映画「砲艦サンパブロ」観た

製作:アメリカ’66
原題:THE SAND PEBBLES
監督:ロバート・ワイズ
原作:リチャード・マッケナ
ジャンル:★ドラマ/戦争
【あらすじ】外国人排斥運動が激化する1926年、上海。現地に駐留するアメリカのボロ砲艦サンパブロ号にジェイク一等機関士が赴任する。艦内で働く中国人と揉めつつも、やがて友情が生まれるが、それは中国人や艦の仲間の反感を買い…。
マックイーンの作品に短いものはないのか、と思いつつ観賞。
重厚なドラマもよかったけど、砲艦の機関室がよかったです。自分は戦艦やら何やらに興味は無いと思っていたのに、妙に心惹かれるものがありました。ストーリーよりも、マックイーンがエンジンに自己紹介したり、パイプをカンカン叩いてるシーンが印象に残っていたり。ポーハンを新しいリーダーに育てようと、身振り手振りで機関室内を説明して回るところが一番好きです。
そして、彼と友情を深めるポーハン、フレンチーもよかった。とくにフレンチーのメイリーへのひたむきな愛情が印象的。やってることは身請けなんだけど、優しく穏やかな彼の態度から本物の愛情なんだと納得できました。
多くの登場人物が悲壮な最期を遂げるのが辛い…。
原題の意味はよそ様のサイトで読んだところ、砲艦の名前”サンパブロ”は聖人パブロ、つまり聖パウロのことで、オンボロ艦には立派すぎると船員たちが語呂合わせでつけたニックネームSand Pebbles (砂・小石)ではないかということです。また、Pebbleだけなら扱いにくい人という俗語もあり、主人公を示しているのかも。
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■ Comment
宵乃さん、お誕生日だったのでは?
もう昨日になっちゃったけれど…
おめでとうございました!
これからも楽しく生きてください(^^ゞ
僕は宵乃さんの誕生日をお祝いする意味も込めて、いやホントにお祝いのつもりで、マジで記念にと思って、『SPACE BATTLESHIP ヤマト』を観てきました(*→‿←)ノオメデト
年齢的に“ヤマト”世代なのでまぁ~まぁ~まぁ~僕は楽しみました…
言いたいことはいっぱいですが、がんばったなぁ~ってわかります
そして今日は映画館でチケットを買うとなんと「1000円になります」ですって!
思わず「お~、宵乃さんの誕生日だからお祝いの割引っすか?」と聞いたところ、「そうです」とのこと。
ありがたいことです。
12/1に映画が1000円で観られるのも宵乃さんのおかげです<(_ _)>
来年の今月今夜もよろしくお願いします
で、『砲艦サンパブロ』ですね!
子供のころにTVで観たきりですが、マコさんという日本人が吊下げられるシーンが印象的で残っています
長い映画でしたよね・・・
いつかまた観ます きっと
んじゃ~ (@^^)/~~~マタネ!
2010/12/02 01:33 |―|/‐\|\/|
ありがとうございます!
誕生日覚えてくださっているとは、さすがの記憶力ですね~。わたしは誕生日とか記念日とかまったく覚えられない人間で、自分の誕生日も言われるまで気付かないタイプなんですよ。
昨晩はワインジュースを開けて家族で祝いました♪
> 僕は宵乃さんの誕生日をお祝いする意味も込めて、いやホントにお祝いのつもりで、マジで記念にと思って、『SPACE BATTLESHIP ヤマト』を観てきました(*→‿←)ノオメデト
あはは、ありがと~!
12/1公開だったんですね。ヤマトは去年あたりアニメのダイジェスト的な映画を観ただけですけど、あの長い話をどう再構築したのか気になるところです。とりあえずCGは本気出したのかな。
> 思わず「お~、宵乃さんの誕生日だからお祝いの割引っすか?」と聞いたところ、「そうです」とのこと。
> 12/1に映画が1000円で観られるのも宵乃さんのおかげです<(_ _)>
聞いちゃったんですか(笑)
ノリのいいひとでよかったですね~。
そうです、わたしの生まれた(映画の)日は全国の映画ファンのためにあるのです・・・なんてネ!
