忘却エンドロール

素敵映画に出会えた時の感動をそのまま書き綴る、映画感想ブログ.

映画「ラビリンス 魔王の迷宮」観ました

 | ファミリー  com(12) 

ラビリンス 魔王の迷宮
わんこ・おん・ざ・わんこ
読み:らびりんすまおうのめいきゅう
原題:LABYRINTH
製作:アメリカ’86
監督:ジム・ヘンソン、ピーター・マクドナルド、ジミー・デイヴィス
ジャンル:★ファンタジー/アドベンチャー

【あらすじ】幼い弟トビーの子守を任され、泣き止まないのに腹を立てたサラ。つい愛読書のおまじないを叫ぶと、なんと本当に魔王ジャレスが弟をさらってしまうのだった。13時間以内に迷宮を抜け城まで来なければ、弟をゴブリンに変えると言われ…。

小さい頃に友達の家で観始めては、途中で遊んでしまって観れなかった作品。最近タイトルを見かけて『こ、これだぁ!!』と感激。さっそく観賞してみたところ、本気で半分しか見てなかったことが判明しました。
”続きから観る”という選択肢はなかったのか、昔のわたしよ…

ストーリーは、愛読書”ラビリンス”の暗唱の練習をしていて子守の約束を忘れた主人公が、継母に嫌味を言われたり泣き声がうるさかったりでキレるところから始まります。そして、つい「この子をどこかへ連れ去って!」と叫んだせいで、真に受けた魔王(デヴィッド・ボウイ)が赤ん坊をさらってしまうんですよね。で、弟を助けるために迷宮に挑むと。
はっきり言って、前半は仲間が少ないし謎解きも敵もたいした事ないので、ちょっと退屈です。飽きっぽい子供が最後まで観れなかったのも仕方ないかもしれない。
ラビリンス/サラ
でも、後半は面白かった!
最初の仲間ホグルが魔王の命令とサラとの友情で揺れるとことか、城で待ってればいいのにサラが気になって仕方がない魔王とか、ナイト気取りのわんこ、もとい犬にまたがるディディモスとか。なんかもう、いろいろ可愛ぃ~。
見所は、舞踏会でのサラのドレス姿と、エッシャーの騙し絵の様なラストステージ、魔王の本音ぶちまけショーなど。
ラストはちょっとホロリとくる感動と、魔王の寂しい後姿が同情を誘います(笑)
昔観たことのある人は絶対楽しめるし、子供とも安心して観れる作品でした。

<2018/4/13 再見>

第3回ファミリー企画で再見。やっぱり何度見てもいい!
前より画質も良かったので、のんびり感じられた前半部分も楽しめました。よく見たら、どこもかしこもセットやマペットが良く作り込まれていて、全体から制作陣のサービス精神があふれ出ていて目が離せないし。「引き返せ~」的なことを言う壁に文句を言ったら「仕事ですので…」とか言い出したりと緩い笑いがツボったし、CGはちゃちだけど真っ白いフクロウさんの存在もこの作品の雰囲気を盛り上げてます。
「不思議の国のアリス」をモチーフにしているのではという話を聞いて、意識して見てみましたが確かにイメージして作ったのかなと思えるシーンがいくつかありました。毛虫のアドバイス、穴に落ちる、トランプ兵みたいなレリーフの門番、ドードー鳥とフラミンゴを掛け合わせたような生き物(しかも首が取れるよ!)、可愛いけど変なわんこ(大きくはない)、家から頭が飛び出したルードの絵面に言葉遊びのようなセリフなど、そう言われてみればアリスっぽいです。

あと、見た目は少しダークな感じもあるけれど、かなり子供に配慮されてるんですよ。攫われた赤ちゃんは家にいる時より楽しそうで魔王のパパっぷりが微笑ましいし、魔王による一番の罰が臭い沼で吊るされること。しかも、落ちたら溶けたりするのかなと思いきや、一生臭いが取れないだけという(確かに辛いけどね)
極めつけはゴブリンとの戦闘になって、敵が岩の下敷きになるところ。すかさず「でも大丈夫~」としゃべって動くんですよ。何があっても死なないギャグマンガの法則が当てはまるのか~、と安心して見られます。とくに、この戦いの大本の原因はサラが「ゴブリンの王よ、弟を連れ去って!」と呪文を唱えたせいなので、そのせいでゴブリンが死んだりしたら後味悪くなってしまいます。
こういう温かい世界なので、ラストに友だちのホグルやルード、サー・ディディモスたちだけでなく、他のゴブリンたちも一緒にいられるんですよね。飛び立つジャレスだけが寂しそうだけど…。

