映画「炎のランナー」観ました

製作:イギリス’81
原題:CHARIOTS OF FIRE
監督:ヒュー・ハドソン
原作:コリン・ウェランド
ジャンル:★青春ドラマ/スポーツ
【あらすじ】1919年、ケンブリッジ大学に入ったハロルド・エイブラハムス。ユダヤ人で潜在的差別を受ける彼は、走る事で存在意義を得ようとする。一方、スコットランドの宣教師の家に生まれたエリック・リデルは、神の思寵を讃えるため走るのだった。
昔観た時は難しく感じたというか、ハロルド以外の選手の顔が見分けられず疲れてしまったんですが、時々ふと思い出すことがあったから印象には残っていた作品です。今回は二回目だったし、最初からエリックをマークしていたので(笑)、ストーリーも堪能できました。再見してよかった!!
(面白かったけど印象に残っているシーンがない作品より、印象的シーンはあるけど面白かったかはわからない作品の方が、再見に向いていると気付きました。)
やはり、顔を一瞬で覚えられたということもあって、ハロルドに感情移入しやすかったです。名前のことやコーチのことを言われても、そんなんで凹んでられるかとばかりに勢いを増していくところがいいですね。「商人になるより紳士らしく負けたほうが…」みたいな言葉がトゲトゲと突き刺さってきても、それをエネルギーに”走る”ことに昇華してしまう。すごいことだと思いました。
そんな反骨精神の塊のような彼なんですが、レストランで彼女と同じものを頼んだら豚足が出てきて笑っちゃったり、みんなで歌を楽しんだりする様子は可愛かったです。コーチのおじさんもよかったなぁ(帽子に穴開けるシーンが好き)
また、エリックの信念にも惚れ惚れしてしまいました。信仰とかはあまりわからないけれど、揺るぎない信念というのは美しいものだと思うし、強さにつながるものなんですよね。
友人が代表枠を譲ってくれるエピソードも、エリックだからこそ呼び込めた奇跡だったと思いました。あとは、みんなのスポーツを愛する心のおかげかな。
ラストは胸が熱くなりました。運動音痴のわたしでもスポーツって素晴らしいと思える作品です。
ちなみに、原題はウィリアム・ブレイクの詩「エルサレム」の一節から。その詩に曲をつけたものが、映画のラストで聖歌隊によって歌われています。「炎の戦車」という意味。
■ Comment
記憶はだいぶん無くなっていますが、MY記事TBしました。
この時のオリンピックについても、少し調べてみましたよん。
>ラストは胸が熱くなりました。
>運動音痴のわたしでもスポーツって素晴らしいと思える作品です。
再見なさったのですね!
イラストも素晴らしいです!!!
あの国のあのあたりの空は、いつもこんな感じなのですよね~。
その空の下を走っている彼らと、あの音楽・・・今も胸が熱くなります。
再見時には、ちゃんと感想文をアップしていないので、今回はコメントだけにさせていただきますね~☆
2011/04/11 18:40 miri〔
編集〕
コメ&TBありがとうございます。こちらからも返信させていただきました。
> 記憶はだいぶん無くなっていますが、MY記事TBしました。
> この時のオリンピックについても、少し調べてみましたよん。
お~、さすがですね!
オリンピックも今とはだいぶ感じが違いましたもんね。
後でうかがいま~す。
2011/04/12 10:35 宵乃
いらっしゃいませ。
miriさんのおかげで再見できましたよ~。勧められなかったら見送っていたかもしれません。ありがとうございました!
