忘却エンドロール

素敵映画に出会えた時の感動をそのまま書き綴る、映画感想ブログ.

映画「転々」観ました

 | ロードムービー  com(6) 
Tag:三木聡 日本 

転々
製作:日本’07
監督:三木聡
原作:藤田宜永
ジャンル:★ドラマ/コメディ

借金84万円を抱える大学8年生の文哉。借金取りの福原は3日以内に返せと言うが、次に現れた時はある提案を持ちかける。吉祥寺から霞ヶ関まで散歩に付き合えば、100万円くれるというのだ。警戒しながらも従う文哉だったが…。

前に観た「亀は意外と速く泳ぐ」もそうでしたが、この監督さんの作品はまったりしていて癒されます。今回は東京を散歩して回るというロードムービー仕立てなので、東京風景も楽しめました。
いつもの小ネタも相変わらず満載で、やや意味不明な部分はあったけど気楽に笑えます。福原の命運を分ける三人組のフラフラ感も良かったんだけれど、少しリズムが崩れる気もしました。わたし的にはほんの少し削っても良かったかも。
後半の、子供のいない福原と家族のいない文哉が家族を演じるくだりは、思いのほか切ないです。終わりがあるからこそ、二人の絆が深まるほどに温かくて切ない…。ジェットコースターでの演出も良かった。
感傷を引きずらないラストも、この作品らしくて好きです。

関連記事
「「インスタント沼」観ました」観ました

■ Comment

こんにちは☆

>やや意味不明な部分はあったけど

もしかして「時効警察」見ていなかったですか???
私もこの映画今月初め頃に見ましたが、あまりにも時効警察テイストまんまで、唖然としました。

シュールな東京や、今の日本を考えさせてくれる、とっても深い作品でしたが、もうちょっと時効警察から離れてほしかったような気もして・・・ちょっと残念!でした。

イラスト、とっても感じが出ていて、イイです♪ 文章も、宵乃さんらしい真っ直ぐ感が沢山感じられました☆
2010/01/22 (Fri) 15:21  miri〔編集〕  

Re: こんにちは☆

miriさん、いつもコメントありがとう~!

> もしかして「時効警察」見ていなかったですか???

いや~、ちゃんと観てました。好きなんだけど、時々ついて行けないことがあるんですよね。

> シュールな東京や、今の日本を考えさせてくれる、とっても深い作品でしたが、もうちょっと時効警察から離れてほしかったような気もして・・・ちょっと残念!でした。

それは私も思いました。三日月ちゃんが観れたのは嬉しいけれど、あんまり同じようなノリばかりでも・・・。この作品の雰囲気を大切にしてほしい気がしました。

> イラスト、とっても感じが出ていて、イイです♪ 文章も、宵乃さんらしい真っ直ぐ感が沢山感じられました☆

ありがとう~、水彩風に描いたら慣れてなくて時間がかかってしまいました。
文章は、真っ直ぐというか、語彙が足りなくて率直に書くしかないというか・・・アハハ。
もっと精進せねば!
2010/01/22 (Fri) 16:16  宵乃  

福原

最初のうちは福原は嫌な奴だと思うのですが、物語が進むうちに親しみを感じますよね。
最終的には福原が自首するとわかっているだけにそのうちにお別れの時が来るのかと寂しい気持ちになります。
福原の知人女性麻紀子の家でカレーライスをみんなで食べる場面がすごくいいです!
笑わせる場面もいくつかありました。時計屋の主人に追いかけられる場面とか。演じたのは「ウルトラマンタロウ」で隊員を演じた人。
映画を見た後に原作小説を読みました。映画と随分印象が違います。映画はやっぱり監督によって描かれる世界が変わります。
2010/12/06 (Mon) 05:47  間諜X72〔編集〕  

>間諜X72さん

いらっしゃいませ!
ご覧になられたんですね~、いつもありがとうございます。

> 最初のうちは福原は嫌な奴だと思うのですが、物語が進むうちに親しみを感じますよね。

そうですよね、彼にこんなにも感情移入することになるとは思いませんでした。
孤独な者が集まり擬似家族となるくだりはあったかくて、それでいて切なかったです。家庭の味の定番”カレーライス”を食べるというのもベタだけどほんとよかった!

> 笑わせる場面もいくつかありました。時計屋の主人に追いかけられる場面とか。演じたのは「ウルトラマンタロウ」で隊員を演じた人。

「ウルトラマンタロウ」かあ、(それほど知らないけど)懐かしい!
ここかしこにノスタルジーを感じる作品でした。

> 映画を見た後に原作小説を読みました。映画と随分印象が違います。映画はやっぱり監督によって描かれる世界が変わります。

この監督さんはかなり独特な世界をつくり出す人ですからね~、この作品でも彼の持ち味が発揮されてました。映画だけでも満足ですが、原作がどんなだったか気になるところです。
2010/12/06 (Mon) 11:37  宵乃  

原作

是非!お読み下さい!
ネタバレになるから、詳しい事は書きませんが、文哉の出生の秘密もわかります。

この映画、摩訶不思議な人達が出て来ますよね。
福原を汚いアパートに連れてきて絵を見せる女。固まってしまったインスタントコーヒー(賞味期限切れ?)を削って福原に飲ませようとする。
コスプレにはまっている女。そこに現れる泥棒。
福原と文哉が行った店。そこの経営者である母親に暴力を振るう息子。
麻紀子の家の風呂に入った後に、文哉や福原の前でパンティ一枚で走る女の子。
福原の妻の同僚達。映画の終わりになっても同じまま。
あれが三木監督の世界なんでしょうね。楽しいですよ。映画は監督の人生観が出ますから。
2010/12/06 (Mon) 21:31  間諜X72〔編集〕  

>間諜X72さん

間諜X72さんのおススメですね。
近所にろくな図書館がないので、ちょっと探してみます!

> この映画、摩訶不思議な人達が出て来ますよね。
> 映画の終わりになっても同じまま。
> あれが三木監督の世界なんでしょうね。楽しいですよ。映画は監督の人生観が出ますから。

そうなんですよね~、合わない人には合わないんだろうけど、わたしもこういう個性的なところが大好きです。ここまで自由に自分の世界をさらけ出すのってなかなかできませんよね。憧れます。
2010/12/07 (Tue) 09:41  宵乃  
名前
タイトル
URL
本文
非公開コメント

■ Trackback

この記事のトラックバックURL
トラックバック一覧
映画 転々 をみた
転々 プレミアム・エディション [DVD]クリエーター情報なしジェネオン エンタテインメント この映画は大学8年生(オダギリジョー)と借金取りの男(三浦友和)が東京を”転々”と散歩するロードムービーである。 テンポがよくコミカルでほっこりするおもししろいいい映画?...
僕のつぶやき。 ネットの窓から。|2011-10-06 23:54
.