映画「アラビアのロレンス」観ました

製作:イギリス’62
原題:LAWRENCE OF ARABIA
監督:デヴィッド・リーン
原作:T・E・ロレンス
ジャンル:★ドラマ/歴史劇
【あらすじ】1916年、カイロ。英国陸軍のロレンス少尉は、独立闘争に意気込むアラブ民族の現状を確かめに向かった。そこで、反乱軍が苦境にあると知った彼は、内陸からのアカバ奇襲作戦を提案。やがて、勝利を手にした彼は”英雄”となるが…。
ずっと前に観たきりだったので再見しました。
なんとなく”よくわからない”という印象があったんですが、なぜロレンスがあそこまであの国に執着するのかわからなかったみたいですね。まあ、わからなくていいことだし、そういう”変わり者”だったからこそ後半の苦悩に繋がるのですが。それでも気になって、前半は彼が砂漠に惹かれる理由を見つけようと必死になって観てました。途中、「清潔だからだ」と答えるシーンがありますが(このシーンは良く覚えてました)、それも”今だからそう言うのか、前からそう思っていたのか”と悩んでしまいます。
金髪碧眼の容貌は苦手ですが、彼のミステリアスなところは魅力的でした。
様々な出来事の中で揺れ動く彼という人間と、雄大な砂漠。(あと、個人的にアウダ・アブ・タイ)
もうそれだけで大満足です。
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■ Comment
>力尽きました・・・。
やったー! いっただき~!
・・・おっといけない、イラストをお借りいたします。(ペコリ)
スッキリとした、要点の分かりやすい記事で素晴らしいではないですか~♪
ダラダラ書けば良いのではないのです!
ホント、お手本のような記事です!
>様々な出来事の中で揺れ動く彼という人間と、雄大な砂漠。
言葉は要らない・・・映画館を出て、何も言わずに喫茶店でコーヒーを飲む・・・今の宵乃さんと私は、そんな二人でいたいと思います♪
>(あと、個人的にアウダ・アブ・タイ)
ここがね~!
そうなんだ~。ほほぉ~そうなんですね~。
確かにアンソニー・クインは、この映画でも他の映画でも、別の俳優では絶対に出せない「オーラ」のようなモノを出していますよね!!!
私は架空の人物、アリが一番です☆
2011/02/22 17:11 miri〔
編集〕
こんばんは。
クリアしたばかりだから言うわけじゃないですが、FEっぽいイラストですね。
全体的に白が強調されていて、ファンタジックな印象です。
「砂漠は清潔だから」は名言ですね~。
男のロマンを感じます。
個人的には、都会の快適な屋内で過ごしたいですけど(笑)。
いらっしゃいませ、いつもコメントありがとうございます!
> スッキリとした、要点の分かりやすい記事で素晴らしいではないですか~♪
> ダラダラ書けば良いのではないのです!
ありがと~、そういってもらえるとほんと嬉しいです。もう、イラストにここまで労力をかけたんだから、この作品が好きな気持ちは伝わってるだろうということで、シンプルにいきました。
イラストも気に入っていただけたようで頑張ったかいがあります!
> 言葉は要らない・・・映画館を出て、何も言わずに喫茶店でコーヒーを飲む・・・今の宵乃さんと私は、そんな二人でいたいと思います♪
ですね~、ふたりで静かに余韻を楽しみましょう♪
> >(あと、個人的にアウダ・アブ・タイ)
> 確かにアンソニー・クインは、この映画でも他の映画でも、別の俳優では絶対に出せない「オーラ」のようなモノを出していますよね!!!
あはは、ロレンスのような複雑な人物もいいですが、アウダみたいな自分に正直で揺らぎのない人間もいいなぁと思って。まさに砂漠の蛮族って感じでしたよね!
> 私は架空の人物、アリが一番です☆
彼との友情もよかったですよね~。架空の人物だったとは知りませんでした。
もっと勉強しなくては!
2011/02/23 10:57 宵乃
> クリアしたばかりだから言うわけじゃないですが、FEっぽいイラストですね。
> 全体的に白が強調されていて、ファンタジックな印象です。
この風になびく白を描きたくて仕方がなかったんですよ。彼はこの服が一番似合ってました。
FEの砂漠ステージには毎回苦労させられます。剣を掲げた主人公がこうやって指揮してるんでしょうか。ペガサスの乙女がいれば完璧ですね♪
> 「砂漠は清潔だから」は名言ですね~。
> 男のロマンを感じます。
> 個人的には、都会の快適な屋内で過ごしたいですけど(笑)。
そうそう、砂漠も男のロマンも、傍から観ているからいいんですよね~。
またいつか、快適な屋内でこの作品を堪能したいです!
2011/02/23 11:14 宵乃
この映画のことでなくて申し訳ないのですけど、
3月2日にBSTBSで「炎のランナー」がオンエアされるので、
「もし未見でしたら是非どうぞ」と、お薦めにまいりました。
コメントがなかったので、未見かな?と思ったので、
余計なお世話でしたらゴメンなさい。
私はこのDVDを11月頃に買って持っているので、
オンエアの前日までには見ようと思います。
ちょっと宗教色の強い作品ですが、
陳腐な言い方ですが、オスカー取って当たり前の素晴らしい作品です。
良かったらどうぞ~☆
2011/02/24 14:38 miri〔
編集〕
こんにちは、お知らせ頂いてありがとうございます!
