
あんまりついていけてないです。
2011/09/04 13:16  hiro

>hiroさん

> テリー・ギリアム監督作品の中では、屈指のわかり易さだと思います。
> オチもありますしね~

いらっしゃいませ。テリー・ギリアム監督の作品はそんなに知らないんですが、hiroさんの言葉にオチがないのがデフォルトみたいなニュアンスを感じました(笑)
これはふつうのハリウッド映画のような印象だったから、相当彼らしくない作品なんでしょうね~。

> 他は概ね、ファンタジー・SF路線を突き走ってる監督ですが
> あんまりついていけてないです。

「未来世紀ブラジル」はいちおう観たことがありますが、印象に残ってるシーンがパッといくつも思い浮かぶのに、あらすじがまったく思い出せません!
・・・わたしもついていけなさそうです。
2011/09/04 14:03  宵乃

No title

こんばんは。
連投で失礼致します。

>考えてじっくり撮るより、感性のままに撮った方が上手くいくタイプなんでしょうか。
>それなら、楽しんでテキトーに撮って、ヒットして、監督人生楽しんでそう(笑)

いや~、これほど不幸な芸術家はいないですよ!
本気で撮ると、映画が完成しないんですから(笑)。
「ロスト・イン・ラマンチャ」というドキュメンタリーに、
ギリアム監督の悲しい映画人生が描かれています。

>でも、「こんなこと考えたことなかった」というのはちょっと意外。
>ケンさんならタイムトラベル関連の本も読んでいそうな気がしてました。

いえいえ、基本的に娯楽性重視で、あまり設定を深く考えないんですよね。
ところで、すでに御覧になってたかもしれませんが、ウチのブログの、
タイムマシンの研究をした科学者の本の記事のTBを飛ばせてもらいました。
http://nearfuture8.blog45.fc2.com/blog-entry-489.html

この人の人生もすごく面白くて、オススメの本です。
専門的なことは分りませんが、そろそろ実用化してもらいたいものですね~。
2011/09/04 23:11  犬塚ケン編集

>犬塚ケンさん

連投大歓迎ですよ~。いつもありがとうございます!

> いや~、これほど不幸な芸術家はいないですよ!
> 本気で撮ると、映画が完成しないんですから(笑)。

あはは、わたしもいちおう考えたんですよ。頑張ると上手く撮れないと嘆くか、感性で撮れば上手くいくと開き直るか。で、映画人は変わり者が多いから後者かな、と勝手に判断してみました(笑)

> 「ロスト・イン・ラマンチャ」というドキュメンタリーに、
> ギリアム監督の悲しい映画人生が描かれています。

タイトルは知ってましたけど、ドキュメンタリーだったんですか~。
機会があったら観てみますね!

> ところで、すでに御覧になってたかもしれませんが、ウチのブログの、
> タイムマシンの研究をした科学者の本の記事のTBを飛ばせてもらいました。

ありがとうございます、脊髄反射で返信させていただきました!
後で読ませていただきますね。
タイムマシンそのものと、研究者の人生、どちらも楽しめる素敵な題材ですよね~。タイムトラベルは永遠のロマンです!

ところで、全然関係ないけど、今日のグーグルロゴが超面白かったです。再生マークをクリックすると、有名歌手(?)が歌って踊って、ゲーム風に突き進んでいくという、手の込んだものでした。
・・・誰かに言いたくて仕方がなかったのです。
2011/09/05 10:46  宵乃

こんばんは

先日、「オフロでGO!」というタイムトラベル絡みのコメディの感想をUPしたのです。

タイムトラベルものを見ると

>現在(未来)が変わった時に、主人公に新しい歴史の記憶がなかったりするのが寂しい

そうそう、これは僕も結構悩んだりします。

タイムトラベルやサイバーパンク(代表格はやっぱり「ブレードランナー」?)
もいいですが、ポストアポカリプスが僕は一番好きですね、SFの中では。
何らかの理由で世界の文明が崩壊して云々という類のSFです。
SFでありながら時代劇や西部劇のような単純明快な話にも出来ますし
逆に”人間とは何か、文明とは何か”みたいな真面目な方向にも持っていけるし
結構便利なジャンルかなって思います。
でも今の世の中、そんな映画つくっても妙に生々しくて敬遠されそうですね
2011/09/15 00:30  バーンズ

>バーンズさん

いらっしゃいませ!
「オフロでGO!」って、未見ですが邦題がアホらしくて気になってます(笑)
タイトル以外関連なさそうな「バブルでGO」も、主人公に新しい歴史の記憶がないタイプでしたよね。これで喜べるのは、恐ろしい世界を平和にした場合だけだと思います。

> タイムトラベルやサイバーパンク(代表格はやっぱり「ブレードランナー」?)

