忘却エンドロール

素敵映画に出会えた時の感動をそのまま書き綴る、映画感想ブログ.

映画「心のともしび」観た

 | ロマンス  com(2) 

心のともしび
製作:アメリカ’54
原題:MAGNIFICENT OBSESSION
監督:ダグラス・サーク
原作:ロイド・C・ダグラス
ジャンル:★ドラマ/ロマンス

富豪の道楽息子ボブが事故を起こし、心臓蘇生器によりなんとか一命を取り留める。だが一方で、蘇生器を貸した人望厚いフィリップス医師が、心臓発作で亡くなっていた。それを知ったボブは、未亡人となったヘレンに償おうとするが…。

いろいろと出来すぎた設定なんだけれど、ふたりの愛のゆくえを追っていくうちに気にならなくなりました。
メロドラマが大っ嫌いで、この原作を読んで「ありえねー」的な反応をみせたというダグラス・サーク監督が、苦心してつくっただけあります。ふたりの気持ちが変わっていき、しだいに近づいていく様子が丁寧に描かれていました。
それに、映像も美しいし、ちょこっと出てくる生意気な女の子もいい味だしてます。
原題の意味は「崇高な執念」というところでしょうか。この邦題も素敵です。

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ダグラス・サーク監督2作品感想

■ Comment

こんにちは☆

今回のダグラス・サーク監督作品特集、4本見ました。あとは「愛する時と死する時」だけです。

この監督さんのことは今回初めて知ったのですが、DVDも超高価ですし、多分マニアの人にはすっごく受けるのでしょうね~?

特徴としては
1・原題とは違う(クサイ)邦題
2・話の筋が分かりきっているのに、見ずにはいられない、やめられない事
3・そんなバカな、みたいな感じがあるのに、だんだん段々引き込まれてゆく事
4・テレビが全盛になる前の、直前の、うまいタイミングで、その後テレビドラマで沢山オンエアされたような内容の作品を連作した事
5・使う俳優も似ていて、飽きそうなんだけど、何故か飽きない事・・・

本当に不思議な監督さんですネ~!

どの作品にも共通な感想としては、
自分の道は、自分で切り拓く以外ないという事で、今も昔も変わらない人間の心の揺れ動きを、身近に感じるという点が忘れられないような気がします。

「天はすべて~」のイラスト、メッチャGOOです~♪
2010/07/09 (Fri) 14:42  miri〔編集〕  

>miriさん

こんにちは。
4作品観終わりましたか~。似たような雰囲気の話なのに、意外とサクっと観れてしまいますよね。
マニアの方々は深読みに深読みを重ねて楽しんでいるらしいですよ。

> 本当に不思議な監督さんですネ~!

ええ、ほんと不思議な監督さんだと思いました。五つの特徴もまったくその通りという感じで、サーク監督作品を説明する時はこれでほぼ伝わりそうです(笑)

> どの作品にも共通な感想としては、
> 自分の道は、自分で切り拓く以外ないという事で、今も昔も変わらない人間の心の揺れ動きを、身近に感じるという点が忘れられないような気がします。

そうなんですよね。ありえない展開とかはメロドラマっぽいですけど、そこにいる人間の苦悩や葛藤は普遍のものだと思いました。
サークのインタビュー集「サーク・オン・サーク」が面白いらしいので、機会があったら読んでみたいです。
2010/07/10 (Sat) 09:30  宵乃  
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