忘却エンドロール

素敵映画に出会えた時の感動をそのまま書き綴る、映画感想ブログ.

映画「黄金の七人」観た

 | 犯罪ドラマ  com(12) 
Tag:イタリア 

黄金の七人
製作:イタリア’65
原題:SETTE UOMINI D'ORO
監督:マルコ・ヴィカリオ
ジャンル:★犯罪/コメディ

【あらすじ】銀行の真向かいにあるホテルの一室で、”教授”が6人の仲間に無線で指示を飛ばす。彼らの狙いは、ジュネーヴのスイス銀行に眠る7トンの金塊だった。妖しい美女ジョルジアを傍らに、”教授”の計画は滞りなく進められていくが…。

荒野の七人」みたいなタイトルだなぁと思って観始めたら、内容はむしろ実写版ルパン三世という感じでした。
もう、黄金強奪の手段とか、使っている道具のおもちゃっぽさとか、登場人物、とくにお色気美女ジョルジアのゲームを楽しんでいるような雰囲気が、まんまルパン三世なんですよね。いつ「ふ~じこちゃ~ん」とルパンが現れてもおかしくない、懐かしくて楽しいムードに溢れてました。
頭が切れて、ジョルジアにはぞっこんだけど、完全には信用していない”教授”。お金大好きで、手練手管によって男を操るジョルジア。そして、ヨーロッパ選りすぐりの盗みのプロであり、”教授”の頭脳を信頼する6人の男たち。
そんな彼らが、あくまでゲームを楽しむ感覚で、金塊を盗みだします。小さなミスや想定外の出来事にハラハラドキドキ、つい彼らを応援してました。…まあ、盗み出した後が本番みたいなもんなんだけどね!
オシャレで楽しい、気楽に観られる犯罪コメディだと思います。

■ Comment

こんばんは☆

ジャストなイラストですね~そっくり☆

>オシャレで楽しい、気楽に観られる犯罪コメディだと思います。

一言で言うと、この通りの映画ですね~!

バカらしい設定や無理な状況も難なくパス、それがこういう映画の面白ささ!と言い切る。本当にドタバタコメディの犯罪アクションのいろんな要素を含んだ・・・で、裏切りの彼らに何故ついてゆく?最後のシーンは、それでも笑えて、次の映画に心惹かれる、それが良いよね~、素晴らしい名画です。

こんな感想でした。長々失礼しました♪
2011/02/01 22:29  miri〔編集

ルパンはこの映画に影響を受けているみたいですね。
ジョルジアがふじこちゃんに見えて仕方がなかったです。(笑)

続編も軽~いタッチで気楽に見れた記憶があります。
また観たくなってきました!
2011/02/02 00:39  マミイ編集

>miriさん

> バカらしい設定や無理な状況も難なくパス

そうなんですよね~、バカらしさを気にさせない”魅力”に溢れた作品でした。
仲間たちがニカッと笑い合うのを見ていると、犯罪だと忘れてしまいそうです。

> 裏切りの彼らに何故ついてゆく?最後のシーンは、それでも笑えて、次の映画に心惹かれる、それが良いよね~、素晴らしい名画です。

金塊も大好きだけど、プロとして歴史に残るような大仕事をやり遂げたい!
そんな夢をみて目をキラキラさせているところに惹かれるのかな~?
憎めない奴らです。
2011/02/02 10:55  宵乃

>マミイさん

> ルパンはこの映画に影響を受けているみたいですね。
> ジョルジアがふじこちゃんに見えて仕方がなかったです。(笑)

やっぱりそうでしたか~!!
半裸のジョルジアが「故郷では(誕生日に)最初に来たひとにキスするの」といって若い警官をメロメロにしてしまうシーン。不二子ちゃんもやりそうだなぁと観てました。

> 続編も軽~いタッチで気楽に見れた記憶があります。

「続・黄金の~」はちょっと悪ノリしすぎたかな?
他の続編はオンエアしてくれなかったけれど、いつか観たいです!
2011/02/02 11:10  宵乃

まさに

まさに実写版ルパン三世です。
と言うか、ルパン三世はこの映画をお手本にしたんですね。
ルパンを裏切った不二子が「ルパン。怒ってないの?」と言ったら、「なあ~に。裏切りは女のアクセサリーみたいなもんさ。」と言う台詞を思い出します。
最後まで楽しめる映画でした。大どんでん返しもいいですねー!
ジョルジアを演じる女優さんは、この時既にお母さんだったそうですね。そうは見えませんでした。

それにしても、この映画の続編はちょっとねえ・・・・・・・。
2011/02/02 20:21  間諜X72〔編集

>間諜X72さん

いらっしゃいませ!
この作品を観ている間、ずうっと「ルパン三世」のことが頭にあったので、これをお手本にしたと聞いて納得です。「ルパン三世」大好きだったので、この作品には感謝です!

