映画「ウォルター少年と、夏の休日」観ました

製作:アメリカ’03
原題:SECONDHAND LIONS
監督:ティム・マッキャンリーズ
ジャンル:★青春/ドラマ/コメディ
変わり者の叔父ハブとガースに預けられたウォルター。母に隠し財産を探すよう言いつけられた彼は、屋根裏部屋で美しい女性の写真を見つける。ガースに聞いてみると、ジャスミン姫と英雄ハブの夢の様な冒険譚を語り始めるのだった。
お気に入りの作品を久しぶりに再見しました。すっかり内容を忘れていて、初見のように楽しめて感動できました。
改めて思ったのが、とにかくジイサン方が魅力的!
ぶっきらぼうで、財産目当ての連中を威嚇射撃で追い払うワイルドなお二方なんだけども、ウォルターが母親のことで傷ついた時の、不器用ながらも優しい気持ちのみえる励まし。もう、そこで毎回(つっても二回目だけど)ずきゅんと来ちゃいます。…・こんなジイサンが身近にいたらなぁ!
きっと、監督さんの理想のジイサンの姿を描いたんでしょうね。監督のファミリーネームがマッキャンリーズ、ふたりのファミリーネームがマッキャンっていうところから、このキャラクターへの愛着がみえます。
他にもいい作品を撮ってるに違いないと思って調べたら「アイアン・ジャイアント」の脚本を書いてました。
なるほどー、…わたしを何度泣かせるつもりだ!?
で、ジイサンたちだけでなく、彼らと打ち解けて本当の笑顔を見せるようになるウォルターや、彼と友情を育む老ライオン、ジイサンたちの語る夢のような冒険。そして、母親とか他の縁のあった人々なんかもホントよかった。
夏に家族一緒に観たい、こころ洗われる作品だったと思います!!
ちなみに原題の意味は「中古のライオンたち」。観れば意味がわかる良いタイトルですが、そのままカタカナにせずこの邦題にした気持ちもわかります。でも、もう一捻り欲しかったかな?
■ Comment
おぉ~再見なさったのですね~♪
では、では、非公開コメントを引っ張り出して~。
> ライオンとか細部は忘れてしまいましたが、少年とデンジャラスなおじさんズ(一人は普通の人だったかな?)との心の交流。そして、嘘みたいな冒険譚が楽しい作品でしたよね。
> いつもの事ですが、あのおじいちゃんが「ゴッドファーザー」にも出てたとは気付きませんでした(笑)
> すっかり内容を忘れた頃にまた再見しようと思っています。
う~ん、頂いたコメントと、この記事を読んで、
宵乃さんが「ジイサン大好き人間」だと、再確認しました☆
もちろん、良い面白い等のジイサンですよ☆
>夏に家族一緒に観たい、こころ洗われる作品だったと思います!!
本当にそうですね~!
ある程度大きな子なら子供でも大丈夫でしょうし、
ホントに老若男女、誰にでもお薦めの作品ですね♪
>ちなみに原題の意味は「中古のライオンたち」。観れば意味がわかる良いタイトルですが、そのままカタカナにせずこの邦題にした気持ちもわかります。でも、もう一捻り欲しかったかな?
まぁこれは良い点と、いまひとつの点とありますが、
この邦題でないと見ない人もいるかもしれないから、良しといたしましょう。
素晴らしいイラストを、私の記事に是非お願いいたします(ペコリ)
2011/08/18 11:33 miri
は、早い!
miriさんとこにコメントに行ってる間に、もうコメントが来ているとは。そして、わたしってば鍵コメですでにコメントしてたんですね~、なんか変だと思った(笑)
> 宵乃さんが「ジイサン大好き人間」だと、再確認しました☆
そうなんですよ、もう素敵なジイサンがいると目が釘付けで。イラスト用のシーンを探すときも、ジイサンズの魅力が伝わってくるってのが最優先でした(笑)
気に入っていただけてよかったです。どうぞ使ってくださいませ♪
> この邦題でないと見ない人もいるかもしれないから、良しといたしましょう。
そんなに有名ではない作品かもしれないけれど、夏休みにこのタイトルをみつけたら何となく観始める家族とかいそうですよね。TVでばんばんオンエアして欲しいところです。
ジイサン好きと、これから大人になっていく子供たちにはぜひ観てもらいたい作品です!
2011/08/18 11:54 宵乃
毎日暑いですね。福岡は来週あたりから少し気温も下がりそうです。
この映画、夏にぴったしなので、そろそろ「My Back Page」に載せようかと思っていたところでした。
ラストの余韻がよかったですよね。
あのジイサマ達は、私も監督の関係者だと睨んでおります。ウォルターもイラストレーターになってますし、半自伝的な作品ではないかと。
いらっしゃいませ。
千葉では今日からやっと涼しくなり始めました。そちらもきっともう少しの辛抱なので、頑張って乗り切ってくださいね!
本当にこの時期にぴったりの作品で、オンエアしてくれたBSジャパンに感謝です。やはり、季節の関わる作品はその季節にみたいものです。
> あのジイサマ達は、私も監督の関係者だと睨んでおります。ウォルターもイラストレーターになってますし、半自伝的な作品ではないかと。
十瑠さんの言葉を聞いて急に自信が湧いてきました(単純)
やっぱり、そういうことなんですよね?
作り手の深い思い入れのある作品には、人の心を惹きつける力があるんだなぁと改めて思いました。
2011/08/19 10:32 宵乃
この話も良いですね。
>ウォルターが母親のことで傷ついた時の、不器用ながらも優しい気持ちのみえる励まし。
いいですよね、ここ。(しみじみ)
>・・・わたしを何度泣かせるつもりだ!?
この文章、爆笑してしまいました。
でも、実際にそんなに感性が合う監督さん
なかなかいないですよね~
こちらもコメントありがとうございます。
基本、子供と老人のハートフルなお話には弱いんですが、こういう不器用ながら一生懸命に励ます姿とか見せられちゃうとひとたまりもないですね(笑)
大人としてというより、友だちとして側にいる感じも、年の離れた叔父ならではのような気がします。
> でも、実際にそんなに感性が合う監督さん
> なかなかいないですよね~
そうなんですよ~。でも残念ながら、彼が関わった作品数がたった3作というのが寂しいです!
名前を検索してもあまり情報がないし、別の仕事をメインにしているのかも・・・。
2011/09/01 10:33 宵乃
■ Trackback
- 2-761 ウォルター少年と、夏の休日
- 映画鑑賞の記録2
Secondhand Lions (ウォルター少年と、夏の休日) 2003年・アメリカ
↓ 宵乃さんの描かれたイラストです☆
二人の感じがよく出ていますね~♪
...
映画鑑賞の記録|2011-08-19 10:09
- ウォルター少年と、夏の休日
- (2003/ティム・マッキャンリーズ監督・脚本/ロバート・デュヴァル、マイケル・ケイン、ハーレイ・ジョエル・オスメント、キラ・セジウィック/110分)
テアトル十瑠|2011-08-18 15:13
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