しかし、この作品に登場するキャラクターは本当にみんな魅力的で、フィギュアとかぬいぐるみとかあったらいいのになぁと思って調べたら…あったよ!
魔王ジャレス(通常バージョンと舞踏会バージョン)、ホグル…そして、ヒロインのフィギュアは…ない!?
いや、あるにはあるけど四角っぽい顔のデフォルメフィギュアで、何故か芋虫付き…なんだ、この扱いの差は。舞踏会バージョンのサラは最高なのになぁ。ディディモス卿とアンブローシャスのもふもふセットも可愛いのに。あとは作中に登場するお姫様のオルゴールとか。
やっぱりマイナーな作品だということか…(涙)
でもメイキング映像やサントラはあるんですよね。「into the labyrinth」や舞踏会シーンで流れる「As The World Falls Down」は印象に残ってます(歌詞の和訳を発見!)。ファミコンゲームにもなってるけど、激ムズじゃあ私には無理だな…。攻略サイトのドッド絵ジャレス様が可愛い(笑)

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■ Comment

宵乃さん(^^)こんばんは!
先日はコメントをありがとうございます。
お返事が遅くなりまして申し訳ありません。

この作品はとっても懐かしいです。(^^)
当時はデヴィッド・ボウイとジェニファ-・コネリ-主演でちょっとした話題になってた記憶があります。

が自分、内容を実わ、あんまり覚えてないです~汗汗汗っ
でもこの頃ってアドベンチャ-やファンタジ-ものなどを、よく観まくっていました。この作品もそんな中の作品でしたね。

それとリンクのお誘いをありがとうございます。(^^)
自分は嬉しくって宵乃さんのブログ様をリンクに張らせて頂きました。
是非、宜しくお願いしたいです。

今後とも宜しくお願いいたしますね。(^^)

本当にありがとうございます。(^^)
2009/12/07 18:22  ユウ太

Re: タイトルなし

ユウ太さん、いらっしゃいませ♪

> この作品はとっても懐かしいです。(^^)
> が自分、内容を実わ、あんまり覚えてないです~汗汗汗っ

わたしも覚えてませんでしたよ~、しかも観たことあったのは半分!(笑)
小粒な作品なんですが、懐かしさとマペットの可愛さとツッコミどころで楽しめるんですよね。ストーリーやハラハラドキドキ感では「グーニーズ」や「ネバーエンディング・ストーリー」には及ばないですから、ハハハ。
こういう懐かしい作品って、無性に観たくなる時があります。

リンクありがとうございました。これからもよろしくお願いします!
また遊びに行きますね~。
2009/12/08 11:35  宵乃

わんこonわんこ

そうでした。下のわんこは怖がりで、すぐ逃げていましたっけ。
だまし絵ステージで、ボウイ魔王がグルンと上下180度回転して現れたりするのは、当時だったら、すげーなー(特撮)と思うのでしょうねー。
2015/11/12 20:06  ボー編集

>ボーさん

> だまし絵ステージで、ボウイ魔王がグルンと上下180度回転して現れたりするのは、当時だったら、すげーなー(特撮)と思うのでしょうねー。

そうですね、そのシーンはなんとなく覚えてます。
逆に、若い世代の方が観れば、CGがない時代にどうやったんだろうと不思議に思うかも?
1930年代の作品で、同じ人間が画面内に複数いた時なんて、けっこう驚かされました。
2015/11/13 07:41  宵乃〔編集

こんにちは

子供の頃に繰り返してみた映画…
ネバエン、里見八犬伝、そして本作ですよ
それぞれ(ファンタジー、地獄図、愛)を感じさせてくれた作品です
もーうとにかくデヴィッド・ボウイが格好良くって。
ちょこちょこ現われてはツンデレな魔王が可愛くて。
結局「姫の虜」な彼が、全てをさらけだすも、
その姫…ヒロインは「ラビリンス」の呪文を唱える事で拒否するんですよね。
マジックダンスのシーンが凄く好きで。
赤ちゃんをあやしながら多彩なゴブリンたちに囲まれながらも違和感ないのはさすがにデヴィッド・ボウイだけでしょう(笑)
私の中ではデヴィッド・ボウイ=魔王ジャレスの構図です。これは永遠に変わらない。
訃報を聞いて、悲しくも、ありがとう、という気持ちでいっぱいになりました
2016/01/29 14:06  maki編集

