忘却エンドロール

素敵映画に出会えた時の感動をそのまま書き綴る、映画感想ブログ.

映画「荒野の七人」観ました

荒野の七人
ユル・ブリンナーも描きたかったけど、やっぱりブロンソン!
原題:THE MAGNIFICENT SEVEN
製作:アメリカ’60
監督:ジョン・スタージェス
原作:黒澤明、橋本忍、小国英雄
ジャンル:★西部劇

【あらすじ】カルヴェラ率いる無法者に貢物を強要される農村。耐えかねた百姓たちは、少ない金をかき集め町まで銃を買いに行く。そこで腕利きのガンマン・クリスを見つけるのだった。村の救済を依頼されたクリスは、7人のガンマンを集め村へ向かう。

う~ん、やっぱり面白いですね。
もう、クリスの登場シーンからして格好いいです。通りすがりに、赤の他人の遺体を危険を冒して守ろうってんですから、農民たちがほれ込むのも無理ないと思います。黒服がキマッてます。
そしてもちろん、ブロンソンも素敵!
「今は20ドルでも大金だ」と引き受けてしまうお人好しで、子供に好かれる優しく頼れるおじさんという感じでした。
印象的だったのが”彼の係”になった少年三人組。「おじさんが死んだらお墓に花を供えてあげる」だとか、「死ななきゃもっと嬉しいよ…たぶん」とか微妙な空気の漂う会話が楽しく、そして切ない…。父親を臆病者と言った少年を叱るシーンもホロリときました。
また、向こう見ずな若造チコも、彼がいるだけで賑やかになる感じでよかったです。女の人はいなくてもいいような気もしましたが、彼の不器用な恋はつい応援してしまいます。
後半ぐっとくるのが、早撃ちリーがその心情を吐露する場面と、ハリーがありもしない黄金を夢見ながら死んでいくところ。それまで好きでもなかったのが、一気に引き込まれてしまいました。

カルヴェラが彼らに銃を返してしまうところは何度見ても「え~!!」となってしまいますが、最後まで楽しく観れました。でも、「七人の侍」と同じく未だ七人の名前が覚えられなかったり…。再見だから顔は見分けられるようになったけどさ。

<続編の追記感想>

2014/4/17「新・荒野の七人/馬上の決闘」
主人公はクリスじゃないといけないんだろうか…。あまりのギャップに入り込めず。別の名前の別のキャラにしてくれてればそれなりに楽しめたと思う。

2014/4/14「続・荒野の七人」
敵の目的やボスの事情は意外性あったけど、ぜんぶセリフで説明しちゃったのが残念かも。カッコいいシーンもあったものの、農民たちは物分り良すぎだし印象は薄い。

2014/4/24「荒野の七人/真昼の決闘」
今度のクリスはリー・ヴァン・クリーフかぁ。渋いけど、もはや「荒野の七人」でもなんでもないような。奥さんが死んで恋人が出来るまでが早すぎ!

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■ Comment

懐かしいなあ

たぶん中学の時テレビの洋画劇場で初めて見ました。大学の時だったかなあ、ベータ何とかというビデオが家にやってきて自分で録画した最初の映画だったような気がします。当時何度も、嬉しくてスローモーションなんかにしたりしてね、役名とか俳優さんの名前、せりふなんかも(もちろん日本語)一生懸命覚えた記憶があります。テーマ曲なんて今でも頭にこびりついてますね。でもそれ以来30年ちょっとみていません。DVDなんて簡単に入手できるのだろうけど、今みるのなんとなく怖いんですよね。ボクのなかではブロンソンの声は大塚周夫さんだし、マクイーンは内海さんだし、役者さん自身の声でみたら幻滅しそうで。今でも何シーンか覚えているけど宵乃さんお気に入りのブロンソンではこんなシーンありませんでした?村人に銃の使い方教えるんだけどなかなか覚えられなくて、最後に「もういいやこれで相手を殴れ」みたいな。それとロバート・ボーン印象的でした。ナポレオン・ソロがどうして逃げているのかわからなかったな。いろいろ思い出そうとすれば「大脱走」とかぶりますね。いい時代でした。吹き替え版のDVDなんてないですよね。
2010/10/12 21:40  BBJJC

う~ん、やっぱり面白いですね。

そ~ですよね~エヘヘへへ

僕も七人の名前が覚えられませんが、なんだかんだいっても命をかけて事に当たる人間だからみんな魅力的なんじゃないでしょうか?!