> あの国のあのあたりの空は、いつもこんな感じなのですよね~。
> その空の下を走っている彼らと、あの音楽・・・今も胸が熱くなります。
こんな空の下で練習できたら、ますます走るのが楽しくなりそうですね♪
冒頭とラスト、みんなで走っているシーンがあの音楽と共に流れるのが印象的でした。それぞれいろんな悩みを抱えていても、みんな走るのが大好きなんだなぁと、しみじみ思います。
2011/04/12 10:50 宵乃
過去記事への書き込みばかりですいません
>印象的シーンはあるけど面白かったかはわからない作品の方が、再見に向いている
「炎のランナー」はまさに印象的なシーンのたくさんある映画だと思います
劇場で観たはずなのですが、いつ観たのか思い出せなかったので調べたら1982年8月公開だったそうで20歳の時に鑑賞したことになり、ストーリーはよく覚えていないのですが、宗教上の理由で日曜日に走れなかったり・・・ そんなことがあったような…
ランナーの走り方がそれぞれ個性的で、中でも顔をあげて幸せそうに走る人をよく覚えています
コーチの帽子に穴開けるシーンも覚えてます
で、やっぱり・・・
>冒頭とラスト、みんなで走っているシーンがあの音楽と共に流れるのが印象的でした。
あんなに美しいシーン(音楽も含めて)にはなかなかお目にかかれませんね!
今でもあの曲を聴くと爽やかでちょっぴり切なく、涙が出そうになります
イラストもいいシーンですね
“宵乃さん”の画のブルーはいつもきれいな色だなぁ
以前アドバイスいただいた「コメント」の件
やってみました → 上手く行きました!
も~ホント感謝してますm(_ _)m
これでどのルートからBlogに入ってもコメントしてもらえます
残る問題は、みんながコメントしたくなるような記事を僕が書けるかどうかです
こればかりは“宵乃さん”に相談してもムリか・・・(^^ゞ
いらっしゃいませ!
過去記事でもコメントしてもらえたら嬉しいですよ~。いつもありがとうございます。
> ランナーの走り方がそれぞれ個性的で、中でも顔をあげて幸せそうに走る人をよく覚えています
なんかこうスポーツしたい!って思える作品ですよね。HAMさんは20歳にご覧になったということで、少なからず影響を受けていそうです。サイクリングも頑張ってらっしゃいますし♪
> あんなに美しいシーン(音楽も含めて)にはなかなかお目にかかれませんね!
> 今でもあの曲を聴くと爽やかでちょっぴり切なく、涙が出そうになります
たくさんの印象的シーンがありますが、やはり一番は冒頭とラストのランニングシーンですよね。どんな学生時代を送ったひとでも、まるで自分がスポーツに打ち込んだ過去があるかのような錯覚に陥ります(笑)
> イラストもいいシーンですね
> “宵乃さん”の画のブルーはいつもきれいな色だなぁ
ありがとうございます!!
空の色は大好きなんですよ。とくに青空が。これからも頑張りますね~♪
> 以前アドバイスいただいた「コメント」の件
> やってみました → 上手く行きました!
> これでどのルートからBlogに入ってもコメントしてもらえます
よかったです!よけいなお節介かなぁとも思ったんですが、喜んでもらえて安心しました。
> 残る問題は、みんながコメントしたくなるような記事を僕が書けるかどうかです
> こればかりは“宵乃さん”に相談してもムリか・・・(^^ゞ
またまた、ご謙遜を~。いつも読ませてもらってますよ。
これからも楽しい記事を待ってます♪
2011/05/01 10:23 宵乃
この映画の存在もテーマ音楽も30年前から知っていたけど、映画は見ないままと言う情けなさ・・・・。
また、準主役の役者さんがエイズで亡くなったと言う予備知識だけある状態から20年も過ぎて、ようやくCATVのムービープラスから録画して見ました。
感動しました!
ユダヤ人に「プロのコーチを雇ってはいけない」と言う学長。
プロテスタントの宣教師は、「安息日は走れない」。
いろんな障害を乗り越えてそれぞれの種目で金メダル。
素直に感動できる映画です!
2012/05/19 19:40 間諜X72〔
編集〕
いらっしゃいませ!
何となく観ないでいて、そのままずっと機会を逃してしまう事ってありますよね。わたしもテーマ曲は知っていたけど、この作品のものだとは観るまで知りませんでした。
良い機会に恵まれてよかったですね!
> いろんな障害を乗り越えてそれぞれの種目で金メダル。
> 素直に感動できる映画です!
本当に素晴らしい映画でした。
たくさんのひとに、この爽やかな感動を味わってほしいです。
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2015/09/28 22:35