忘却エンドロール

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Tag:山田洋次 日本 

なんとなく絵を描くペースが落ちている今日この頃。とりあえず、時間稼ぎのためにちょこっと感想です。

『男はつらいよ純情篇』

1971年日本、山田洋次監督
このシリーズを生まれて初めて観ました。寅さんの性格といい、とらやメンバーの優しさといい、こりゃあ延々とシリーズが続くわけだと納得。この回の寅さんはちょっと無責任すぎる気もしますが、他のも観てみたいと思わせるさくらの人柄でした。いや、なんかもうこの人は天使か何かなんでしょうか?
彼女でもキレることがあるのか、それだけでも確認したいです。

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『カンゾー先生』

1998年日本、今村昌平監督、坂口安吾原作
これを観始めたら外からバイクのけたましい音が聞こえてきて、セリフがほとんど聞き取れなかったんだけども、麻生久美子が初々しくて可愛かったです。でも、カンゾー先生の医者としての熱意と、病理検査中の無防備さのギャップについていけず…。肝炎と知っていて手袋・マスク・ゴーグルなしとか!!

『幸福の黄色いハンカチ』

1977年、山田洋次監督、ピート・ハミル原作
これも初めて観ました。カップルの男の方が面白くて、前半は楽しかったです。景色もよかったし。でも、後半はなんであんなに勇作に同情するのかわからず、カップルと勇作のやり取りが鬱陶しく感じてしまったり。音楽がもっとよければラストくらいは感動できたかもしれません。

『フットルース:FOOTLOOSE』

1984年アメリカ、ハーバート・ロス監督
主人公に魅力を感じず、ヒロインにも冒頭の”若気のいたり”にイラッとしてしまったんですが、ヒロインの両親がとても良かったです。心配のあまり意見を押し付けてしまったりするんだけど、ちゃんと言うべき時は言うし、娘と向き合うべき時は向き合っていて、いい親だし、よき夫よき妻だと思いました。
それにしても、あんなふうに”ダンス”や”ロック”を禁止してる時代があったんですね?
そんなに大昔でもないのに、法律で規制までするなんて驚きです。

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■ Comment

こんばんは☆

>なんとなく絵を描くペースが落ちている今日この頃。

私も映画見る本数、少ないままです。(ちょっとは3月よりはペース上がりましたが)

>『男はつらいよ純情篇』
>さくらの人柄でした。いや、なんかもうこの人は天使か何かなんでしょうか?

他の作品も、是非、ご自身でご確認ください。
私的には、自分の年齢が行くにつれ、さくらさん良い人・大好き → あんな人間はいない・ウソばっかり と変化しています。

>『カンゾー先生』
>麻生久美子が初々しくて可愛かったです。

この人は何を演じてもうまいですね!この作品で新人賞をとったと思います☆

>『幸福の黄色いハンカチ』

これはある日、テレビで武田鉄也の「撮影裏話」を聞いてしまってから、映画の内容よりも、そっちの事ばかり浮かんでしまって・・・これもやっぱり、さくらさん(倍賞千恵子さん)なんですよね~!

>『フットルース』
>それにしても、あんなふうに”ダンス”や”ロック”を禁止してる時代があったんですね?

好きな監督の作品なんですけど「歌とダンス」以外何もない(結構ヒドイ内容の)作品だと思いまして、残念でした。ヒロインのお母さんだけ異常にうまかったですね。フィクションだと思うけど、アメリカの田舎って、すっごく保守的な場所は、今現在でも多いと思いますよ~☆

長々失礼いたしました~。
2011/04/18 21:09  miri

>miriさん

いらっしゃいませ、コメントありがとうございます。
やっぱり、前と同じペースとはいきませんよね~。

> 私的には、自分の年齢が行くにつれ、さくらさん良い人・大好き → あんな人間はいない・ウソばっかり と変化しています。

あはは、わたしはすでに”あんな人間はいない”に至ってしまいました(もしくは兄と共依存の関係にあるのか)。だからこそ、彼女の人間らしいところを見たい(粗探しともいう)という意味で興味津々です。

> >麻生久美子が初々しくて可愛かったです。
> この人は何を演じてもうまいですね!この作品で新人賞をとったと思います☆

例のごとく、観終わってから「時効警察」のひとだと知りました。こんな初々しい彼女を見られただけでも観て良かったです!

> これはある日、テレビで武田鉄也の「撮影裏話」を聞いてしまってから、映画の内容よりも、そっちの事ばかり浮かんでしまって・・・これもやっぱり、さくらさん(倍賞千恵子さん)なんですよね~!

