忘却エンドロール

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TV映画「刑事コロンボ/ロンドンの傘」観た

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刑事コロンボ/ロンドンの傘
製作:アメリカ’72
原題:COLUMBO: DAGGER OF THE MIND
監督:リチャード・クワイン
ジャンル:★ミステリー

舞台俳優のニコラスとリリアンは、資金援助をやめようとした資産家をつい殺害してしまう。ふたりは死体を彼の屋敷に運ぶと、階段での転落事故に見せかけるのだった。たまたまロンドン視察に来ていたコロンボは、それが殺人だと見抜き…。

めずらしく”共犯者を始末するのでは”という不安のない犯人たち。基本仲良し夫婦だし、舞台役者として夫婦で喝采を浴びたいという共通の願望があるので、その辺は安心です。
また、もうひとつこの犯人の特徴的なところは、冷静で狡猾な犯人の役を演じているということ。実際の彼らは、誤って人を殺してしまい酷く動揺するような普通の人間です。ですが、信頼するパートナーが側にいたこと、被害者がここにいる事を誰も知らなかったこと、演じるということに絶対の自信を持っていたことで、この”殺人事件”という舞台で”完璧な殺人犯”を演じ始めるんですね。
「マクベス」を演じる合間にてきぱきと工作を進める様子は、先程の動揺が嘘のよう。まるで楽しんでいる素振りまで見せ、「役者って怖いっ」と思わずにはいられません。
一方、観光気分でロンドンの街を激写していたコロンボさんは、のどを痛めて別人のような声でしたが(役者も声優ものどを痛めていたという偶然!)鋭い観察眼は健在。次々と矛盾点を見つけ出していきます。
罠を仕掛け犯人を追い詰めるラストは違法だけど鮮やか!(この悪徳警官め!)
事件が幕を閉じ、ようやく現実と向き合った犯人夫婦の狼狽振りが見ものです。

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■ Comment

こんばんは☆

何となくコロンボさんを再見したいと思っていたら、
ちょうどCSで全作品オンエアがあり、(今週から土日数回で)
沢山は無理なので、とりあえず大昔に初見した4作品だけ
再見する事にしました☆ 今日はこれを見ました。

>基本仲良し夫婦だし、舞台役者として夫婦で喝采を浴びたいという共通の願望があるので、その辺は安心です。

可愛らしい感じのするイラストですネ!
この作品で、ココとは! 巻き戻して確認しました♪

>また、もうひとつこの犯人の特徴的なところは、冷静で狡猾な犯人の役を演じているということ。実際の彼らは、誤って人を殺してしまい酷く動揺するような普通の人間です。

仰るとおりですネ~。
俳優としてやっている時は、めちゃ強気です!

>まるで楽しんでいる素振りまで見せ、「役者って怖いっ」と思わずにはいられません。

ホント、ホント!

>(役者も声優ものどを痛めていたという偶然!)

これって凄い事ですよね~!!!

>罠を仕掛け犯人を追い詰めるラストは違法だけど鮮やか!(この悪徳警官め!)

まぁ70年代の作品ですからね・・・ハハハ仕方ないです。

>事件が幕を閉じ、ようやく現実と向き合った犯人夫婦の狼狽振りが見ものです。

本当は普通の人だったのですよね・・・あの程度で死ぬとかイミフですが、まぁあの頃の事を思えば仕方ないでしょう(笑)。


************************


他の3作品は宵乃さんの記事がないので、ひっそりと見て追記してゆきます(笑)。
もしも何か初見して、こちらに記事があったら、お話しいたしましょうネ~。


.
2015/08/30 (Sun) 22:15  miri編集〕  

>miriさん

土日数回で全話オンエアとはすごいですね~、最近はリアルタイムで観る人より、録画してじっくり観る人が多いと睨んでのことかな?

> 可愛らしい感じのするイラストですネ!
> この作品で、ココとは! 巻き戻して確認しました♪

ありがとうございます。
この仲良し夫婦はコロンボシリーズの中でも結構好きな犯人なんですよ(忘れ始めてますが…)。
ラブラブなところが可愛かったです。…犯人役を演じてる時とのギャップ萌え?

> 俳優としてやっている時は、めちゃ強気です!

共感して頂けて嬉しいです♪

> まぁ70年代の作品ですからね・・・ハハハ仕方ないです。
> 本当は普通の人だったのですよね・・・あの程度で死ぬとかイミフですが、まぁあの頃の事を思えば仕方ないでしょう(笑)。

ところどころ時代を感じますが、そこもコロンボシリーズの魅力ですね。
コメントありがとうございました。
コロンボを楽しんで下さい♪
2015/08/31 (Mon) 10:44  宵乃〔編集〕  
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