映画「チャーリー」観た

製作:アメリカ’92
原題:CHAPLIN
監督:リチャード・アッテンボロー
原作:チャールズ・チャップリン/デヴィッド・ロビンソン
ジャンル:ドラマ/伝記
【あらすじ】アメリカ巡業中に映画と出会ったカルノー一座の看板俳優チャーリー。ハリウッドで一躍有名人となった彼は、今度は監督として活躍し始める。だが、戦時中に発表した「独裁者」がFBIの目に留まり、政治的危険人物としてマークされ…。
チャップリンについてはほとんど知らなかったので、生い立ちや”放浪者”が生まれるまで、「独裁者」にまつわる話など興味深く観れました。(女性遍歴は興味ないけど)
ところどころコミカルな演出もあり、放浪者スタイルが生まれたシーンやフィルムを守って逃げ出すシーン、hollywoodの看板のoのところでおしゃべりするところなんかが楽しげでよかったです。
ただ、古臭さを匂わせた場面転換にはイラッとしましたね。分割画面と同じで、わざとこういうのを使われるとムカつく性分みたい…。
やはり、この作品の見所はロバート・ダウニーJr.の演技でしょうか。ふだんのチャップリンは知らないので似ているのかよくわからなかったけれど、酔っ払いの演技の演技(?)なんかはさすがという感じ。ヘティを誘うときに帽子を持ってじぃっと見つめるところも、「街の灯」を彷彿とさせました。
ひとつひとつのエピソードがわりとあっさりしているので、観終わってやや物足りないものもありますが、劇中で「私の事が知りたければ、私の映画を観ろ」と言っていたくらいなのでチャップリンの作品を観ればよいかと。
かくいうわたしも、今無性に「キッド」が観てみたい!(←観ました)
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■ Comment
宵乃さん、こんにちは。
トラックバックありがとうございました。
宵乃さんの描いたチャーリーが見たかったのですが
画面を開いた瞬間素晴らしい絵が
目に飛びこんできたので感激です!
波乱万丈の人生を語るには駆け足な印象でしたが
本人の映画を観てみたいと思わせるという点で
この映画はよくできているのだと思います。
>劇中で「私の事が知りたければ、私の映画を観ろ」と言っていたくらいなのでチャップリンの作品を観ればよいかと。
そうですね、作品を見てほしいと思います。
私も記事をアップしますが、あまり良い記事にはならなかったような気がします。
でも、この映画を見て、チャップリンの映画を見てくれる人が多くなれば、それが嬉しいです☆
私も「キッド」劇中で見て、懐かしく、胸キュンで、再見したいで~す!!!
2010/09/10 21:42 miri〔
編集〕
いらっしゃいませ、お褒めの言葉ありがとうございます!
じぃっと見つめる彼の目にやられてしまいました。こんな表情をみると描きたくなってしまいます。
> 波乱万丈の人生を語るには駆け足な印象でしたが
> 本人の映画を観てみたいと思わせるという点で
> この映画はよくできているのだと思います。
そうですね、チャップリンを敬愛すればこそ、すべてを語るのではなく彼の作品をみたくなるような映画を目指したのかもしれません。わたし的には、女性遍歴の描き方が中途半端すぎて、ちょっと印象が悪くなってしまったのもありましたが・・・。
でも今は、彼の作品を観たくてたまりません! みごとに術中に嵌ってますね(笑)
2010/09/11 09:33 宵乃
おはようございます。
miriさんも記事をアップするんですね、どんな意見が聞けるのか楽しみです。
> 私も「キッド」劇中で見て、懐かしく、胸キュンで、再見したいで~す!!!
この作品を観てイラストのシーンと並んで印象に残ってるのが、「キッド」の映像だったりします。未見なのでほんとはやく観たくてたまらない!!
この作品をオンエアしたなら、チャップリン特集組むべきですよね~。
2010/09/11 09:41 宵乃
宵乃さん(^^)こちらにも失礼します。
自分もチャップリンは大好きです。
「街の灯」を観て本当に心からこの人を好きになったのですが、その後「チャ-リ-」を観て映画に懸ける情熱や愛を沢山知る事が出来て、よりチャ-ルズ・チップリンという映画人を好きになりました。
この映画を観た後に「キッド」や「サ-カス」といった作品を探してまで観たという位、自分も心を動かされました。
最後のオスカ-の時に流された数々の名場面を作品で観たかったから・・・。
ラストの本当は笑い転げるあのフィルムのシ-ンでは、涙が溢れ自分も画面に拍手を送りたくなるほどでした。
そしてロバ-ト・ダウニ-・Jrの演技も素晴らしくて彼を知った映画でもありましたね。(^^)
まぁ女性との関係を描いたのはアレですが、チャップリンを一層、好きにさせてくれた映画です。(^^)
いつも本当にありがとうございます。(^^)
こちらにもコメントありがとうございます。
わたしも「街の灯」がきっかけですね。
笑って泣いてあったかい気持ちが溢れてくる。そんな心から楽しめる作品をたくさん生み出したチャップリンも大好きです!
> この映画を観た後に「キッド」や「サ-カス」といった作品を探してまで観たという位、自分も心を動かされました。
> 最後のオスカ-の時に流された数々の名場面を作品で観たかったから・・・。
わたしもまだ知らない作品がたくさんあると気付かされ、時間ができたらじっくり観てみようと思っています。この作品のおかげで、たくさんのひとが彼の作品を手に取っただろうと思うと嬉しくなりますね。
> そしてロバ-ト・ダウニ-・Jrの演技も素晴らしくて彼を知った映画でもありましたね。(^^)
わたしもこの作品のロバダニをみて、本当に凄い人だったんだと(ちょっと失礼)思いました。彼の役者魂をみた気がします。
> まぁ女性との関係を描いたのはアレですが、チャップリンを一層、好きにさせてくれた映画です。(^^)
女性関係は入れる必要なかったですよね。原作にはなかったものらしいですし。
でも、チャップリンへの愛はしっかりと伝わってくる作品でした。
2010/09/17 11:02 宵乃
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