え~、気になります。一体何があったんですか!?
千恵子さんは監督のお気に入りなんですかね~。

> ヒロインのお母さんだけ異常にうまかったですね。フィクションだと思うけど、アメリカの田舎って、すっごく保守的な場所は、今現在でも多いと思いますよ~☆

これは前半眠くて眠くて辛かったんですけど、後半の両親の描写はなかなか面白かったです。最後の「ダンスしてるみたい」って奥さんのセリフ、ぐっときました!
アメリカで引越しするのって、色んな意味で大変なんでしょうね。引っ越す前に法律とか、そこで起きた事件とか調べまくらないと安心できなさそう。
2011/04/19 10:22  宵乃

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2011/04/19 19:07  

2年前に「フットルース」の音楽についての記事を書いていましたので、TBしました。
大ヒット曲が沢山あるのに、映画自体は記憶に残らない残念な作品。そんな印象です。
2011/04/20 10:50  十瑠編集

>十瑠さん

いらっしゃいませ、コメ&TBありがとうございます。

> 大ヒット曲が沢山あるのに、映画自体は記憶に残らない残念な作品。そんな印象です。

「フラッシュダンス」が引き合いに出されているのを見かけましたが、映画の質では完全に負けてましたね。
リメイクの話があったようですが、結局どうなったのやら。ミュージカルなら観てみたい気もします。
2011/04/21 09:27  宵乃

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2011/04/21 21:32  

幸福の黄色いハンカチ

>前半は楽しかったです。景色もよかったし。

北海道の景色はきれいですね。
当時運転免許がなかった武田鉄也。
「運転するシーンはトレーラーでけん引しながら撮影された。ロングで撮る場合などは、背格好などが似た小道具スタッフが運転した。」そうで、スタッフの苦労がわかります。

>後半はなんであんなに勇作に同情するのかわからず

まあ、ロードムービーですからね(苦笑)。
あの二人が勇作から離れる訳にもいかないし・・・。
2014/01/07 06:42  間諜X72〔編集

>間諜X72さん

> 「運転するシーンはトレーラーでけん引しながら撮影された。ロングで撮る場合などは、背格好などが似た小道具スタッフが運転した。」そうで、スタッフの苦労がわかります。

うわぁ、そんなことをしてたんですか!
観ていてぜんぜん気づきませんでした。スタッフの努力のたまものですね。
武田さんはその後、あわてて免許をとってたりして(笑)

> まあ、ロードムービーですからね(苦笑)。
> あの二人が勇作から離れる訳にもいかないし・・・。

彼に感謝したいと思えるエピソードがもう少しあったら、わたしも素直に観られたんですけどね~。ちょっと共感できなかったです。
2014/01/07 07:20  宵乃〔編集

こんばんは☆

サイドバーがとっても良くなりました☆
(前も良かったですが、より良く)

イラストが2列で迫力があり、
このブログの特性をひと目で分からせてくれます☆

メニューは実は上下にわかれていて
ちょっと遣い勝手が悪かったので、本当に嬉しいです♪

・・・で、結局、残るんですよね???(笑)

どこに上記の言葉を書こうかと散々探してやっと見つけました。
(先日は見つけられなかったのに!)
そのうえ以前にもコメント書いていてビックリ!

>『男はつらいよ純情篇』
>1971年日本、山田洋次監督
>このシリーズを生まれて初めて観ました。寅さんの性格といい、とらやメンバーの優しさといい、こりゃあ延々とシリーズが続くわけだと納得。この回の寅さんはちょっと無責任すぎる気もしますが、他のも観てみたいと思わせるさくらの人柄でした。いや、なんかもうこの人は天使か何かなんでしょうか?
彼女でもキレることがあるのか、それだけでも確認したいです。

さくらのことは、今の時代目線で見れば、宵乃さんの仰る通りに
一回で「こんな人いない」になると思いますが、
私が子供の頃は、本当にこういう人あちこちにいましたし、
結構映画でも普通っぽいキャラだったように思います(笑)。

なので、何となく知っていた子供時代から
ちょっと見た若い時期
そして一年かけて見た今と、自分の気持ちが変遷したのは
仕方ない成行きだったと思います。

キレるというか、さくらなりに、お兄ちゃんシッカリしてよ
という気持ちはあちこちの作品で見られますが、
「寅次郎恋歌」での、ある、無抵抗の涙の抵抗シーンは、泣けます☆
是非見てほしいです。

どうも長々失礼いたしました~!


