忘却エンドロール

素敵映画に出会えた時の感動をそのまま書き綴る、映画感想ブログ.

映画「マッド・シティ」観ました

 | 社会派ドラマ  com(4) 

マッド・シティ
読み:まっどしてぃ
製作:アメリカ’97
原題:MAD CITY
監督:コスタ=ガヴラス
ジャンル:★サスペンス/ドラマ

【あらすじ】地方局に飛ばされたニュース記者マックスは、取材に来ていた歴史博物館で事件に遭遇する。銃を持ち解雇を抗議しに来たサムが、誤射で人を撃ってしまったのだ。独占取材のチャンスに喜ぶ彼だったが…。

今回観た映画は篭城物なんですが、この作品は犯人ではなくマスメディアに焦点を当てています。
地方局に飛ばされたやり手取材記者マックスが、銃で人を脅す場面に遭遇し陰から生中継を始めます。
こいつが酷い男で、外にいた相棒のカメラマン・ローリーがけが人を助けに来た時、どうしてカメラを持ってこなかったのかと怒ったり、人を誤射して途方に暮れる犯人サムに、警察に何か要求しろと焚き付けたりするんですよ。
でも、サムと話をするうちに、彼の中の良心が目覚めていきます。たまに馬鹿をやってしまうけど、本当はこころ優しく陽気な人柄であるサムを、なんとか助けようと奮闘するようになります。
しかしそれとは対照的に、本社から来た[報道=ビジネス]志向のアンカーマンの影響で、優しかったローリーは冷徹なリポーターに変貌してゆきます。彼女の最後のセリフは、まさにマスメディアに潜む「怪物」そのものだったと思います。
とてもやるせない終わり方なので後味は悪いですが、事実を伝えるはずのマスメディアが事実を操作してしまう怖さについて考えさせられました。
ニュースを見るときは気を付けないと…。

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「ミッシング(1982)」観ました

■ Comment

ダスティン・ホフマンは小柄だけど、風格がありますね。
「サタデイ・ナイト・フィーバー」の続編「ステイン・アライヴ」ではギリシア彫刻のような肉体を見せたジョン・トラボルタも「マッド・シティ」では中年太りで腹が出ていました。おまけに子供達の前で唾を風船にして飛ばすと言う汚い(失礼!)演技を見せました。
同じ時期(?)に撮影された「フェイス・オフ」とはまた違ったキャラです。脱皮を図っていたのかな?
この映画。解雇されたサムが気の毒です。まるで今の日本のようです。最後にああいう死に方。やるせないですよね。
爆発が起きた後にその場を去るダスティン・ホフマンの呆然とした表情が良かったです。
1998年。映画館で見ました。
2010/11/20 22:11  間諜X72〔編集

>間諜X72さん

> ダスティン・ホフマンは小柄だけど、風格がありますね。

そうですね~、演技が上手いので役に溶け込んでます。そろそろ「パピヨン」を観る予定なので、どんな彼がみれるのか楽しみです。

> おまけに子供達の前で唾を風船にして飛ばすと言う汚い(失礼!)演技を見せました。

唾を風船!よく覚えてないけれど面白いです。確かに「フェイス・オフ」とは全然違うキャラだ・・・ほんと役者さんは凄い!
ジョン・トラボルタはどちらかというと中年太り後の姿ばかり観ている気がするので、ギリシア彫刻のような肉体が想像できません(笑)

> この映画。解雇されたサムが気の毒です。まるで今の日本のようです。最後にああいう死に方。やるせないですよね。
> 爆発が起きた後にその場を去るダスティン・ホフマンの呆然とした表情が良かったです。

弱者が利用され切捨てられていく、同じことの繰り返しにならないようにみんなで変えていかなきゃいけませんよね。ラストのやるせなさはわすれません。
2010/11/21 11:05  宵乃

こんにちは☆

あ、記事がありました☆
しかし10年以上前なので、お忘れかな?

イラストは本人よりずいぶん可愛らしくなっています(笑)。
この頃のイラストはこういう感じが多いですね???

>今回観た映画は篭城物なんですが、この作品は犯人ではなくマスメディアに焦点を当てています。

そうなんですよね~!
少し前に「破線のマリス」再見したので、同じような時期に
同じような意味深く見ました・・・
ネットが世界中にいきわたる前の「テレビ」です☆

>優しかったローリーは冷徹なリポーターに変貌してゆきます。彼女の最後のセリフは、まさにマスメディアに潜む「怪物」そのものだったと思います。

ここがポイントでした!

>とてもやるせない終わり方なので後味は悪いですが、事実を伝えるはずのマスメディアが事実を操作してしまう怖さについて考えさせられました。

この監督ならではでした。
ホフマンさんもトラヴォルタさんもお上手でした。

万一少しでも覚えていらしたら嬉しいのですが・・・。

>ニュースを見るときは気を付けないと…。

もう今はネットからより手軽なSNSへ・・・
今後はもっと簡単で、世界中の誰もが
深く考えなくても公言できる場ができたらと思うと、恐ろしいです!!!


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2019/11/24 09:18  miri編集

>miriさん

いらっしゃいませ、この映画は印象的なシーンがいくつかぼんやりと浮かびますね。
地上波吹き替え版だったと思うので、ちゃんとしたのをいつか再見したいです。

> イラストは本人よりずいぶん可愛らしくなっています(笑)

ブログ初期は記憶だけでデフォルメして描いてました。でもだんだん辛くなってきて、気にいったシーンは写真に残して見ながら描くようになり、そのうちデフォルメ画が恥ずかしくなってきて今に至ります。

> ネットが世界中にいきわたる前の「テレビ」です☆

「破線のマリス」は未見です。この作品と同じく、テレビがメインな時代のマスコミを描いた作品でしょうか?
本質は変わってないんでしょうけど、時代も随分変わりましたよね~。

> この監督ならではでした。
> ホフマンさんもトラヴォルタさんもお上手でした。

後になって「ミッシング」と同じ監督さんだと知って、なるほど…と納得しました。
張り詰めた空気やトラヴォルタが汗を浮かべているところなどが印象に残ってます。

> 今後はもっと簡単で、世界中の誰もが深く考えなくても公言できる場ができたらと思うと、恐ろしいです!!!

最近は真偽を確かめずにネット情報をニュースに流して、デマだと判明したら「SNSからデマが拡散され~」と他人事のようにまたニュースを流したりしてますもんね。便利なツールができても、使う人間が賢くないと振り回されてしまって難しいものです…。
2019/11/25 08:16  宵乃〔編集
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