一応その作品は観たことがありますが、内容を詳しく覚えてないんですよね。ユダヤ人青年のコンプレックスがメインのお話でしたっけ?
他のと被らなければ録画して再見しますね~♪
2011/02/24 15:08 宵乃
印象に残っているのは・・・・・・。
あまり言いたくありませんが、ロレンスが敵に捕らえられて屈辱を受ける場面ですね。
その後、彼は戦争であまりにも酷い殺し方をして、仲間に「もういい!やめろ!」と言われる。
評論家によっては「彼はこの映画の主演女優だ。」と言う人もいます。
アンソニー・クインは男らしくてカッコ良かったです。荒馬を乗りこなす場面。褒美を欲しがる場面。武骨で良いです。
2011/02/26 23:13 間諜X72〔
編集〕
> 印象に残っているのは・・・・・・。
> あまり言いたくありませんが、ロレンスが敵に捕らえられて屈辱を受ける場面ですね。
あ~・・・、あれは嫌な気分になるシーンでしたね。
描き方としては上手かったですが。
> 評論家によっては「彼はこの映画の主演女優だ。」と言う人もいます。
なんとなくわかります。わたしは”なよなよ”した男性が苦手なので、時々ロレンスが女みたいで嫌だなぁと思ってしまいました。でも、この長い作品に魅入られるのも、彼(と砂漠)の魅力のなせるわざなんですけどね。不思議な作品です。
> アンソニー・クインは男らしくてカッコ良かったです。荒馬を乗りこなす場面。褒美を欲しがる場面。武骨で良いです。
あ~!アウダってアンソニー・クインだったんですね。この間みた「炎の人ゴッホ」でゴーギャンやってたひとじゃないですか。まったく気付かなかった自分に呆れてしまいます。
彼のような存在があってこそ、ロレンスのような繊細な人物が際立ちますよね。
2011/02/27 09:17 宵乃
宵乃さん。おはようございます。
ここにも久しぶりにお邪魔します。なぜ、ここに来たのか?
「アラビアのロレンス」で「ハリト族の“シャリーフ・アリ”」を演じたオマー・シャリフ。
そのオマー・シャリフが主演の「ジンギス・カン」を先日見ました。
モンゴルの物語なのに、出演者は全て欧米人。ロケはユーゴスラビア(当時)。ちょっと苦笑しながら見ましたが、見応えはありました。
オマー・シャリフはエキゾチックな雰囲気があります。
>あ~!アウダってアンソニー・クインだったんですね。
アンソニー・クインと言えば、「道」のザンパノ「ナバロンの要塞」のアンドレア・スタブロス大佐を思い出します。
>「炎の人ゴッホ」でゴーギャン
まだ見ていないです・・・(^^;
今調べたら、アカデミー助演男優賞受賞。すごいですね!
一度見たいです。
2015/09/28 06:37 間諜X72〔
編集〕
いらっしゃいませ、いつもありがとうございます。
「ジンギス・カン」ですか~、未見ですが「アラビアのロレンス」のオマー・シャリフさん主演なんですね。シャリーフの男らしい風貌は印象に残ってます。
> モンゴルの物語なのに、出演者は全て欧米人。ロケはユーゴスラビア(当時)。ちょっと苦笑しながら見ましたが、見応えはありました。
あはは、シャリフさんがいなかったらモンゴルに見えなかったかも(笑)
外国人の役もこなせる役者さんは貴重ですね。
> アンソニー・クインと言えば、「道」のザンパノ「ナバロンの要塞」のアンドレア・スタブロス大佐を思い出します。
ザンパノは印象的な役でした。
「炎の人ゴッホ」は見応えあります。ゴーギャンはあまり覚えてませんがアンソニー・クインが演じてたのか~。ゴッホのインパクトが凄まじくて印象には残ってないものの、作品全体の印象がいいのは助演の素晴らしさもあったからこそだと思います。
もしご覧になったら、またお話しましょうね~。
>外国人の役もこなせる役者さんは貴重ですね。
その通りです。
ファイサル王子役はアレック・ギネス。「戦場にかける橋」とは全く違う役です。
僕がオマー・シャリフを初めて見たのは、「S・H・Eクレオパトラジャガー」と言う女性スパイが主役の亜流007映画です。オマー・シャリフは、そのアラフォー女性スパイに惚れる中年男の役でした。コミカルに演じていました。
2015/09/29 08:05 間諜X72〔
編集〕
> ファイサル王子役はアレック・ギネス。「戦場にかける橋」とは全く違う役です。
さすが名作には名優が揃ってますね!
> 僕がオマー・シャリフを初めて見たのは、「S・H・Eクレオパトラジャガー」と言う女性スパイが主役の亜流007映画です。オマー・シャリフは、そのアラフォー女性スパイに惚れる中年男の役でした。コミカルに演じていました。
ぜんぜん知らない作品ですが、案外スパイもののパロディ?作品って多いですよね。
熟女スパイに惚れる中年ですか(笑)
コミカルな役を演じる彼の姿が想像できないです…。でもきっと魅力的なんでしょうね。