僕はクールなジェームズ・コバーンが好きでしたよ

でもなにより、音楽!
このテーマ曲の最初の音を聞いた時からワクワクします
中学生のころ鼻血が出るほど聴きました…

七人の侍は凛とした強さを感じる日本の名作ですが、同じ原作とは言えまた違った感動を与えてくれた名作!
リメイクなどと言う言葉は全くあてはまらない素晴らしい作品ですね~

あ~観たくなってきた(^^♪
2010/10/12 22:15  |―|/‐\|\/|

俺の分け前は?

僕が「荒野の七人」の中で一番好きなのは、意外な事にハリー(ブラッド・デクスター)なんですよ。
クリスが村を助ける目的は金。最後まで信じていたハリー。死ぬ時も「俺の分け前は?」とクリスに聞いて「来て良かった・・・・・。」と満足そうな顔をして死ぬハリー。自分に正直に生きていて、いいですねー!
ハリーを演じたブラッド・デクスターは私生活でも中々派手でした。大学時代はフットボールの名プレイヤー。「荒野の七人」の中でクリスの両肩を叩く場面はユル・ブリンナーがひ弱に見えるほどです。
そして役者になった後はプロデューサー業に興味を示す。美人女優と浮名を流したり、豪邸に住んだりしながら、長生きする。
また、「荒野の七人」の撮影の合間にポーカーを楽しむ七人。我儘大王ユル・ブリンナーがまたあれこれ言う。そこで親分肌のブラッド・デクスターが宥めたと言う逸話も残っています(某サイトに書いてありました)。
いずれにせよ、「荒野の七人」は大スターが集まった傑作である事は否定できませんね!
2010/10/13 07:33  間諜X72〔編集

>BBJJC さん

いらっしゃいませ、コメントありがとうございます!
録画初作品でしたか~、それは思い入れが深そうですね。ビデオにかじりついて夢中になっているBBJJCさんの姿が目に浮かびます。

> 今みるのなんとなく怖いんですよね。ボクのなかではブロンソンの声は大塚周夫さんだし、マクイーンは内海さんだし、役者さん自身の声でみたら幻滅しそうで。

なんと吹替え版もあるんですよ~。広告のブルーレイと、”荒野の七人 アルティメット・エディション”というDVDは吹替え版で見れるはずです。小林修、内海賢二、大塚周夫、小林清、井上真樹夫らによるオリジナルTV版吹替音声使用で、追加シーンも彼らで吹替えたとか。きっと、吹替え版に強い思い入れのある同志の声によって実現したんでしょうね。

> 村人に銃の使い方教えるんだけどなかなか覚えられなくて、最後に「もういいやこれで相手を殴れ」みたいな。

そうそう、そのシーンもいいですよね!
銃が足りないとぼやいているくらいなんだから、別の人に教えればいいのに(笑)

> それとロバート・ボーン印象的でした。ナポレオン・ソロがどうして逃げているのかわからなかったな。

すみません、ナポレオン・ソロがちょっとわからないんですが、とっても強くて格好いい役だったのかな?
早撃ちで名の知れたガンマンが”自分より速いガンマン”が現れるのを恐れているなんて、意外な姿でしたよね。
2010/10/13 11:04  宵乃

>HAMさん

いらっしゃいませ。
やっぱり名前が覚えられませんよね~。皆さん俳優の名前で語ることも多く、記事を書こうとしたら名前が出てこなくて探すのに苦労しました。でも、ほんとにみんなカッコいい!

> 僕はクールなジェームズ・コバーンが好きでしたよ

寡黙なナイフ投げ!
彼の登場シーンも渋くて好きです。セリフがほとんどないし、最初に倒れてしまうのがちょっと悲しい・・・。

> このテーマ曲の最初の音を聞いた時からワクワクします
> 中学生のころ鼻血が出るほど聴きました…

ほんと、このテーマ曲は興奮作用が強いから、鼻血を出しかねません(笑)
私もこの曲が流れてきた時には思わずニマニマしてしまいます。

> 七人の侍は凛とした強さを感じる日本の名作ですが、同じ原作とは言えまた違った感動を与えてくれた名作!
> リメイクなどと言う言葉は全くあてはまらない素晴らしい作品ですね~

そうそう、この作品にはこの作品の良さが溢れてますし、「七人の侍」と比べてあーだこーだ言う必要もないですよね。大好きな作品だと胸を張って言えます!
2010/10/13 11:20  宵乃

>間諜X72さん

いらっしゃいませ、コメントありがとうございます。
やはりこの作品に思い入れの深い男性は多いようですね~。西部劇について語れる友達が身近にいない身としては、こうやって西部劇好きな方とお話できるのは嬉しいです!

