映画「三匹荒野を行く」観た
読み:さんびきこうやをゆく
原題:THE INCREDIBLE JOURNEY
製作:アメリカ’63
監督:フレッチャー・マークル
原作:シーラ・バーンフォード
ジャンル:アドベンチャー
【あらすじ】ハンター一家のペット・ルーア、ボジャー、テイオーの三匹は、一家が留守のあいだ知人の家に預けられる。しかし、彼もまた3週間家を空けることになり、三匹は寂しさから300km以上も離れたハンター家を目指し歩き出す。
いくら動物好きといっても動物メインのあざとい映画は好きじゃないのですが、これは素直に楽しめる作品でした。(観たきっかけは、題名で西部劇と勘違いしたからなんですけどね。)
責任感の強いルーアに、老犬ボジャー、好奇心旺盛な猫テイオー。ホームシックに駆られた仲良し三匹が、300km以上の険しい道のり(荒野というより森だった)を旅するアドベンチャーです。
見どころは、やっぱり動物たちの可愛らしさでしょう。
ナレーションのみで動物たちにセリフはなく、仕草や表情だけで感情を表しています。三匹が仲良くじゃれるシーンから危険な冒険のシーンまで、よく演技してました。
しかも、メイン三匹の他にも、旅の途中で様々な動物が出てきます。獲物役の動物が逃げ回る様子は本当に演技なのかと心配になるほどですし、逆に熊やら山猫やらが襲いかかってくるシーンでは間違って怪我でもしないかとハラハラしました。
正確には覚えてませんが、ちゃんと調教された動物が10種類近く出ていたと思います。
…サービス精神旺盛ですね。製作スタッフの頑張りが目に浮かびます。
そういう陰の努力も思い浮かべながら、彼らの冒険に付き合ってみてくださいね。
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