映画「大脱走」観ました

製作:アメリカ’63
原題:THE GREAT ESCAPE
監督:ジョン・スタージェス
原作:ポール・ブリックヒル
ジャンル:アクション/戦争
【あらすじ】第二次大戦末期。新たに作られたドイツ北部第3捕虜収容所に、脱走常習者、連合軍空軍将校らが運び込まれた。彼らはドイツ軍兵力を割かせるため、大規模な脱走計画を企てる。全員協力し、隠れて地下トンネルを掘り続けるが…。
好きな作品だったんですけど、ちょうど頭がガンガンし始めた時でめちゃくちゃ長く感じてしまいました…。あと、スティーブ・マックイーンが苦手だと気付いたばかりだったのと、他の人の顔があまり覚えられなかったのもあると思います。
全体的に陽気な音楽が流れていて、収容所内の様子もどこかほのぼのしてましたね。実際はどの程度だったのかわかりませんが、歌に合わせてトンテンカンと金づちを振るうシーンなど脱走を楽しんでいるようでした。でも、物資調達はスムーズすぎて魔法のよう。あれはいくらなんでも無理だよね?
印象に残ったのは偽造屋さんのエピソード。彼を気遣って一緒に脱走してくれた人(名前わすれた…)の優しさにジーンとしました。いつの間にかこのふたりのことばかり応援してたんだけど、「もう少しでスイスだ」なんて嬉しそうに言うもんだから、死亡フラグ恐怖症のわたしはその時点で涙が…。その時の風景がやたらと素晴らしいのもニクイです。
あとは、ブロンソン演じるトンネル王ダニー。トンネルを掘る理由が明かされたときは、こういっちゃぁなんだけど可愛いと思ってしまいました。誰でも苦手なものはあるよね。
マックイーンのバイクはまあ格好いいんだけど(バイクを奪うシーンは酷すぎ!)、あそこまで派手に暴れて送り返されるだけで済んだのが不思議。ゲシュタポのもとに連行された人たちの事を考えると切ないです。
脱走が始まってからラストまでは息もつかせぬ展開なんですが、やはり元気な時に観るのが一番だと思いました。また何年かしたら観てみたいと思います。
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■ Comment
素晴らしいイラストですネ!
この映画での1場面をイラストにするにあたって、このシーンを選ばれた宵乃さんの「センスの良さ」に、脱帽です☆☆☆
>でも、物資調達はスムーズすぎて魔法のよう。あれはいくらなんでも無理だよね?
まぁ一応事実とそんなには違わないと思いますので・・・普通の人間には分からない事が出来る人もいるのではないでしょうか???
ブロンソン、良かったですネ♪
マックイーンも、きっとファンなら堪らないのでは?
私は「チャーリー」を作ったアッテンボローさんが、やっぱり良かったです☆(初見時から変わらない・・・この役柄は脱獄の中心人物です)
この映画に限らず、映画は元気な時に見ましょうネ~~☆
(ちょっと不調な時に見て、反対に元気になる映画もありますけどね~!)
2010/11/22 18:53 miri〔
編集〕
いらっしゃいませ!
やはりずっと収容所内の映像が続くので、”自由の地”という印象のあのシーンを描いてみました。飛行機の影が小さすぎて鳥にみえるのが難点かな(笑)
> ・・・普通の人間には分からない事が出来る人もいるのではないでしょうか???
さすがプロ集団ですね。欲しい物なんでも出てきてほんとに魔法使いのようでした。彼らを集めるなんてドイツも無謀です。
> 私は「チャーリー」を作ったアッテンボローさんが、やっぱり良かったです☆(初見時から変わらない・・・この役柄は脱獄の中心人物です)
Xさんですね。まだ顔を覚えられないんですよ・・・。「砲艦サンパブロ」で覚えられるよう頑張ります!
> この映画に限らず、映画は元気な時に見ましょうネ~~☆
> (ちょっと不調な時に見て、反対に元気になる映画もありますけどね~!)
これからは気をつけます!(って、これ「チャイナタウン」の時も言ったかも!?)
録画が溜まってると焦っちゃうんですよね~、反省反省・・・。
2010/11/23 09:56 宵乃
おひさしぶりでございます。
「大脱走」は好きな映画です~。
マックイーン、バイクを盗むのは確かにアレですけどカッコいいし(^^;
出てくる連中、皆男気あるしで(笑)
偽造の人はドナルド・プレザンスっていう方で、
他の映画だと小心者の上役だったり悪徳政治家とか悪の親玉が多い人なんですけれど、この映画では泣けますよね。
お久しぶりです、コメントありがとうございます。
「大脱走」は面白いですよね~、元気だったらもっと楽しめたのに!