> 僕が「荒野の七人」の中で一番好きなのは、意外な事にハリー(ブラッド・デクスター)なんですよ。

ハリーもいい味だしてますよね。最初はちょっと飽きれて見ていたんですが、あの最後の表情を見てしまうと憎めないです。村人の裏切りに遭って帰ろうとしても、仲間のことは見捨てられないというのもいい。ほんと自分に正直なきもちのいいヤツでした。

> また、「荒野の七人」の撮影の合間にポーカーを楽しむ七人。我儘大王ユル・ブリンナーがまたあれこれ言う。そこで親分肌のブラッド・デクスターが宥めたと言う逸話も残っています。

ブリンナーって我儘だったんですか!?
確かに最初は主演じゃなかったとか読んだような気もするけれど・・・そうかぁ。クリスのイメージからは想像もできません。
逆に、デクスターが親分肌というのはしっくりきますが(笑)

> いずれにせよ、「荒野の七人」は大スターが集まった傑作である事は否定できませんね!

同感です!
何度でも観たい痛快娯楽西部劇の傑作ですよね~。
2010/10/13 11:51  宵乃

我儘大王

ユル・ブリンナーが我儘と言うのは定説ですね。大昔に映画雑誌「ロードショー」「スクリーン」で読んだ事があります。
また、「荒野の七人」DVDの特典でスタッフや共演者が証言しています。
撮影中にスティーヴ・マックィーンが目立つ仕草をすると「俺より目立とうとするな!今度そんな真似をしたらお前を役から降ろす!」と怒ったそうです。この「七人の侍」からの映画化権を買ったのはブリンナーだし。
また、ホルスト・ブーフホルツに銃を抜かせてブリンナーが手を叩く場面。あるいはその逆。ブリンナーは意外に反射神経が鈍くてブーフホルツの方が合わせていたそうです。
まあ、でも我儘であっても良い演技が出来ればそれでいいんじゃないですか?彼が映画に出て来ると風格が感じられます。
七人のうち六人は既に他界。生きているのはロバート・ヴォーンだけ。「粗食が良かったんじゃないか。」と言う人がいますね。「一日に豆一皿だけ。」映画の中のワンシーンですが・・・・・・・・(^^;
2010/10/14 06:42  間諜X72〔編集

>間諜X72さん

おおっ、さすがお詳しいですね~。いつもありがとうございます!

> 撮影中にスティーヴ・マックィーンが目立つ仕草をすると「俺より目立とうとするな!今度そんな真似をしたらお前を役から降ろす!」と怒ったそうです。
> ブリンナーは意外に反射神経が鈍くてブーフホルツの方が合わせていたそうです。

あはは、ほんとクリスからは想像ができない姿です。でも確かに、クリスより周りが目立ちすぎたらバランス悪くなりますもんね。

> 彼が映画に出て来ると風格が感じられます。

そうですよね~、「追想」でもダンスシーンがサマになってました。

> 七人のうち六人は既に他界。生きているのはロバート・ヴォーンだけ。「粗食が良かったんじゃないか。」と言う人がいますね。「一日に豆一皿だけ。」映画の中のワンシーンですが・・・・・・・・(^^;

ひとりだけですか・・・。やはりちょっとさびしいです。
これからはみんなで豆中心の食事を心がけましょう!(笑)
2010/10/14 09:54  宵乃

荒野の七人

黒ずくめのユル・ブリンナーがかっこ良かった。
自他ともに厳しそうな固めのお人ながら人情厚い性格というのがかっこ良すぎる。
ハリーについては僕もそれまで嫌なやつという印象でしたが、何やかんやで戻ってきてくれて、しかもやたら切ない死に方をしてしまっていて一気に惹かれてしまいました。
チャールズ・ブロンソンの心優しい役柄も素敵でした。