> ルパンを裏切った不二子が「ルパン。怒ってないの?」と言ったら、「なあ~に。裏切りは女のアクセサリーみたいなもんさ。」と言う台詞を思い出します。

そのセリフ、ルパンらしくって大好きです。教授の雰囲気はルパンとちょっと違うけれど、二人の関係はルパンと不二子ちゃんみたいで、やっぱり昔から知っているような感じがするんですよね。

> ジョルジアを演じる女優さんは、この時既にお母さんだったそうですね。そうは見えませんでした。

マジですか!?
うわぁ、ぜんぜんそうは見えません。あんなセクシーな母親だと子供も大変でしょうね~(笑)

> それにしても、この映画の続編はちょっとねえ・・・・・・・。

ちょっとハメを外しすぎてましたねぇ。何作かあるようなので、気になってはいますが。
2011/02/03 10:34  宵乃

ホッとしました☆

返信有難う~☆
安心いたしました☆

ところで、この映画の続編ですが、皆さんと同じで、ちょっとね~って思っています。
あと「新・黄金の七人」とかいうのを、昔、見たらしいのですが、覚えていません。
「新」の方は「B」で揃えているようですけどね・・。
またいつかオンエアしたら、一緒に見ましょう~♪
2011/02/03 14:59  miri〔編集

Re: ホッとしました☆

いえいえ、いつも気遣っていただいてどうもありがとうございます♪

> ところで、この映画の続編ですが、皆さんと同じで、ちょっとね~って思っています。

ですよね~、この作品の続編を期待させる終り方がよかっただけに、ちょっとがっかりでした。

> あと「新・黄金の七人」とかいうのを、昔、見たらしいのですが、覚えていません。
> 「新」の方は「B」で揃えているようですけどね・・。

お~、ご覧になってるんですね。観るのが怖い気もするけれど、やっぱり気になってしまいます。
まとめてオンエアしてくれればよかったのに!
2011/02/04 07:36  宵乃

続・黄金の七人

「黄金の七人」と同じ監督。同じキャスト。
予算が大幅にアップ。だけどうまく行かない。
それが映画と言うものです。こうすれば絶対に成功する、絶対ヒットする、と言う方程式はないです。
南米の某国の大統領が出てきて、大掛かりな仕掛けが出て来るけど、あまり面白くない。「柳の下にドジョウはいない」と言う古い諺通りです。

でもまあ、あまり批判し過ぎてもいけませんね・・・・・・(^^;

さて、「黄金の七人」の方ですが、教授が他の六人の男達を裏切って、その先どうなるかも面白みなんですね。
殺し合いになるかと思ったら和解。でもああ言う結末。
ジョン・ヒューストン監督、ハンフリー・ボガード主演の「黄金」同様、90%までうまく行ったけど後はご破算。僕は、ああ言う結末が大好きです!
2011/02/05 18:13  間諜X72〔編集

Re: 続・黄金の七人

> それが映画と言うものです。こうすれば絶対に成功する、絶対ヒットする、と言う方程式はないです。

お~、格言!
前回の成功と予算UPで気が抜けてしまったのかもしれません。”なんとかなるだろう”という気持ちが観客に伝わってしまってはいけませんよね。

> さて、「黄金の七人」の方ですが、教授が他の六人の男達を裏切って、その先どうなるかも面白みなんですね。
> ジョン・ヒューストン監督、ハンフリー・ボガード主演の「黄金」同様、90%までうまく行ったけど後はご破算。僕は、ああ言う結末が大好きです!

そうそう!期待が高まっていって、一気に崩れ去ってしまうんだけど、後味は爽やか!
こういう作品はわたしも大好きです。

ところで、GYAOで観ようと思っていた「眠狂四郎」の最後の作品なんですが、どうもお流れになってしまったみたいで・・・。もしかしたらそのうち配信してくれるかもしれないけれど、いつ観られるかわかりません。とりあえず、BSシネマオンラインにリクエストしておきますね~。
2011/02/06 09:56  宵乃

最後の・・・・・・。

>前回の成功と予算UPで気が抜けてしまったのかもしれません。
>”なんとかなるだろう”という気持ちが観客に伝わってしまってはいけませんよね。

宵乃さんがおっしゃる通りです!
そう言う例はたくさんある事でしょう。
低予算で四苦八苦する工夫や努力が大事です。

>「眠狂四郎」の最後の作品なんですが、どうもお流れになってしまったみたいで

まあ、宵乃さんがご覧になった時で。
僕はレンタルで見ました。
宵乃さんのご感想を楽しみにしております。



2011/02/10 20:42  間諜X72〔編集

Re: 最後の・・・・・・。

> そう言う例はたくさんある事でしょう。
> 低予算で四苦八苦する工夫や努力が大事です。

制約があるとかえっていいものが出来上がったりもしますしね。
そういう作品があるから、どんな映画も自分の目で確かめずにはいられません!

> 宵乃さんのご感想を楽しみにしております。

観られたら必ずお伝えしますね~!
いつもお話してくださってありがとうございます。
2011/02/11 11:56  宵乃
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