映画「大いなる男たち」観た
製作:アメリカ’69
原題:THE UNDEFEATED
監督:アンドリュー・V・マクラグレン
原作:スタンリー・L・ハフ
ジャンル:★西部劇
【あらすじ】南北戦争が終った。北軍の大佐トーマスは、部下たちの今後のため野生馬で一稼ぎすることに。一方、元南軍の大佐ラングドンは、家族や部下と共に新天地を求めてメキシコへ。その道中、危機に見舞われた彼らを、トーマスらが救い…。
あまり知られてない作品みたいですけど、とっても見ごたえある西部劇でした。
かつての敵を助けるために、3千頭の馬を引き連れ走るトーマスが素敵です。原題の意味が「無敗」だけあって、彼強いんですよね。あんまり非の打ち所がないんで、これはちょっと完璧すぎやしないかと思ってしまったくらいなんですが、仲間と馬鹿騒ぎ(大変な旅の途中なのに料理や荷馬車を台無しに)して女性陣が銃をぶっ放して鎮めるというエピソードもあって茶目っ気を見せてくれました。
銃撃戦の時に、馬を狙わないところも好感持てます(優しいのか、その馬も売るつもりなのか?)
また、南軍を嫌いながらトーマスと友情を育んでいくラングドン大佐をはじめ、猫を可愛がっているおじさん、トーマスの先住民の養子ブルー・ボーイ、戦争で夫を亡くした女性など、他の登場人物もそれぞれ味がありました。
正直、どこかで観た事のあるような展開もあったけれど、大佐たちの友情は感動的だったし、馬の大群が駆けるシーンは圧巻!!
一度、大画面で観てみたい作品です。