僕も荒野の七人全員は全く把握できてないです…。7人はやっぱり多いかな。
2011/10/10 18:45  ichi-ka編集

>ichi-kaさん

いらっしゃいませ、コメントありがとうございます。

> 自他ともに厳しそうな固めのお人ながら人情厚い性格というのがかっこ良すぎる。

そうそう!見た目とのギャップもありますし、痺れますよね。
刀を持った侍もいいけど、それを銃を持ったガンマンに変えただけではない、西部劇の魅力があふれていたと思います。

> 僕も荒野の七人全員は全く把握できてないです…。7人はやっぱり多いかな。

多くて覚えられませんよね(笑)
何度でも楽しめる作品だから、きっといつか覚えてみせます!
2011/10/11 10:00  宵乃

こんばんは。

いいですねぇ、この映画。
序盤の遺体搬送のシーンはよかったです。クリスとヴァンの格好よさが光ってますね。
私もやっぱりブロンソンが好きで、子供たちとの会話がでも渋くって、それでいてお墓の用意が…のところであっけにとられるところなんて吹き出しそうに面白い。(^^;

我儘大王は「続」のときでも、マックイーンとの共演を嫌っていたようで、自分より目立つ人間は必要ないみたい。でも彼がリーダーではあっても7人がそれぞれ際立っているのがこの作品のいいところだと思うんですけどね。

きっと今観ると、知っている方ばかりですから7人覚えられると思いますよ。
実は「続」の方が判りませんでしたけど。(^^;

トラックバックありがとうございました。
こちらからもさせていただきました。
2011/12/19 20:37  白くじら編集

>白くじらさん

いらっしゃいませ!
序盤から彼らのカッコよさに引き込まれますよね。これぞ西部の男って感じで。

> それでいてお墓の用意が…のところであっけにとられるところなんて吹き出しそうに面白い。(^^;

ありましたね!あのシーンはわたしも大笑いでした。
「七人の侍」でも笑えるシーンはありますが、長いし濃密なので、何度も気軽に見られるのはこちらかな。

> 我儘大王は「続」のときでも、マックイーンとの共演を嫌っていたようで、自分より目立つ人間は必要ないみたい。でも彼がリーダーではあっても7人がそれぞれ際立っているのがこの作品のいいところだと思うんですけどね。

あはは、本当にそういう方なんですね。後にこんなに語り継がれるとは思ってなかったんでしょうか。
それぞれの個性がなければ、こんなに有名な作品にはならなかったでしょうに・・・。
続編も7人ってことは、新しい仲間が補充されたってことですよね。それは覚えるのが大変そうです(笑)
2011/12/20 10:32  宵乃

ジョージ・ケネディ

宵乃さん。こんばんは。いつもレスをありがとうございます。

>お仲間がいて嬉しいです。

「エアポート'80」では、まさに「同志よ!」と言う感じでした。

>このツッコミ待ちだらけの作品は、監督と観客のコンビネーションで完成される面白さがあるというか、ある意味、双方向番組的な?(笑)

そうです!双方向番組です!

>ジョージ・ケネディはちらほら色んな作品で見かけてます。今もご健在とは!

荒野の七人シリーズ第3作「新・荒野の七人 真昼の決闘」を宵乃さんはご覧になった事はありますか?「荒野の七人」「続・荒野の七人」でユル・ブリンナーが演じたクリス。そのクリスを第3作では何とジョージ・ケネディが演じているんですよね!映画の中で町の人がジョージ・ケネディを見て「お前、クリスだろ!」と言う場面では腰が抜けそうになりました(爆笑!)
未見でしたら、話のタネに是非一度!
2014/09/04 19:40  間諜X72〔編集

Re: ジョージ・ケネディ

> 「エアポート'80」では、まさに「同志よ!」と言う感じでした。
> そうです!双方向番組です!

映画の楽しい見方を考えるのも楽しいですよね♪
「エアポート'80」を楽しめる人たちとなら楽しく映画の話で盛り上がれそうです(笑)

> 荒野の七人シリーズ第3作「新・荒野の七人 真昼の決闘」を宵乃さんはご覧になった事はありますか?「荒野の七人」「続・荒野の七人」でユル・ブリンナーが演じたクリス。そのクリスを第3作では何とジョージ・ケネディが演じているんですよね!

