忘却エンドロール

素敵映画に出会えた時の感動をそのまま書き綴る、映画感想ブログ.

映画「街の灯(まちのひ)」観ました

街の灯
原題:CITY LIGHTS
製作:アメリカ’31
監督:チャールズ・チャップリン
ジャンル:★ドラマ/ロマンス

【あらすじ】一目惚れした盲目の花売り娘に、裕福な紳士だと勘違いされた浮浪者のチャーリー。その夜、酔って自殺しようとする大金持ちの男を助け親友になるが、酔いが醒めれば他人だ。チャーリーは目の手術代を稼ごうとするが…。

ひさしぶりに再見してみました。
う~ん、やっぱりいいなぁ。心が洗われるようです。
セリフ(字幕)なんてわずかしかないのに、それに気付かないくらい夢中になって観てるんですよね。チャップリンのコミカルな動き、それを盛り上げる音楽…冒頭から一気に楽しい気分にさせてくれます。
ボクシングの試合で大笑いしたのはもちろん、裸婦像の前で行ったり来たりするシーン(後ろの穴は何なんだろう?)とか、パーティで酔っ払い同士世話し合っている様子も面白かったです。あと、冒頭の演説に「ぺぺぺーぺぺ、ぺぺーぺぺぺ」という擬音が入っていたのも地味に笑えました。

そしてラスト、チャップリンが浮かべた精一杯の笑顔…。
ふたりの心情を知りたくて、思わず巻き戻して何度も観てしまったんですが、何度観ても涙がこみ上げてくるんですよね。
不朽の名作とはこういうものを言うのだと再確認できました。

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■ Comment

TBしました

チャップリン、そっくりですね。

ボクシングのシーンが可笑しくって大笑いしました。
チャップリンの笑いは、嘘がないから今でも笑えるんでしょうね。
2009/11/04 21:27  十瑠〔編集

こんにちは☆

再見なさったんですね!いいなぁ・・・☆
私は最近、再見にこだわりがなくなったので、きっと、いつか、いたします。
まずは、今度の企画でDVDを借りる時に「野いちご」も一緒に借りようと思っています。
宵乃さんのコメントを読んで触発されたから・・・でも多分初見に近い感覚だと思います。

さて「街の灯」これについては、もう言う事なしですね!
チャーリーの中で一番好きです☆ 不朽の名作です!

そう、ラストの、あの二人の表情・・・宵乃さんの優しいタッチのイラストで、感激がよみがえってきました。
本当に良い絵を見せてくれて、ありがとう~♪
2009/11/05 10:51  サイ〔編集

Re: TBしました

十瑠さん、いらっしゃいませ。
そっくりですか?良かった~、あのシーンのイメージを壊さないよう頑張りました。

> チャップリンの笑いは、嘘がないから今でも笑えるんでしょうね。

こころから楽しめますよね。再見でも変わらない面白さに、あらためて皆に観てもらいたいと思いました。
一度は観ておかないともったいないですもんね~。
2009/11/05 11:25  宵乃

おはようございます☆

宵乃さんへ
今月も 「ブログ DE ロードショー」 を開催しますので、お誘いに参りました。
作品名は 『ニューオーリンズ・トライアル』 (2003年/アメリカ/監督ゲイリー・フレダー)です。

今月から、ブロガーの皆さまに、この企画の作品を、選んでいただくことにしました。
まず最初の、この作品を選んでくださったのは、「そのスピードで」 の ケンさんです。
(ケンさんは、これまでに具体的な作品名を挙げて下さっていたので、トップバッターにお願いしました)

お選びになられた理由は
・傑作なのに案外知られていない
・日本の裁判員制度もはじまって、いまこそ観る価値がある
・ジョン・キューザック、レイチェル・ワイズ、ダスティン・ホフマン、ジーン・ハックマンと配役が豪華で、しかも皆気合いの入った演技をしている・・・など、との事です。

鑑賞日は11月13日(金)~15日(土)の三日間です。(お忙しくてご都合の悪い場合は後日でも結構ですよ~!)
是非、皆さんと、一緒の時期に、同じ映画を見て、ワイワイ言い合いたいと思います。
(感想・レビューは強制ではありませんが、作品を選んでくださった方には、必ず書いて頂きます)

宵乃さんには、2月か3月にお願いするつもりでいます。また近づいたら、詳しい事をお願いに参ります。
プライベイト等でお忙しい場合は、別の月に変更させて頂きますので、ご遠慮なく仰って下さいね。
2009/11/06 09:02  サイ

Re: こんにちは☆

サイさんの記事のおかげで、再見することができました♪
意外と覚えていない部分が多かったので、初めてのように楽しめました。覚えていても楽しめただろうけど。

> まずは、今度の企画でDVDを借りる時に「野いちご」も一緒に借りようと思っています。
あ、そろそろ発表ですか!何が来るのか気になります。「野いちご」もご覧になるんですね、わたしも記事にはしてないので、いつか観なおしたいです。

