映画「お買いもの中毒な私!」感想

この動くマネキンが描きたかった!ヒロインの虚ろな瞳も再現(笑)(2013/4/4イラスト追加&単独記事に直しました。この作品へのコメント等は過去記事に残ってます)
原題:CONFESSIONS OF A SHOPAHOLIC
製作:アメリカ’09
監督:P・J・ホーガン
原作:ソフィー・キンセラ
ジャンル:コメディ/ロマンス
【あらすじ】ニューヨーク。編集部で働く25歳のレベッカは、ブランド物の衝動買いが止まらずカード無効になった上、運悪く廃刊で会社をクビに。憧れのファッション誌の編集部に就職しようとするが、何の間違いかおカタい経済誌に決まり…。
買い物の後に罪悪感に襲われた表情をちらりとでも見せていれば、コミカルなだけでなく結構考えさせる作品になったと思うんだけど…。
依存症は怖いですよ。どんなに自己嫌悪していてもやめられないんだから。
金遣い荒いひとか依存症かの境界線は、やめたいのにやめられない、もしくはそれが原因で生活に支障をきたすなどの問題があるかどうかで決まるはずなので、借金まみれの彼女は完全に依存症。嘘をつきまくるのも「依存症とはそういうものだから」と思えます。
でも、自助会での言動やラストの借金取りへの仕返しを見ると、依存症以前に彼女の人間性に問題があるんですよね~。なので、ぜんぜん感情移入できないし、笑えもしませんでした。
最後はちょっと感動したけど、それは受付の男性や自助会の先生、上司や親友、両親の優しさと心の広さにかなぁ。
ウィンドウに並ぶマネキンが動いて主人公を誘惑するという表現だけは、とても素敵でした。
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■ Comment
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2013/04/04 14:46
こんばんは!!(^.^)
なるほどですね~、確かにやり過ぎだったかも?(^▽^;)
依存症になっちゃうと理屈じゃないんですよね、、、
買い物だけでなくパチンコなど、色んな依存症の方が
いらっしゃいます。自己責任といいつつ、依存症の方たちを
そそのかすような商売はえげつないですよね(汗)
>ウィンドウに並ぶマネキンが動いて主人公を誘惑するという表現だけは、とても素敵でした。
しまった!マネキンの事を記事するのを忘れてました(笑)
イラストは思い出して、思わずニンマリしちゃう秀作ですね!!\(^o^)/
いらっしゃいませ!
こういうテーマはちょっと難しいですよね~。コメディにするにしても、後悔する描写はほしかったです。
> 自己責任といいつつ、依存症の方たちを
> そそのかすような商売はえげつないですよね(汗)
依存症に対する正しい知識を広めつつ、そういう商売を取り締まっていければいいんですけどね…。
依存症は本人だけでなく、周りの人々も不幸にするから、本当に恐ろしいです。
> しまった!マネキンの事を記事するのを忘れてました(笑)
> イラストは思い出して、思わずニンマリしちゃう秀作ですね!!\(^o^)/
ありがとうございます!
このシーンはホント良かったですよね。笑えはしなかったけど、このシーンを見られて、イラストにできただけで満足です♪
レンタルして見終わってから、そう経たないうちに先週Dlifeで放送してました。
それは置いといて地上波の映画放送がほぼ全滅した今、
頻繁に放映してくれるBSの各映画番組はありがたい存在です。
金曜ロードショーは結構頑張ってるけど、土曜と日曜はたまにやるだけ。
昔は毎週あったのにね。
作品ですが
依存症のセミナーに参加したのに、他の人の依存症をぶり返させるのはちょっとなあ、と思いました。あのセミナーの人たち、バーゲンにも協力してくれて、いい人たちばかりでしたね。それと、あの仕返しもね、あの督促してた人、嫌味だけど普通に仕事してただけのような気がします。
それよりも、親友役の女優さんがめちゃくちゃ可愛くて、この点だけでも見た甲斐がありました
そういえば先日、マーク・ウォルバーグが賭博依存症の大学教授を演じた「ギャンブラー 熱い賭け」という映画を見たのですが、こちらもとてつもない中毒ぶりでした。
主人公のすかした態度もあいまって
宵乃さんが見たら「いい加減にしろ!」って怒りたくなるかも。
しかも「お買い物中毒」で父親だったジョン・グッドマンが出てて、狙ってキャスティングしてるのかと勘繰りたくなる。
機会があれば、どうぞ
2016/01/26 22:58 バーンズ
こちらもコメントありがとうございます♪
オンエアは嬉しいけど、レンタル直後だとショックですよね(汗)
私はいつも、ブックマークにある「映画のテレビ放送に関するサイト」の「放送カレンダー」をチェックしてます。結構先まで網羅してるので便利ですよ~。
バーンズさんは北海道でしたっけ。こっちは地上波もテレビ東京や東京MXが頑張ってくれていますが…。フジテレビの「ミッドナイトアートシアター」はそっちで見られないですかね?
昔と比べて地上波で映画をやらなくなったのは、BSが普及したからなのかな?
> あのセミナーの人たち、バーゲンにも協力してくれて、いい人たちばかりでしたね。それと、あの仕返しもね、あの督促してた人、嫌味だけど普通に仕事してただけのような気がします。
本当にいい人たちばかりで、借金取りもコメディでよくある悪徳業者じゃないし、主人公が一番嫌な奴でした…。親友のお顔は忘れてしまったけど、ヒロインよりよっぽど魅力的な女性だったことは覚えてます!
> そういえば先日、マーク・ウォルバーグが賭博依存症の大学教授を演じた「ギャンブラー 熱い賭け」という映画を見たのですが、こちらもとてつもない中毒ぶりでした。
あはは、大学教授ですか。
自分は大丈夫と思ってるお堅い人ほど、賭け事などでドツボに嵌ったりしますよね。しかも、なまじ地位や家庭があると必死に隠そうとするから犯罪に手を染めたり。ギャンブルものは「マーヴェリック」みたいな明るいのもあれば、こういう闇の部分もあって、けっこう映画向きの題材かも。
機会があったら観てみますね。ジョン・グッドマンさん、見分けられるかな(汗)