あ~、それだ!!
最近みかけたばかりのお顔だけど、何の作品だったかなぁと思ってたんですよ。
ブリンナーとはまったくイメージの違うキャストに驚きました。

> 映画の中で町の人がジョージ・ケネディを見て「お前、クリスだろ!」と言う場面では腰が抜けそうになりました(爆笑!)

わたしも「へ?」となりましたよ(笑)
観客の反応は制作前からわかりそうですし、こんなある意味で難しい役も余裕で演じてしまうジョージ・ケネディは凄いですね。
2014/09/05 07:50  宵乃〔編集

うーん・・・。いいですねー!

>わたしも「へ?」となりましたよ(笑)

ユル・ブリンナーに比べると、随分太って髪の毛が増えたジョージ・ケネディ。
どう見ても同一人物ではありません(爆笑!)

>観客の反応は制作前からわかりそうですし、こんなある意味で難しい役も余裕で演じてしまうジョージ・ケネディは凄いですね。

凄いです!余裕で演じています(また爆笑!)
第4作「荒野の七人 真昼の決闘」では、マカロニ・ウェスタンの悪役で有名なリー・ヴァン・クリーフがクリスを演じています。

>カルヴェラが彼らに銃を返してしまうところは何度見ても「え~!!」となってしまいますが

まさに「え~!!」です。ちょっと脚本に無理があります・・・(^^;
カルヴェラを演じたイーライ・ウォラックも今年6月に98歳で大往生。オードリー・ヘップバーン主演「おしゃれ泥棒」では全くイメージが違う役。まさに名優・名脇役でした。
2014/09/05 19:50  間諜X72〔編集

>間諜X72さん

> ユル・ブリンナーに比べると、随分太って髪の毛が増えたジョージ・ケネディ。
> どう見ても同一人物ではありません(爆笑!)

ですよね~。
数年間?のうちに何があったんだという感じです(笑)

> 凄いです!余裕で演じています(また爆笑!)
> 第4作「荒野の七人 真昼の決闘」では、マカロニ・ウェスタンの悪役で有名なリー・ヴァン・クリーフがクリスを演じています。

リー・ヴァン・クリーフも色々やりますよね(笑)
でもジョージ・ケネディの後だから、ブリンナーの直後に比べたらやりやすかったでしょう。
「荒野の七人 真昼の決闘」は奥さんが亡くなってから新しい恋人ができるまでが早すぎ!って思いました。

> まさに「え~!!」です。ちょっと脚本に無理があります・・・(^^;

急にお気楽映画に早代わりでした。
ここまで親切にしたのに、その後の反撃にはボスも「え~!!」だったと思います。

> カルヴェラを演じたイーライ・ウォラックも今年6月に98歳で大往生。オードリー・ヘップバーン主演「おしゃれ泥棒」では全くイメージが違う役。まさに名優・名脇役でした。

「おしゃれ泥棒」の…!?
本当にまるで違います。わたしなら映像を並べても気付かないかも。
98歳とは素晴らしいですね。いい作品をたくさん遺して、満足しながらの大往生だったでしょう。
2014/09/06 08:54  宵乃〔編集

ジョージ・ケネディ&リー・ヴァン・クリーフ

>ですよね~。数年間?のうちに何があったんだという感じです(笑)

あははは!同じ事を言う人が多いです(爆笑!)

>でもジョージ・ケネディの後だから、ブリンナーの直後に比べたらやりやすかったでしょう。

なるほど!そう言う発想もありますね。さすが宵乃さんです。

>「荒野の七人 真昼の決闘」は奥さんが亡くなってから新しい恋人ができるまでが早すぎ!って思いました。

クリス達7人が村に到着すると、男性7人が窓側、女性7人で「ねるとん」。「おいおい!そりゃあ亡くなった奥さんに申し訳ないだろ?」って感じです・・・(^^;

>ここまで親切にしたのに、その後の反撃にはボスも「え~!!」だったと思います。

休戦条約を破った訳ですからね・・・(苦笑)。

>「おしゃれ泥棒」の…!?
>本当にまるで違います。わたしなら映像を並べても気付かないかも。

そうなんですよ。だけど彼の経歴を見ると「おしゃれ泥棒」の美術品収集家の方が実像に近いかも知れませんね。

>98歳とは素晴らしいですね。いい作品をたくさん遺して、満足しながらの大往生だったでしょう。

いい人生だったと思います。最近僕は、早死にした人達の無念と言うものをよく考えます。ハリウッドのスターでも早く亡くなった人がいますよね・・・。
2014/09/06 23:19  間諜X72〔編集

