映画「地中海殺人事件」観た

製作:イギリス’82
原題:EVIL UNDER THE SUN
監督:ガイ・ハミルトン
原作:アガサ・クリスティ
ジャンル:ミステリー
【あらすじ】地中海の小島の閑静なリゾート・ホテルで、アリーナという女性が殺された。別件の調査でこのホテルに来ていたポアロは、滞在客から話を聞いていく。そこにはアリーナに関係する人々が集まっていたが、彼らには全員アリバイがあって…。
景色が美しかったですね~。
原題は”白昼の悪魔”と、かなり怖いけど、観光気分を味わえるためか、前作と統一感をだしたかったのか邦題は無難に。
ポワロさんも可愛い水着姿を披露してくれます。泳ぐ振りとかしちゃってるし(笑)
(たぶん)泳げない割に、船に乗ったり海に来たりしてますよね。旅行は好きってことかな?
今回もわずかな手がかりから鮮やかに事件を解決してくれますが、ちょっと単調な気もしました。こんなのわかるか~!って感じだし。
推理後の犯人の変貌振りは素晴らしかったですね。でも、一番印象に残るのがこのシーンというのはミステリー的にどうなの?
最後に、ちょっとネタバレしつつ自分の馬鹿さかげんを暴露してしまいますと、最後の決め手の意味がわかりません。昔の事件の元容疑者と現在の容疑者が同一人物だとわかると、何故いけないんでしょうか?
誰かやさしく教えていただけると嬉しいです。
<追記>
思い返してみたら、これは決め手じゃありませんでしたね~(恥)
ほんとに自分の馬鹿さかげんをさらしてしまうとは…。失礼しました!
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■ Comment
>でも、一番印象に残るのがこのシーンというのはミステリー的にどうなの?
このイラスト、本当にキレイに描いていらして、素敵なんですけど、
最初「何でこの場面?」と思ってしまいました。
宵乃さんにとって一番印象に残るシーンだったんですね~。
>昔の事件の元容疑者と現在の容疑者が同一人物だとわかると、何故いけないんでしょうか?
これはうまく説明できないかもしれませんが・・・では、ナイショという事で。
2010/09/22 13:52 miri〔
編集〕
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2010/09/22 13:58
解説ありがとうございます。
というか、わたしの勘違いでした。あれは決め手じゃありませんでしたね、あはは~。
「証拠はあるのか」と聞かれた直後にあれを話し始めたので混乱してしまって・・・。あるていど疑わしくないと荷物を調べられなかったということだったんですね。
>このイラスト、本当にキレイに描いていらして、素敵なんですけど、
最初「何でこの場面?」と思ってしまいました。
宵乃さんにとって一番印象に残るシーンだったんですね~。
いやいや、印象に残ったのは犯人が大変身して現れたシーンで、このイラストは海が描きたかっただけです・・・。紛らわしくてすみません。
いつも絵までみてくれて、アホな質問にまで答えてくださってありがとうございます!
2010/09/22 17:51 宵乃
最後の30分くらい見たんですけど、謎解きのところで
イラストが来るぞ来るぞ、と・・・キター!!!って感じでした☆
ポワロさんは多分泳げない、というのは・・・
う~ん、何というか「そういうフリしている」ような気がしました・・・。
ところで「みんな元気」リメイク見ました。
ひと言で感想をいうと「非常に出来の良いハリウッドのリメイク作品」でした。
こんなに素晴らしく、オリジナルの良い点を伸ばし、
悪い点を上手に(誤魔化すのではなく)うすーく感じさせなくする作品は
見た事ないかもしれません!
多分、製作者側さんたちは、トルナトーレさんがお好きなんでしょうね~。
そして「良い素材なのに、惜しい!」という想いを長年持っていて、
1990年の暗いイタリアから、
2009年の(明るいというわけではないけど)アメリカにして、
本当に見やすい作品になりましたね!!!
特に長男の件は、本当にうまく映画的な処理したと思います♪
これからは、電話ネット等の「電線のコーティング」に、目が行きそうです。
キレイごとばっかりではなくって、
強盗もどきの件が、あぁアメリカ、って感じもしましたね~!
教えてくれて、ありがとう☆
良い作品でした!
2013/05/26 19:34 miri〔
編集〕
> 最後の30分くらい見たんですけど、謎解きのところで
> イラストが来るぞ来るぞ、と・・・キター!!!って感じでした☆
確認のために見てくれてありがとうございます!
最近、どの作品のどのシーンを描いたのか、自分でも忘れがちなのに(笑)
> ポワロさんは多分泳げない、というのは・・・
> う~ん、何というか「そういうフリしている」ような気がしました・・・。
無能の振りをして犯人のミスを誘うとか、そんな感じでしょうか?
それともただ疲れるのが嫌だったり(笑)
このポワロさんはとぼけた雰囲気が可愛いです。
> こんなに素晴らしく、オリジナルの良い点を伸ばし、
> 悪い点を上手に(誤魔化すのではなく)うすーく感じさせなくする作品は
> 見た事ないかもしれません!
お、ご覧になりましたか!
内容はそんなに変らないのに、観ている間も観終わっての感覚も、まるで別物でしたよね。確かに、製作者がトルナトーレさん好きというのはあるかもしれません。
> 特に長男の件は、本当にうまく映画的な処理したと思います♪
> これからは、電話ネット等の「電線のコーティング」に、目が行きそうです。
長男の絵がまた感動的で…。この作品を観てからは、電線が”繋がり”の象徴と思えます。
> 教えてくれて、ありがとう☆
こちらこそ観て下さってありがとうございます。気に入っていただけて良かった。
ハリウッドはリメイクばかりと言われているけど、こういうリメイクなら大歓迎ですね♪
まさか水着姿のポワロさんが見れるとは!でした(笑)
泳ぐふり…確かにしてましたね。
女性が殺された事件がどうつながるのか…ってところは
さすがに予想外でしたが(重婚とは!)、
ある意味、それだけ強い二人の絆というか愛があったのですかねぇ。
まさにジャケットの画像に書かれてあった「愛は女を殺してしまう」でした。
それにしても、時代とはいえ、
なかなかファッションセンスが独特な感じで…^;
> ある意味、それだけ強い二人の絆というか愛があったのですかねぇ。
> まさにジャケットの画像に書かれてあった「愛は女を殺してしまう」でした。
なんとなく自分勝手な犯人たちだったという印象だったけど、愛ゆえの犯行だったんですね。まあ自分勝手には違いありませんが。
> なかなかファッションセンスが独特な感じで…^;
ドラマ版だとミスレモンのファッションを見るのが楽しかったですね。ポワロさん自身がかなり個性的なキャラクターだから、この時代の独特な感じと相性がいいかもしれません。