映画「ダーティハリー2」観ました

読み:だーてぃはりーつー
製作:アメリカ’73
原題:MAGNUM FORCE
監督:テッド・ポスト
ジャンル:★アクション/サスペンス/犯罪
【あらすじ】法の目をかいくぐり野放しになっていた犯罪者たちが、何者かの手によって処刑されてゆく。ハリーは警察内部に犯人がいると睨み、新しい相棒アーリーとともに捜査を始めるのだった。だがやがて、同僚で友人のチャーリーも殺され…。
いやもう、相変わらずカッコイイです。
ハイジャックに遭遇して迷わず機長に変装しちゃうとこがいいですよね。操縦なんてできないのに。彼に助けられてもきっと生きた心地がしないんだろうなぁ(笑)
また、原題が「MAGNUM FORCE」(マグナムの威力)というだけあって、射撃大会が印象的。最後に思わず(というかわざと?)警官の的を撃ってしまうのもいいし、さりげなくデイヴィスの銃を借りて証拠採取してしまうやり方もスマートです。暴れるだけが能じゃないってことですね。
今更ながら驚いたのが44マグナムのデカさ。犯人に取り上げられた時、犯人の銃と比べて本当にぜんぜんサイズが違うことに気付きました。取り上げられた後、使わなくなっちゃうのが残念だけど…。まあ、白バイで跳ぶハリーもカッコいいよね。
それにしてもハリーの相棒って大変ですね~。命を狙われると意識してからのハリーの行動は、こんなの日常茶飯事さ、というくらい慣れた様子でしたから。彼と組むには、特殊な訓練を積んでないと無理だとわかりました。終盤でアーリーについて全く触れないのも驚き。あっさり描くのはいいんだけども、一言くらいほしかったかなぁ。
そして、最後の爆破は…彼らとやってること同じですよね?
相手に殺す気がないとわかった時点で止めないといけなかったような…。でも、「身の程を忘れないことだ。」の決め台詞が格好よすぎるからいいか!
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■ Comment
原題が「MAGNUM FORCE」っていうのは知りませんでした。
ナグナムという単語はこの作品の一作目で一躍有名になったのではないでしょうか。
法を守るべき警官が相手だったということは、当時、結構衝撃的なストーリーだったのではないでしょうか。
日本には「ワイルド7」というのがいますけどね。(^^)
こんにちは~。
わたしも原題はスルーしそうになりました。5作すべて違うんですよね。ハリーが主役でも、シリーズとして出していたわけじゃないのかもしれません。1でバッチ捨ててましたし(笑)
ちなみに、邦題で~2、~3と続編を番号で表すようになったのもこれが初めてらしいです。それまでは新~、続~と表していたとか。
> 法を守るべき警官が相手だったということは、当時、結構衝撃的なストーリーだったのではないでしょうか。
> 日本には「ワイルド7」というのがいますけどね。(^^)
そうですよね。しかも組織(?)ですし。
「ワイルド7」はちょっと知りませんが、彼らのような超法規的な組織でしょうか?
なんだかアンチヒーローっぽい名前ですね。
2010/05/30 12:10 宵乃
>法を守るべき警官が相手だったということは、当時、結構衝撃的なストーリーだったのではないでしょうか
日曜日に観た『刑事ジョン・ブック 目撃者』も、警官相手にハリソンが立ち向かっていましたよ。
ハリーはジョンより12年前だから、イラストに描かれたハリソンはすこぶる若くやんちゃな雰囲気ですね!
「インディー・ジョーンズ クリスタルスカルの王国」の彼も、燻し銀のごとく素敵でした。
相手役の(ケリー・マクギリス)も凛とした女性でした。
ハリソンは腕の良い大工だったこと、彼女は同性愛者だと自らカミングアウトした勇気ある女優さんだったこと。
調べていて知りました!
> 日曜日に観た『刑事ジョン・ブック 目撃者』も、警官相手にハリソンが立ち向かっていましたよ。
> ハリーはジョンより12年前だから、イラストに描かれたハリソンはすこぶる若くやんちゃな雰囲気ですね!
「ジョン・ブック」は未見ですが、「ダーティハリー2」などの作品以降、このような悪徳警官と闘う作品が増えていったんでしょうね。・・・ちなみに、イラストはハリソンでなくクリント・イーストウッドですよ~。
> ハリソンは腕の良い大工だったこと、彼女は同性愛者だと自らカミングアウトした勇気ある女優さんだったこと。 調べていて知りました!
へえ~大工ですか、それは初耳!
インディ・ジョーンズは苦手ですが、燻し銀のハリソンは大好きです。
ケリーさんのカミングアウトはなんとなく聞き覚えがありました。やっぱり今の時代でも、そういう告白は勇気がいりますし、きっとタフな女性なんでしょうね。
クリスタルスカルも機会があったら観てみようかな。
2010/07/13 13:45 宵乃
そうだよね~失礼しました!