Re: ジョージ・ケネディ&リー・ヴァン・クリーフ

いつもコメントありがとうございます♪
このシリーズも色々と話が盛り上がるタイプかも(笑)

> クリス達7人が村に到着すると、男性7人が窓側、女性7人で「ねるとん」。「おいおい!そりゃあ亡くなった奥さんに申し訳ないだろ?」って感じです・・・(^^;

やはりそう思いますよね。最後にふたりの未来を匂わせるくらいにしておけば良いのに。
かる~く観られるB級作品にしても大雑把感が…。

> そうなんですよ。だけど彼の経歴を見ると「おしゃれ泥棒」の美術品収集家の方が実像に近いかも知れませんね。

そんな方の引き出しにカルヴェラのようなキャラがいる事が凄かったんですね。
カルヴェラの印象が強すぎて普段の彼が想像つかないです。

> いい人生だったと思います。最近僕は、早死にした人達の無念と言うものをよく考えます。ハリウッドのスターでも早く亡くなった人がいますよね・・・。

この世に残っている人たちが、そういう早世した方たちの作品を楽しめば楽しむほど、その無念も晴れるのかなぁと思います。
きっと届きますよね!
2014/09/07 10:11  宵乃〔編集

若造

おはようございます。
この映画で七人の中では一番の「若造」を演じていたホルスト・ブッフホルツ」。
「ライフ・イズ・ビューティフル」では年を取った医師役で出演していました。
前者の吹き替えが井上真樹夫さん、後者が中村正さんなので、余計に時の流れを感じました。
さて、出勤です!
2015/10/30 08:05  間諜X72〔編集

>間諜X72さん

いらっしゃいませ。
チコの役者さんが「ライフ・イズ・ビューティフル」にも出演していたんですか。
ホルスト・ブッフホルツさんも、生涯役者タイプだったんですね。

> 前者の吹き替えが井上真樹夫さん、後者が中村正さんなので、余計に時の流れを感じました。

え~と、五右衛門の声の人と、チャーリーズ・エンジェルの指令出す人ですか。
確かに、もう老け声当てられる年なのか~と思いますね。
シュワルツ・ネッガーとか、何歳になっても同じ声優さんというひともいるのに。

いつもコメントありがとうございます!
2015/10/30 13:58  宵乃〔編集

最後の一人・・・。

ロバート・ボーンも亡くなりました。「とうとう・・・。」と言う思いです。
「ナポレオン・ソロ」で一世風靡した人。
ご冥福をお祈り致します。
2016/11/14 07:11  間諜X72〔編集

>間諜X72さん

そうでしたか…時の流れを感じますね。
でも、ファンの心の中とフィルムの中ではこれからもずっと輝き続けるでしょう!
2016/11/14 07:40  宵乃〔編集

日本語版の思い出

>ファンの心の中とフィルムの中ではこれからもずっと輝き続けるでしょう!

良い言葉ですねー!
最後の力を振り絞って映画に出た山田辰夫さんやジョン・カザールを思い出します・・・。

>「今は20ドルでも大金だ」と引き受けてしまうお人好しで、子供に好かれる優しく頼れるおじさん

僕が子供の頃、テレビで前編・後編と分けて放映されました。日本語版です。
前編が終わった時に、解説者が「皆さんは七人の中で誰が一番好きでしたか?僕はチャールズ・ブロンソンです!子供が好きな男を好演していました。」と語っていたのを思い出します。
2016/11/15 06:57  間諜X72〔編集

Re: 日本語版の思い出

> 最後の力を振り絞って映画に出た山田辰夫さんやジョン・カザールを思い出します・・・。

良い作品にすれば、これから先ずっと見てもらえると思えばこそ、全力で出来るんでしょうね~。

> 前編が終わった時に、解説者が「皆さんは七人の中で誰が一番好きでしたか?僕はチャールズ・ブロンソンです!子供が好きな男を好演していました。」と語っていたのを思い出します。

おぉ、解説者さんもブロンソンの魅力に!
イラストを描いたのもあって、荒野の七人と聞くと真っ先にブロンソンの顔が思い浮かびます(笑)
2016/11/15 12:50  宵乃〔編集

土曜映画劇場

>解説者さんもブロンソンの魅力に!