>makiさん

> それぞれ(ファンタジー、地獄図、愛)を感じさせてくれた作品です

さりげなく地獄図が入ってるのが(笑)
でも確かにそうなんですよね。「ネバエン」の虚無に飲み込まれていくところとか、「ラビリンス」の不気味な住人たちとか、世界が美しく楽しいだけじゃないというのをファンタジックに表現しているところが好きなのかもしれない。

> ちょこちょこ現われてはツンデレな魔王が可愛くて。
> 結局「姫の虜」な彼が、全てをさらけだすも、
> その姫…ヒロインは「ラビリンス」の呪文を唱える事で拒否するんですよね。

そうそう、そういうところが胸キュンで切なくて大好きです。デヴィッド・ボウイのツンデレ魔王にときめかない少女はいないはず!

> 赤ちゃんをあやしながら多彩なゴブリンたちに囲まれながらも違和感ないのはさすがにデヴィッド・ボウイだけでしょう(笑)

ですね~。彼が出演する作品は他に「ハンガー」の吸血鬼役しか印象に残ってませんが、やっぱり浮世離れした魅力があります。他の俳優が演じるジャレスなんて考えられません。

> 訃報を聞いて、悲しくも、ありがとう、という気持ちでいっぱいになりました

子供時代の大切な思い出であり、今の自分に少なからず影響を与えてくれた存在ですもんね。私もありがとうの気持ちを忘れずに、時々は「ラビリンス」の世界に浸ってみようと思います♪
コメントありがとうございました。
2016/01/30 11:16  宵乃〔編集

訃報は残念ですね

こんにちは ラビリンスはVHSテープの時に見ました。

デビッドボウイの訃報には驚きました。先日新作アルバムをだしたとかは聞いてましたが まさか亡くなるとは・・・

まさに手作り人形のセットは古き良き時代の象徴というんでしょうか・・・CGがなかった80年代ならではでしょうね。

 それから この作品のサントラCD、3年前に 見つけましたよ^▽^

仕事が終わり 5時ちょっと回った時だったかな・・・帰宅ルートにブックオフがあり、
「少し立ち読みして時間つぶしてから帰るか」 と思ったのがきっかけでした。

 見つけた時は「やったあああああ~ 」\(゜▽゜)/

昔そのサントラCDがほしくて 何回も県内のブックオフやら 中古専門レコード店に足を運んでも収穫ゼロ。 「ラビリンス魔王の迷宮」のサントラCDは86年につくられ もう 四半世紀経ってますので  今度 同じサントラCDを別の機会に中古専門店やブックオフで見つけるのは もう不可能でしょう・・・

コメント長くなりましたが、 デビッドボウイ 心よりご冥福をお祈りします。


2016/02/12 11:07  zebra〔編集

>zebraさん

初めまして、コメントありがとうございます。
ボーさんやmakiさんのブログでよくお見かけしてました。拙ブログにお越しいただき嬉しいです♪

このところ往年の映画俳優の訃報が多いですが、まさかデビッドボウイさんまで…この作品の彼が印象に残っていたので驚きと同時に寂しさを感じました。

> まさに手作り人形のセットは古き良き時代の象徴というんでしょうか・・・CGがなかった80年代ならではでしょうね。

80年代生まれなので、こういうのを見て育ったんですよ~。ホント、こういった人形や作品の空気が懐かしくて懐かしくて。今の美しいCGを見て育った人は、将来こういう感慨に浸ることもないのかも?

