>いちおう堤真一です。書いておかないと自分でも忘れそう。
本人やその役柄とは、ちょっと違う感じですね~。
>思っていたより全然よかったです。
私もあんまり期待しなかったので、結構良かったです。好きな作品です。
2009年の春ごろに見ました☆
>犯人・石神のどこかが根本的にずれた”献身”には目が離せないものがありました。
私も宵乃さんと同じように感じました。
>あっさり遺体が発見されたことに疑問を感じました。
う~ん、どうでしょう?
湯川が出てこずに警察だけで捜査したら、犯人不詳で終わった事件だったかもしれません。
自白のあとで本物の遺体を探したので、この場合は流れとして自然だと思いました。
湯川が出ない場合、自白より前にそれが見つかる事は、絶対になかったように思います。
>・・・石神にとってこの計画は”もっとも美しい解”だったのかもしれませんが、”彼女の自白”の可能性を考えなかったという決定的な読み違いが、彼の人間性のずれを浮き彫りにして物悲しい気分にさせます。
そう考えれば、湯川が出なくても、
彼女の「良心」から自白して・・・という流れが感じられます。
流石ですね、宵乃さん!
石神の人間性の件ですが、
やはりいろんな映画でも見る「唐突にどうにもならないこと」が起きて
そしてやがて踏み外す・・・という感じですが、私はそういう事は
キレイごとではないので良い描写だと思います。
(ギルバート・・・に比べて、って感じです、自分としては)
あと、あの犠牲になったホームレスの事ですが、宵乃さんはどう思われましたか?
私はそのことだけを前面に出した、この映画をこきおろすような感想をネットで読んで
ものすごくビックリしました。
もちろんそれまでその人のことを「可哀想に」くらいしか思っていなかった
自分がいけなかったのですけど、未読ですが原作がそうなっているのでしょうし、
身代わりの遺体がなければお話が成立しませんものね・・・
その感想文を読んだ後は、ドラマの方もそういう見方を探してしまうようになってしまって、
良くないと思っています。。。
犯罪は全部いけないのだけど、この作品では自首しようとしていた母と娘に
生きがいがない頭の良い男が、ずれた献身をした・・・からこそ、
お話しになっているのですものね。。。
なんだか長くなってしまいました、ごめんなさい☆
2013/04/25 14:10 miri〔
編集〕
いらっしゃいませ!
イラストは雰囲気が違ってしまいました、アハハ。
miriさんも期待せずに観て…のパターンでしたか。
> 湯川が出てこずに警察だけで捜査したら、犯人不詳で終わった事件だったかもしれません。
それはそうなんですが、石神の性格的に隙は作らないような気がしたんです。うっかり遺体が発見されるような事のない(他に遺体があると知てから探したとしても発見できないような)処分方法をとってないと彼らしくないと感じました。
> そう考えれば、湯川が出なくても、
> 彼女の「良心」から自白して・・・という流れが感じられます。
ありがとうございます。正直、この感想を読み直すまで湯川の存在を忘れてました(笑)
> 石神の人間性の件ですが、~
> キレイごとではないので良い描写だと思います。
> (ギルバート・・・に比べて、って感じです、自分としては)
そうですね~、わたしもそういう事は実際にあると思うし、映画の題材として良いと思います。それに、キレイごとも時には観たくなる時があるので、やっぱり映画の題材として悪くはないと思います。
> あと、あの犠牲になったホームレスの事ですが、宵乃さんはどう思われましたか?
これは石神のずれた部分を強調するためにも、トリックや物語を成立させるためにも必要な事だったと思います。
この事だけで映画を評価する事は出来ないけど、彼のこの行動が受け付けられないから映画も嫌いという感想ならまあ仕方ないかな?
でも、読んだ人に先入観をあたえるような感想はよくないですよね。わたしもそういう事をしてそうで怖いけど!
決して犯罪や彼の行動を肯定するような内容じゃないという事に気付いてほしいです。