ダーティ・ハリーはクリント・イーストウッドだったよね。どうりで印象が違うなと・・・(照れ笑い)
>インディ・ジョーンズは苦手ですが、燻し銀のハリソンは大好きです
私は、クリント・イーストウッドがそうなのです。だからダーティ・ハリーシリーズ、マカロニウエスタンはほとんど未見なの。
彼が監督になってからの監督作品を観ています。新しい所からインビクタス、グラン・トリノ、チェンジリング、ミリオンダラー・ベイビー(こちらはダメでした)。全部好きですね!
マディソン郡の橋 に出演した時はびっくりしました。 アルカトラズからの脱出 も好きでしたね。
あはは、ドンマイ!
わたしもそういう事しょっちゅうありますよ(笑)
> 私は、クリント・イーストウッドがそうなのです。だからダーティ・ハリーシリーズ、マカロニウエスタンはほとんど未見なの。
そうでしたか。人の好みはそれぞれですからね~。
わたしは渋いイーストウッドからはいって、だんだん遡っていきました。「硫黄島からの手紙」以降の作品はまだ観てませんが、どれも楽しみにしてます。
「ミリオンダラー・ベイビー」はわたしも苦手で、あと「マディソン郡の橋」は不倫もの苦手なわりには楽しめました。「アルカトラズからの脱出」は観たはずなんですが、昔の事なんでもう覚えてないですね。
そろそろ再見したいところです。
2010/07/14 10:02 宵乃
面白かったです!
犯罪組織のボスのリッカに無罪の判決。
そのリッカが乗った車を白バイの警官が止める。リッカ一味が「お前みたいな警官がそんな事してもいいのか?」と聞いたら警官に射殺される。いきなりこの映画に引き込まれました!
リッカのライバルだった組織をハリー達が訪問する。組織は食事中。組織のボスが箱の中に入った物を箸で食べていたけど、あれは何でしょう?ちょっと気になりました・・・・・(笑)。
ハリーの良き相棒アーリーの死はショックでしたね・・・・・・。彼には愛する妻もいるのに・・・・・。
マグナムを取り上げられて、バイクをうまく使って相手を転落死させるハリー。かっこいいです!
その前に黒幕が警部補と言うのも驚きました。その警部補がまだ生きていたのも驚き!そして未遂に終わった爆弾を使ってやっつける。最後までスリルの連続でした。その後も前作のラストのような虚しさが残るのがいいです。
「続・猿の惑星」のテッド・ポスト監督。やりますねー!
2010/11/18 22:08 間諜X72〔
編集〕
2になってもこの面白さというのはさすがですよね。
冒頭から引き込まれた間諜X72さんの気持ち、よ~くわかります!
> ハリーの良き相棒アーリーの死はショックでしたね・・・・・・。彼には愛する妻もいるのに・・・・・。
そうですね、事件解決後に少しくらいは触れてほしかったです。ハリーの相棒はなるべく独身を選ぶべきですよ・・・。せめて常時、防弾チョッキを!
> その後も前作のラストのような虚しさが残るのがいいです。
> 「続・猿の惑星」のテッド・ポスト監督。やりますねー!
派手なアクションシーンと余韻の残るラスト、しびれます。
続・猿の惑星は観てないので、機会があったら「ダーティハリー2」の監督だと念頭において観てみますね!
2010/11/19 11:00 宵乃
このコメントを書いていたのを覚えていたので、いつごろだったのか調べに再訪しました。ちょうど2年前だったのね!
シークレット・サービスをたまたま録画していて昨日観終えましたから、何かの縁かもしれません。
>わたしは渋いイーストウッドからはいって、だんだん遡っていきました。「硫黄島からの手紙」以降の作品はまだ観てませんが、どれも楽しみにしてます
渋いイーストウッドは素敵ですね!若き日のテレビ「ローハイド」のロッドを演じていた頃のイーストウッドそのままです。といってもローハイ、ローハイというバックミュージックの方がずっと印象に残っていますが・・・。
もう二年も経つんですね~。時が経つのは速いです!
「ザ・シークレット・サービス」は観たことがあるのでスルーしましたが、イーストウッド主演でしたっけ。あんまり印象に残ってなくて…。
彼の作品はたくさんあるから、見ごたえあると思います。年代順に見ていって、彼が俳優として成熟していくのを見るのも楽しいかもしれません♪
> 渋いイーストウッドは素敵ですね!若き日のテレビ「ローハイド」のロッドを演じていた頃のイーストウッドそのままです。といってもローハイ、ローハイというバックミュージックの方がずっと印象に残っていますが・・・。
ドラマにも出ていたんですか~。youtubeで探して聴いてみました。なんとなく聞き覚えがあるフレーズ。有名な作品だったんですね!