> チャーリーの中で一番好きです☆ 不朽の名作です!
わたしも一番好きです。といっても、他に観たのは「独裁者」と「ライムライト」だけなんですけどね。BSで特集してくれませんかね。
イラストはイメージを壊さないよう頑張りました。再見したのは1週間くらい前だったけど、絵で手こずって・・・。
喜んでもらえて嬉しいです。
2009/11/06 11:06  宵乃

Re: おはようございます☆

サイさん、おはようございます。
今度は「ニューオーリンズ・トライアル」ですか!
昔観て面白かった記憶はあるんですが、内容はあまり覚えてないんですよね。ケンさんのブログにも行ってみますね。

> 宵乃さんには、2月か3月にお願いするつもりでいます。
うわぁ、今から考えておかなければっ!
選んだ理由が”何となく”になってしまうかもしれませんが、皆で楽しめそうなものを探してみま~す。
2009/11/06 11:08  宵乃

こんばんは。

これも、本当に名作ですね!!

宵乃さんの絵を見て
いろいろな場面が甦ってきました。

ラストも少し前のあの部分がある
あるから余計に光るというのか。

最初に観たときの感動とは
また違って

年をとってからみると
ストーリーのその後を考えてしまうのですが・・・・

それでも、幸せになってほしいなぁと思ってしまう。

そういったことも、おり込み済みの
余地と余韻のあるラストのような気がします。

それでは。
2009/11/07 20:47  きみやす

>きみやすさん

彼女がチャーリーに気付くまでの様子は、こう・・・つきささるものがあります。
現実を見せ付けられるというか。

> ラストも少し前のあの部分がある
> あるから余計に光るというのか。

それを全部うけとめての、チャーリーのあの笑顔・・・
ああ、無償の愛なんだなぁと震えるような感動がありました。
ほんとうに、幸せになってほしいです。

> そういったことも、おり込み済みの
> 余地と余韻のあるラストのような気がします。

そうそう、そうなんですよ。わたしもラストシーンの良さをこんなふうに伝えたかった!(笑)
映画が終わっても席を立ちたくないような、そんな作品なんですよね。
2009/11/08 11:14  宵乃

こんばんは☆

明日、アップしますので、TBさせて頂きますネ。
こちらにコメントさせてもらってから、もう1年も経っていて、ビックリ仰天しています☆

>(後ろの穴は何なんだろう?)

これは別の映画で見たのですが、その穴の前にあるお店の、地下室(倉庫・商品の在庫を置く場所)につながっている簡易エレベーターでした。多分この映画でも同じだと思います。その別の映画では酒屋さんだったので、お酒が重いからエレベーターを使っていたのです。
(でも万一違っていたらゴメンネ♪)

>冒頭の演説に「ぺぺぺーぺぺ、ぺぺーぺぺぺ」という擬音が入っていたのも地味に笑えました

笑えましたよね~。
この作品は泣かせるけど、結構あちこちで笑わせて、単純に面白い映画でもあるのですよね~。

では、明日宜しくお願いします☆
2010/11/02 19:31  miri〔編集

>miriさん

いらっしゃいませ!
もうそんなに経つんですね~。毎日のように映画をみて、コメントでお話して、企画もがんばって、時が経つのも忘れていたようです。

> これは別の映画で見たのですが、その穴の前にあるお店の、地下室(倉庫・商品の在庫を置く場所)につながっている簡易エレベーターでした。

おお!そうでしたか。
ひとつ謎が解決しました。教えてくれてありがと~!

> 笑えましたよね~。
> この作品は泣かせるけど、結構あちこちで笑わせて、単純に面白い映画でもあるのですよね~。

やはりチャップリンはこうでなくっちゃ!
笑いって生きていくのに大切なものですもんね~。偉大なひとです。
2010/11/03 10:22  宵乃

You?

ラストの、この字幕。泣かせますね・・・。

>そしてラスト、チャップリンが浮かべた精一杯の笑顔・・・。

テレビで、初めてこの場面を見た時は涙がボロボロ出ました。

宵乃さんのイラスト。
花を銜えるチャップリンの表情。
すごくいいです!
2013/08/25 16:54  間諜X72〔編集

>間諜X72さん

> ラストの、この字幕。泣かせますね・・・。
> テレビで、初めてこの場面を見た時は涙がボロボロ出ました。

ホントに…思い出しただけでウルウルきます!
名シーンですよね。

> 宵乃さんのイラスト。
> 花を銜えるチャップリンの表情。
> すごくいいです!

ありがとうございます。
チャップリンがこの作品に込めた想いが少しでも伝われば嬉しいです。
2013/08/26 11:43  宵乃〔編集
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(1931/チャールズ・チャップリン監督・製作・脚本/チャールズ・チャップリン、ヴァージニア・チェリル、フローレンス・リー、ハリー・マイアーズ、アラン・ガルシア、ハンク・マン/86分)
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