・・・実は「ブレードランナー」の記事も準備中だったりします!

> もいいですが、ポストアポカリプスが僕は一番好きですね、SFの中では。

そういうジャンルがあったんですね!
「マッドマックス」とか当てはまるかな?

> SFでありながら時代劇や西部劇のような単純明快な話にも出来ますし
> 逆に”人間とは何か、文明とは何か”みたいな真面目な方向にも持っていけるし

幅広く面白い作品がつくれそうですね!
廃墟好きなわたしとしては、まだ今の文明の跡が残ってるくらいがいいかなぁ。ジャングルのようになった都会の街とか、みるだけでワクワクしてしまいます♪
2011/09/15 07:24  宵乃

こんばんは。

面白く読ませて頂きました!

タイムトラベルの分類はあんまり考えたことなかったです。タイムトラベルものを観た後、過去と未来どっちかしか行けないならどっちを選択するかなってのはよく考えたりします。後は、朝目が覚める度に実は同じようで毎日違うパラレルワールドの中で生きているんじゃないかなと凄く寂しいことを考えたりもします。。。
個人的には、バタフライ効果が一番しっくりくるなぁと思ってます。バタフライエフェクトを観た後、アホみたいですが、街ですれ違った綺麗な人をなんとなく振り返ってみたことがあります。(笑)

ちなみに、私がおそらく最初にタイムトラベルものをみたのはドラマですが、「君といた未来のために〜I'll be back〜」だったと思います。だいぶ前なので、詳細には覚えていないですが結構面白かった記憶があります。
是非、機会があったら観てみてください!
2011/09/21 22:07  たそがれピエロ

>たそがれピエロさん

> 面白く読ませて頂きました!

アハハ、無駄に長くてすみません。全部読んでもらえるとは思いませんでした。
最初はもっと短い記事だったんですけど、ここは変だなとか、ここは足りないとちょくちょく書き足していったので、こんなに長くなってしまいました。

> タイムトラベルものを観た後、過去と未来どっちかしか行けないならどっちを選択するかなってのはよく考えたりします。後は、朝目が覚める度に実は同じようで毎日違うパラレルワールドの中で生きているんじゃないかなと凄く寂しいことを考えたりもします。。。

わたしだったら過去かなぁ。未来も面白そうだけど、遠い未来に行く勇気はないし、近い未来だとこんなもんかとがっかりしそう(笑)
毎日別のパラレルワールドですか・・・たそがれピエロさんって実はものすごくSF思考ですね。わたしも想像力を鍛えなければ!

> 個人的には、バタフライ効果が一番しっくりくるなぁと思ってます。バタフライエフェクトを観た後、アホみたいですが、街ですれ違った綺麗な人をなんとなく振り返ってみたことがあります。(笑)

バタフライ効果は未来に希望が持てます。タイムトラベル万歳!!
たそがれピエロさんの言うような、「バタフライエフェクト」効果も全国に広がったでしょうね~。

> ちなみに、私がおそらく最初にタイムトラベルものをみたのはドラマですが、「君といた未来のために~I'll be back~」だったと思います。

あ~!!わたしも好きで観てましたよ!
再放送もなんとなくチェックしちゃったり(笑)
面白いし、切なかったですよね~。
2011/09/22 07:41  宵乃

No title

この記事、とても面白いですね。他の方のコメントも。
ちょっと今頭が回ってないので、元気になったら、またコメントしに来させてくださいね。

こういうの、語りたかったの!
o(^-^)o ワクワク
12モンキーも、良かったです。ブラピの演技も良かったです。
しかし、大部分が忘却のかなたへ・・・(^_^;)
2013/04/09 14:03  かえるママ21

>かえるママ21さん

あわわ、具合が悪いのに起きてちゃだめですよ!
しかも、この無駄に長ったらしい記事を見つけるなんて…。
元気になったらお話しましょうね。

> こういうの、語りたかったの!
> o(^-^)o ワクワク
> 12モンキーも、良かったです。ブラピの演技も良かったです。
> しかし、大部分が忘却のかなたへ・・・(^_^;)

わたしもちょっと忘れかけてますが、ブラピとかえるママさんのダーリンの演技が素晴らしかったのは覚えてます。
見るタイミングが良くなかったので、いつか再見したいです!
2013/04/09 16:33  宵乃〔編集
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指環をめぐつて ―― ロナルド・L・マレット『タイム・トラベラー』
  タイム・トラベラー タイム・マシンの方程式を発見した物理学者の記録 Time Traveler   著者:ロナルド・L・マレット ブルース・ヘンダーソン 訳者:岡由美 監修:竹内薫 発行:祥伝...
そのスピードで|2011-09-04 23:04
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