筈見有弘さんです。
後編。終盤でブロンソンが演じるオライリーが子供達を庇って撃たれる。亡くなる。
エンディングクレジットの表示中に流れていたホルストの組曲『惑星』の「木星」が妙に悲しかった思い出があります・・・。

>良い作品にすれば、これから先ずっと見てもらえると思えばこそ、全力で出来るんでしょうね~。

仰るとおりです。
2016/11/16 07:48  間諜X72〔編集

Re: 土曜映画劇場

筈見有弘さん…聞いたことないです(汗)
淀川さんくらいしか知らないかも。

> エンディングクレジットの表示中に流れていたホルストの組曲『惑星』の「木星」が妙に悲しかった思い出があります・・・。

オライリーが亡くなるシーンは忘れられないです。「木星」が使われていたんですか~。後でyoutubeで聴いてみますね。
2016/11/16 08:07  宵乃〔編集

日本語版

>小林修、内海賢二、大塚周夫、小林清、井上真樹夫らによるオリジナルTV版吹替音声使用で、追加シーンも彼らで吹替えたとか。
>きっと、吹替え版に強い思い入れのある同志の声によって実現したんでしょうね。

いい話です。もう既に故人になってしまった声優さんもいます。時の流れは無情です・・・。

>「木星」が使われていたんですか~。

そうです。心に残る名曲です。
2016/11/17 07:17  間諜X72〔編集

Re: 日本語版

吹き替えを誰がやるかで印象がだいぶ変わりますから、一度刷り込まれたら別のものは受け付けませんよね。
映画は役者や監督、映画スタッフだけでなく、吹き替えの声優や作曲家も含めて、多くの人たちが作り上げた”情熱の結晶”のようなものかも。
毎回それを感謝しながら観なければ…。
2016/11/17 08:13  宵乃〔編集

吹き替え

>一度刷り込まれたら別のものは受け付けませんよね。

六人について来る若者チコを見て
クリス(小林修さんの声で)「酒場のあの坊主だ。」
銃の練習をする村人に
オライリー(大塚周夫さんの声で)「しぼれ!」
村を去る時に
ヴィン(内海賢二さんの声で)「報酬以上の物は貰わんよ。」
ずっと記憶に残ります。

>毎回それを感謝しながら観なければ…。

その通りです!
2016/11/18 07:53  間諜X72〔編集

Re: 吹き替え

さすが、セリフを覚えてらっしゃるんですね。
声優さんが上手いと、セリフも印象に残るということでしょう。
何度も観ていると、脳内で完全に再現できるかも?
脳内に浮かんだ映像や音声をそのまま再現できる機械ができたら、フィルムを消失した作品も復活できるのに~(笑)
2016/11/18 15:49  宵乃〔編集

テープレコーダー

>さすが、セリフを覚えてらっしゃるんですね。

まだビデオが普及しなかった頃。
うちの兄がテープレコーダーをテレビに接続して(我々の会話や雑音が入らない)、よく録音していました。「荒野の七人」もそうです。それをよく再生していたから僕の記憶に残ったのでしょう。

>父親を臆病者と言った少年を叱るシーン

そしてオライリーが亡くなる時、子供達に向かって(大塚周夫さんの声で)「どうだ・・・。親父さん達は勇敢だろう・・・。」泣かせます・・・。

宵乃さんのイラスト。
子供が好きなオライリーの表情がうまく描かれています(拍手!)
2016/11/19 08:46  間諜X72〔編集

Re: テープレコーダー

> うちの兄がテープレコーダーをテレビに接続して(我々の会話や雑音が入らない)、よく録音していました。「荒野の七人」もそうです。それをよく再生していたから僕の記憶に残ったのでしょう。

私も中学生くらいの頃、そうやって音楽番組を録音してました。今はレコーダーにいくらでも録画できて便利になったけど、そのぶん夢中になって繰り返し…ということは減ったかもしれません。

> 宵乃さんのイラスト。
> 子供が好きなオライリーの表情がうまく描かれています(拍手!)