> マックイーン、バイクを盗むのは確かにアレですけどカッコいいし(^^;
自転車を盗んだひととは大違い・・・でも、柵を飛び越えるシーンはほんとカッコイイです。
> 偽造の人はドナルド・プレザンスっていう方で、
> 他の映画だと小心者の上役だったり悪徳政治家とか悪の親玉が多い人なんですけれど、この映画では泣けますよね。
悪役が多いんですか~、それは意外。この映画では守ってあげたい感じでしたからね(笑)
目前で・・・というのがほんと泣けます!
2010/11/24 07:31 宵乃
チョコレートや煙草などで、ドイツ兵を買収しようとする男。その名は調達屋。演じるのはTVシリーズ「ロックフォード氏の事件メモ」で有名なジェームズ・ガーナー。
「007は二度死ぬ」で悪玉ブロフェルドを演じたドナルド・プレザンスが偽造屋。
この二人がうまくドイツ軍の飛行機を奪ってスイスに向かう。しかし、悲しいかな、燃料切れ?あるいはエンジン不調?墜落!そして射殺される偽造屋・・・・・。僕も悲しかったです。調達屋が射殺されずに、刑務所に戻ったのはせめてもの救いか・・・・・。
無事脱走できたのはジェームズ・コバーンやチャールズ・ブロンソンと言った荒野の七人OB組。
リチャード・アッテンボロー。うまく行ったと思ったら相手の機転によって逮捕。そして集団射殺。酷い・・・・・。
見せ場たっぷりの映画でした。
マックィーン。個性が強すぎて賛否両論の大物役者ですな・・・・・・。
2010/11/27 14:00 間諜X72〔
編集〕
いらっしゃいませ、調達屋と偽造屋のコンビよかったですよね。まず、○○屋という呼び方からして好きです。刑務所や収容所などの独自のシステム自体、惹かれるものがあります。
> 調達屋が射殺されずに、刑務所に戻ったのはせめてもの救いか・・・・・。
そうですね・・・彼のことを一生覚えていてくれる人がいるというのが救いでした。ちゃんと生き延びて祖国に帰ってほしい・・・。
> 無事脱走できたのはジェームズ・コバーンやチャールズ・ブロンソンと言った荒野の七人OB組。
おお、確かに! 意識したのかな?
> マックィーン。個性が強すぎて賛否両論の大物役者ですな・・・・・・。
「パピヨン」と「砲艦サンパブロ」でちょっと見直しました。どうも、彼が自分の見せ場を無理やり作らせるのが好きになれないみたい。まあ、バイクのシーンは格好いいんですけどね。
2010/11/27 15:12 宵乃
この音楽、妙に耳につきますね。サッカーではイングランドとかオランダ、日本では浦和レッズの応援で使っています。口笛でふいているとどういうわけかいつの間にか「戦場にかける橋」になってしまうんですね(ボクだけかな?)。そういえば捕虜側の将校アレック・ギネスに似ているといえばそうかも。
この映画の10年後にマクイーンはまた独房に入ることになるんだけど、この映画って独房の悲惨さなんて出てこないし、最後は別にして、戦争映画といっても残虐なところとがあまりなくていいですね。マクイーンなんて「いやいや、また捕まったわい」みたいな。
それとブロンソンだけど、気持とってもよくわかります。ボクもclaustrophobiaなんです。昔この映画みてからあのような坑道に閉じ込められる夢を何回も見てしまいます。
2010/12/05 22:35 BBJJC
ああ、それだ!「戦場にかける橋」の主題歌とちょっと似てますよね~。
何かと似てるなぁと、ずっと気になってたんです。スッキリしました、ありがとうございます!
> この映画の10年後にマクイーンはまた独房に入ることになるんだけど、この映画って独房の悲惨さなんて出てこないし、最後は別にして、戦争映画といっても残虐なところとがあまりなくていいですね。マクイーンなんて「いやいや、また捕まったわい」みたいな。
ちょうど10年後に「パピヨン」でしたか。確かにあれに比べたらあっけらかんとした空気が漂ってましたね。それだけに最後が際立ちます。影のあるマックイーンは妙に独房が似合っている気がしました(笑)
> それとブロンソンだけど、気持とってもよくわかります。ボクもclaustrophobiaなんです。昔この映画みてからあのような坑道に閉じ込められる夢を何回も見てしまいます。
うわぁ、トラウマ映画ですね。わたしは暗いのは大丈夫なんですが、エレベーターが苦手です。夢で必ずといっていいほど、扉の向こうに敵が・・・。ターミネーターとかのせいかな?
2010/12/06 11:16 宵乃