> で、『砲艦サンパブロ』ですね!
> 子供のころにTVで観たきりですが、マコさんという日本人が吊下げられるシーンが印象的で残っています
同胞をあんなふうにできてしまう集団心理の残酷さ・・・恐ろしいです。
それを利用する戦争屋は許せないですよね!
2010/12/02 11:39 宵乃
昨日はお誕生日だったのですネ!
おめでとうございました☆
一日遅れでゴメンなさいね~!
そうかぁ~「映画の日生まれ」だなんて、なんという素晴らしい人でしょうか?
これからも、どうぞ宜しくお願いいたします♪
ワインジュースとは、ワインなのですか? ジュースなのですか? ノンアルコールなのかな?
この映画は最初の5分くらい見たのですが、あまりに長いし、削除してしまいました。キャンディが出ていたので、いつか見るかもしれません。
まぁ何はともあれ、めでたい、めでたい☆
ご健康に恵まれて、良き毎日をお過ごしくださいませ~♪
2010/12/02 11:55 miri〔
編集〕
ありがとうございま~す。記事にちょこっと書いとけばよかったんですが、気付いたのが投稿してしばらく経ってからだったので、あはは。
誕生日が「映画の日」だったというのは、このブログを始めてから知ったんですよ~。運命ですかね(笑)
> ワインジュースとは、ワインなのですか? ジュースなのですか? ノンアルコールなのかな?
ワイン用の葡萄でつくったジュースだそうです。お酒がダメなので雰囲気だけでも。
> この映画は最初の5分くらい見たのですが、あまりに長いし、削除してしまいました。キャンディが出ていたので、いつか見るかもしれません。
長いですよね~、どうしてこうマックイーンの作品は長いのが多いんでしょう!!
しかもあまり救いがないので、観るなら元気が余ってるくらいの時がいいです。
> まぁ何はともあれ、めでたい、めでたい☆
> ご健康に恵まれて、良き毎日をお過ごしくださいませ~♪
ほんとにありがと~!
お互い、健やかで楽しい映画ライフを送っていきましょう!
2010/12/02 12:59 宵乃
先日BSで見ました。
前半の一番最後。マコ岩松が演じる中国人がリンチに遭い、ジェイクが見かねて射殺する場面が悲しいです。ジェイクと仲良くなり、自分よりもずっと大柄な白人とボクシングをして勝って大健闘だったのですが・・・・。
マコ岩松はその後「グリーン・ホーネット」でブルース・リーと闘う中国人役を演じてますね。ブルース・リーが日本人カトー役。実際と逆ですね。
「大脱走」でも好演したリチャード・アッテンボロー。メイリーを演じた女優は、その後「エマニエル夫人」の原作者。あの二人の恋愛は悲しすぎます。
ラストでジェイクの死も無駄死にと言う感じでした。
宵乃さんのイラスト。この映画でのマックィーンの表情がよく出ています。世渡りが下手なジェイク。
2010/12/04 08:30 間諜X72〔
編集〕
こんにちは。
わたしはこの作品でマコさんのことを知りました。すごい方だったんですね~。
ジェイクの苦渋の決断・・・やるせないです。
> マコ岩松はその後「グリーン・ホーネット」でブルース・リーと闘う中国人役を演じてますね。ブルース・リーが日本人カトー役。実際と逆ですね。
あはは、ややこしいですね。ブルース・リーが日本人を演じたことがあるなんて、なんだか変な感じ(笑)
> 「大脱走」でも好演したリチャード・アッテンボロー。メイリーを演じた女優は、その後「エマニエル夫人」の原作者。あの二人の恋愛は悲しすぎます。
あんな時代じゃなければ、と思わずにはいられませんでした。全体的に救いがないですよね。せめてシャーリーの無事を祈るばかりです。
> 宵乃さんのイラスト。この映画でのマックィーンの表情がよく出ています。世渡りが下手なジェイク。
ありがとうございます。
でも、自分ではあまり納得できていないんですよ。ポーハンがリーダーと認められて張り切る様子を、「やったな」って感じで見守るシーンなので、もう少し優しい目にできればよかったんですが・・・。
2010/12/04 11:17 宵乃