ありがとうございます。オライリーのそのセリフ大好きです。
彼のやさしさが子供たちの心に刻まれたでしょうね。
2016/11/19 12:53  宵乃〔編集

「木星」が流れる中

「荒野の七人」の配役・出演者・吹き替えが出る。
必死にメモする。あるいは覚えようとする。
ハリー(ブラッド・デクスター)だけ見逃す。
「誰だろう?しっかり見ておけば良かった・・・。」後悔する。
それから1年ぐらい過ぎて、テレビで放映されて知る。森山周一郎さん。刑事コジャックがブームになり始めた頃。まだ声優ブームが来る前です。

>オライリーのそのセリフ大好きです。

そして宵乃さんのイラストは役者さんに対する愛情が感じられます。
2016/11/22 07:54  間諜X72〔編集

Re: 「木星」が流れる中

> それから1年ぐらい過ぎて、テレビで放映されて知る。森山周一郎さん。刑事コジャックがブームになり始めた頃。まだ声優ブームが来る前です。

配役や声優までチェックされてたんですか~。私は「誰だろう?」と見ることはあっても、記録を録ったことはないです。他人に対する興味の差でしょうか…。
ネットがない時代は、一度見逃すと再放送まで待たなきゃいけないから、やっとわかった時の感動もひとしおでしょうね。

> そして宵乃さんのイラストは役者さんに対する愛情が感じられます。

ありがとうございます。
好きな俳優さんをあまり意識したことがなかったので、ブロンソンが好きとわかって嬉しかった頃かな。
2016/11/23 10:00  宵乃〔編集

私も

初めて観た時は、リーが印象に残りました。
存命中にサインをもらえて、ラッキーでした。
2018/04/26 00:56  ユートーモ編集

>ユートーモさん

お~、早撃ちリーの俳優さんにサインをもらったんですか!?
想い出の品があると、映画もより楽しめますよね。
サイン、大事にしてください♪
2018/04/26 10:33  宵乃〔編集

ブリット

7人の中ではもう1人、ナイフ投げのブリット役だった、
ジェームズ・コバーンにもサインをいただきました。
山賊のボス、カルベラ役だったイーライ・ウォラックにも
いただきたかったのですが、思いついた時既に彼は他界されてしまってました。
2018/04/29 22:11  ユートーモ編集

>ユートーモさん

おぉ~、ジェームズ・コバーンのサインも!
海外の俳優さんに直接サインをもらうなんて、来日した時を狙うか海外旅行に行くかしかありませんから、本当に貴重な体験だと思います。
ウォラックさんに会えるチャンスがなかったのは残念でしたね~。
2018/04/30 13:09  宵乃〔編集

ウォラック

数年ぶりのレスですみません。
ウォラックさんの映画で、お気に入りの1本を思い出したので・・・
1986年の「タフガイ」という作品です。
この映画、バート・ランカスターとカーク・ダグラスが「OK牧場の決闘」以来、約30年ぶりにタッグを組んだことで話題になりました。

列車強盗(笑)の罪で服役していた犯罪者コンビ、ランカスターとダグラスが30年ぶりに出所するところから始まります。
多少歳が若いダグラスは、アイスクリーム屋を紹介され働き出しますが、
客の子供のイジリにブチ切れて、その子の頭にアイスクリームを叩きつけてクビに。
一方のランカスターは、高年齢を理由に老人ホームに入れられます。
しかし、食事や待遇面に不満を持って問題を起こし退所。
この2人を付け狙うのが、殺し屋のウォラック。
依頼人はとっくに死んでいるのですが、請け負った仕事は最後までやり遂げるというポリシーで執拗に追って来ます。
しかし、彼も高齢による視力の衰えから、使用する武器ははずれにくいショットガン。
これをやたらとブッ放します。
お前の仕事は?と問われ、「おとぎの国に連れて行く。但し片道だ」と答えたりするのですが、どこか抜けていて憎めません。

今は配信で観られるかも?
2021/12/23 17:18  ユートーモ編集

>ユートーモさん

お久しぶりです!
「タフガイ」は未見ですね~。出所後のあれこれを描くお話は珍しいかも。

> 客の子供のイジリにブチ切れて、その子の頭にアイスクリームを叩きつけてクビに。

あはは、子供は残酷ですからね…。怖いもの知らずだなぁ。

> 依頼人はとっくに死んでいるのですが、請け負った仕事は最後までやり遂げる
> お前の仕事は?と問われ、「おとぎの国に連れて行く。但し片道だ」と答えたりする

カッコいい!
高齢者がカッコいい作品は大好きなので、機会があったらぜひ見てみますね。ご紹介ありがとうございました。
2021/12/24 07:37  宵乃〔編集
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