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2014/10/06 21:05  miri〔編集

>miriさん

> サイドバーがとっても良くなりました☆
> このブログの特性をひと目で分からせてくれます☆

ありがとうございます♪
右上のスペースがもったいないなと思っていたのと、1列では長すぎるので直してみました。ホントは画像6個にするつもりが、レイアウトが崩れたので5個に。今日もいじってみようかな。

> メニューは実は上下にわかれていて
> ちょっと遣い勝手が悪かったので、本当に嬉しいです♪

ですよね~、わたしも思ってました(笑)

> ・・・で、結局、残るんですよね???(笑)

ここ数日「fc2 引越し」で調べてたんですが、毎日数件「引っ越します」みたいな記事を見かけてます…。いまだにfc2のグーグル八分が続いてるっぽいし、検索に表示されにくい状況が続くと我慢できずに逃げる人は後を絶たないかも。
でも、私としてはサービス終了が発表されない限り残るつもりです。あ、でも、広告数倍増とか有料化されたらさすがに引っ越しますけどね(笑)
その時はたぶんjugemブログに行きます。

> さくらのことは、今の時代目線で見れば、宵乃さんの仰る通りに
> 一回で「こんな人いない」になると思いますが、
> 私が子供の頃は、本当にこういう人あちこちにいましたし、
> 結構映画でも普通っぽいキャラだったように思います(笑)。

お~、まさしく古きよき時代の代表みたいな人がたくさん!?
あんな天使のような人が身近にいたら、人生あたたかですね。
やはり時代を反映した作品ってことでしょう。観ている人にもその変化を味あわせてくれるというのは貴重かもしれません。

> キレるというか、さくらなりに、お兄ちゃんシッカリしてよ
> という気持ちはあちこちの作品で見られますが、
> 「寅次郎恋歌」での、ある、無抵抗の涙の抵抗シーンは、泣けます☆

はい、ぜひ次のオンエアでは録画して見てみます。
あんな妹がいて寅さんは幸せ者ですね~。だから結婚できないのか!
2014/10/07 08:01  宵乃〔編集

フットルース

宵乃さん。こんばんは。
今日BSから録画した「フットルース」。
初めて見ました。
主題歌や挿入歌は何度も聞いた事があるのですが・・・(^^;

>ヒロインの両親がとても良かったです。

牧師のお父さん。心配性(笑)。
演じた役者さんは「クリフハンガー」の悪役ですね。

2016/09/10 22:28  間諜X72〔編集

>間諜X72さん

いらっしゃいませ、コメントありがとうございます。
この作品はタイトルとか有名ですよね。私も初見は遅かったんですが、曲とかは聞き覚えがありました。

> 牧師のお父さん。心配性(笑)。
> 演じた役者さんは「クリフハンガー」の悪役ですね。

クリフハンガーの悪役さんでしたか。でも、もうほとんど覚えてません(汗)
心配性な牧師のお父さん、いかにも思春期の子供に反抗されそうな役割です。
2016/09/11 10:24  宵乃〔編集

挿入歌

「ヒーロー」麻倉未稀版(テレビドラマ『スクールウォーズ』主題歌)、ボニー・タイラー版、そしてこの映画で使われている事を知る。
「アイム・フリー」渡辺美里版(テレビドラマ『スーパーポリス』主題歌)、ケニー・ロギンス版、この映画。
「ネヴァー」も同様。
僕の人生、そう言うパターンが多いです。逆ばかり・・・(苦笑)。

>心配性な牧師のお父さん、いかにも思春期の子供に反抗されそうな役割です。

そう思います。
「クリフハンガー」ではスタローンを苦しめる、本当に憎たらしい男を演じていました。
2016/09/14 07:02  間諜X72〔編集

>間諜X72さん

いらっしゃいませ。
そうでしたか~、それはそれは…(汗)
名作映画に名曲はつきものですが、曲の方を先にドラマなどで知ってしまうと、多少ドラマのイメージを引きずってしまいますもんね~。

> 「クリフハンガー」ではスタローンを苦しめる、本当に憎たらしい男を演じていました。

憎たらしい敵役も、いい父親役も演じ分けて、いい役者さんですね。
2016/09/14 07:15  宵乃〔編集
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♪フットルース(Footloose) / ケニー・ロギンス(Kenny Loggins)
ヒット曲がたくさん使われているのでタイトルは記憶にバッチリ残っているのに、私にとってはパッと光ってスーッと消えていった流れ星のような作品です。名匠ハーバート・ロスの監督作品ながら内容的には印象が薄く、再見予定もないので、音楽で振り返りました。
テアトル十瑠|2011-04-20 10:46
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