DS「極限脱出 9時間9人9の扉」クリアしたよ
半年振りのゲーム記事です。前から言ってる「ファイアーエムブレム聖魔の光石」は放置して一年くらい経ってますが、やっと”ハミル渓谷”の挟撃を突破したので、1~2ヶ月後にはそれを書く予定。…たぶん。
ちなみに、前回の「428 ~封鎖された渋谷で~」との間に、Wiiバーチャルコンソールの「はじまりの森」をプレイしましたが、アドベンチャーゲームのくせに最後の最後に、私にはできないレベルのタイミング押しがあったので、ひとにやってもらいました。相変わらずのへたれゲーマーです。
<ストーリー>
普通の大学生、淳平が目を覚ますと、そこは見知らぬ客船の一室だった。痛む頭で状況を確認しようとすると、突然窓が割れて海水が。部屋に隠された謎を解き何とか脱出するが、そこには淳平の他にも8人の男女がいた。その時、ゼロと名乗る人物によるアナウンスが響き渡り…。
無理やりさらわれてきて、沈みゆく船に閉じ込められ、脱出ゲームを強いられるお話。ちょっとグロイシーンもあります。(CSI観た後にこれやって寝たら、スプラッタな夢を見ました)
ノベルパートと脱出パートに別れており、脱出パートではタッチペンを活用。謎解きには”数字根(答えが一桁になるまで、それぞれの位の数字を足し続けて得られる数字のこと)”が多用され、難易度もちょうど良くさくさく進めました。
ただ、物覚えが悪い私としては「メモ帳」機能が欲しいところ。エンディングは複数あって何周もプレイするのに、ノベルパートで「スキップ」ではなく「早送り」しかできないのもちょっと…。脱出パートも繰り返しやることになりますが、そこは”タイムアタック”気分で楽しめました。同じ場所を調べても違う反応が返ってくることが多く、それも好感触。
ストーリーもなかなか良かったです。途中で「あれ?」と思って調べたら、シナリオ担当がなんと打越鋼太郎さん! 彼の代表作には、わたしがマジ泣きした唯一の(ノベル)ゲーム『Ever17 -the out of infinity-』があるんですよね~。これをプレイしたことがある人なら、あるエンディングでちらっと登場する黄色い潜水艦を懐かしく思うはず。…というか、全体的にいろいろと懐かしいかもしれないけど。
『Ever17』に比べると微妙に後味の悪い結末なんですが(ヒロイン影薄い…)、なかなか楽しめる作品でした。
これからプレイしようという方は、どういう順番で進んだか、何番の扉でどの部屋に進むか、重要そうなアイテム、会話がどの部屋で聞けるかをメモしながら進むといいと思います。チャートとか見られないので。