映画「劔岳 点の記」観た

製作:日本’08
監督:木村大作
原作:新田次郎
ジャンル:★ドラマ
【あらすじ】明治39年、陸軍参謀本部陸地測量部の測量手、柴崎芳太郎は、日本地図完成を急ぐ陸軍に劔岳の初登頂と測量を命じられる。ライバルも現れ重いプレッシャーがかかる中、彼は前任から信頼できる案内人・宇治長次郎を紹介される。
美しい山々や、香川さんの演技をみてるだけで楽しめました。
主人公の心情はやや描き足りない気がするしドラマも淡々としてますが、測量の仕事は興味深く、何より山の風景を満喫できます。
アドベンチャー的な部分もあるのかと思っていましたが、全然そういうのはないんですね。一応危険なシーンもあるんですが、みんな妙に運が良くて雪崩に巻き込まれても落下しても大丈夫だったという…。最初の方をちゃんと観られなかったので、前人未踏=生還者なしと勘違いしてたみたいです。全員無事に終えた時は、『あんな軽装ですげぇ~!』と歓声をあげてしまいました(笑)
ちなみに、なぜあえて冬山に登るのか身近にいる山男に聞いたところ、”雪渓ならなだらかだから、まっすぐ目的地に行ける”と簡潔な答えが返ってきました。これって劇中で説明してましたっけ?
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■ Comment
この映画は、真冬に観て後悔しました。
絵が寒かったんです。
でも、測量という地味で丁寧な仕事を映画も丁寧な作りで、よかったです。
大自然の迫力は、圧倒されますね。
いいですねー、絵が描けるって!うらやましいです。
いらっしゃいませ、ちゃぴちゃぴさん!
たしかにこの作品は冬に観るには寒そうです。撮影も大変だったんでしょうね~。
作品全体から大自然に対する敬意を感じました。
これからは地図を見るたびに、彼らの苦労を思い出しそうです。
コメント&TBありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願いします。
2010/08/13 09:54 宵乃
今まで見たくなくて避けてきたのですが、
「八甲田山」を見たので、この作品もやっと見られました☆
>美しい山々や、香川さんの演技をみてるだけで楽しめました。
>主人公の心情はやや描き足りない気がするしドラマも淡々としてますが、測量の仕事は興味深く、何より山の風景を満喫できます。
イラスト、素晴らしいです!
そしてココに書かれた通りです☆
(香川さん以外は)色々と不満の残る作品ですが、
普段は見られない、多分一生自分の目では見られない、
「山」を「魅せて」くれたので、もうそれだけで良いかと思っています(笑)。
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2014/03/05 10:31 miri〔
編集〕
いらっしゃいませ!
八甲田山に続けてこちらに挑戦されたんですね。
こちらは程よく気が抜けた感じで、景色を楽しむ余裕があるから、その順番で正解かも(笑)
> イラスト、素晴らしいです!
> そしてココに書かれた通りです☆
ありがとうございます。
ストーリーの微妙さを補って余りある俳優の演技と山の美しさでした。
> 普段は見られない、多分一生自分の目では見られない、
> 「山」を「魅せて」くれたので、もうそれだけで良いかと思っています(笑)。
ホント、それに尽きますよね(笑)
自然の美しさを伝えるドキュメンタリーと割り切れば、本当によくできた作品でした。
今思い返そうとしても、あの景色しか思い浮かばないし…。
カメラさん、良い仕事してます!
■ Trackback
- 劔岳 点の記
- ずっと観たかったんですが、やっと観たって感じかな。いやぁ、新作ですぐ観ればよかった。だってね、まだその頃は暖かかった。さぶかったぁ~。観るなら、春の方がいいかもね(笑)劔岳 点の記監督・撮影:木村大作原作:新田次郎製作:坂上順、亀山千広プロデューサー:
晴れたらいいね~|2010-08-12 22:25
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