>  見つけた時は「やったあああああ~ 」\(゜▽゜)/

ずっと探していたものが見つかると嬉しいですよね。苦労して手に入れた分、サントラを聴いた時の感動も一塩だったでしょう。もうなかなか手に入らないお宝のようですし、これからも大事に聴いていって下さい。
コメントありがとうございました。
2016/02/12 12:13  宵乃〔編集

コメントを有難うございました☆

イラスト、2枚とも素敵です。
この作品はこういうカラフルなのがお似合いです♪
(目とバックが黄色で・・・)

>小さい頃に友達の家で観始めては、途中で遊んでしまって観れなかった作品。

友達に囲まれた小さい可愛い女の子が目に浮かびそうです(笑)。

>はっきり言って、前半は仲間が少ないし謎解きも敵もたいした事ないので、ちょっと退屈です。

それが私はあの世界に行ったとたんに「オズの世界の裏返しだあ」と思ってしまって、退屈はしなかったんです(笑)。

>でも、後半は面白かった!
>最初の仲間ホグルが魔王の命令とサラとの友情で揺れるとことか、城で待ってればいいのにサラが気になって仕方がない魔王とか、ナイト気取りのわんこ、もとい犬にまたがるディディモスとか。なんかもう、いろいろ可愛ぃ~。

そうですね、そういう点が良かった・面白かったと思います!

>見所は、舞踏会でのサラのドレス姿と、エッシャーの騙し絵の様なラストステージ、魔王の本音ぶちまけショーなど。

サラのドレス姿が人気あるけど、
私はあの騙し絵の世界の具現化にやられました!

>ラストはちょっとホロリとくる感動と、魔王の寂しい後姿が同情を誘います(笑)

あまりホロリとはしなかったけど(笑)
彼女が大切な事を知って、良かったなあって思いました☆

人によるけど、大人が見ても(こんなおばさんが初見しても)面白く見られる良い作品だったと思います☆


.
2018/03/07 11:20  miri〔編集

>miriさん

> この作品はこういうカラフルなのがお似合いです♪

ありがとうございます。わんこもヒロインもどうしても描きたくて珍しく2枚描いちゃいました。
見ていただけて嬉しいです。

> 「オズの世界の裏返しだあ」と思ってしまって、退屈はしなかったんです(笑)

再見する時は前半も楽しめそうです!
新しい見方を教えていただきありがとうございます。

> 私はあの騙し絵の世界の具現化にやられました!

世界観にもピッタリだし、しっかり作られていてCGがなくてもこんなに面白い画が撮れるんだと驚かされますよね~。

> 彼女が大切な事を知って、良かったなあって思いました☆
> 人によるけど、大人が見ても(こんなおばさんが初見しても)面白く見られる良い作品だったと思います☆

肝心のヒロインの成長部分を子供の頃に見られなかったのは残念ですが(笑)、miriさんにそう言っていただけて私も嬉しいです。
コメントありがとうございました♪
2018/03/08 09:14  宵乃〔編集

こんばんは☆

>あと、見た目は少しダークな感じもあるけれど、かなり子供に配慮されてるんですよ。

追記全体、詳しく書かれていて、見てから2ヶ月ほどたちますが
ありありと目に浮かび、楽しく追体験させて頂きました☆

「不思議の国のアリス」がモチーフになっていたんですね?
またいつか先で再見するとしたら、そういう目でも見たいと思います☆


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2018/04/13 19:52  miri〔編集

>miriさん

読んでくださってありがとうございます。

> 「不思議の国のアリス」がモチーフになっていたんですね?

スミマセン、miriさんが仰っていたのは「オズの魔法使い」でしたね…。最近、本当に記憶力がヤバくて若年性認知症まっしぐらです(汗)
でも、アリスだなぁと思って見るとアリスっぽい作品でした。仲間が増えていくあたりはオズっぽいので、オズだなぁと思って見るとオズっぽいかもしれません。たぶん、みんなが知っている童話のエッセンスを色々取り入れているんだと思います。
ちょっぴりダークな雰囲気でも、どこか懐かしく親しみやすい作品でした♪
2018/04/14 11:29  宵乃〔編集
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『ラビリンス/魔王の迷宮』(1986)
多感な少女サラは、父と継母、それに幼い弟トビーと暮らす夢見がちな少女。しかし二人が出かける度にトビーの子守をさせられるのにうんざりしていた。今夜も一向に泣き止まないトビーにイライラしたサラは思わず、「今すぐ弟をどこかへ連れ去って」と空想の世界の魔王に頼んでしまう。するとゴブリンの魔王ジャレスが本当に現れ、トビーを自分の城へと連れ去ってしまう。驚き、必死に弟を返してと懇願するサラに対し、13時...
【徒然なるままに・・・】|2016-01-29 19:56
「ラビリンス/魔王の迷宮」
わりと子ども向けだったんだなあ。マペット(操り人形みたいなの)もそんな感じだし。
或る日の出来事|2015-11-12 19:56
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