忘却エンドロール

素敵映画に出会えた時の感動をそのまま書き綴る、映画感想ブログ.

映画「華麗なるヒコーキ野郎」観ました

華麗なるヒコーキ野郎
次の瞬間に怒り出します。
製作:アメリカ’75
原題:THE GREAT WALDO PEPPER
監督:ジョージ・ロイ・ヒル
ジャンル:★ドラマ

【あらすじ】1925年代ネグラスカ州。第一次世界大戦の後、遊覧飛行で日銭を稼いでいたウォルド。彼は同じ境遇のアクセルと命がけの曲芸を繰り返すが、死亡事故を起こしてアクセルは飛ぶのをやめた。やがて、ハリウッドでスタントの仕事を始めたウォルドは、ライバルで憧れの人物である元ドイツ空軍撃墜王ケスラーと出会う。

最初は、遊覧飛行や曲乗りで人々を笑顔にしている様子が微笑ましくて、無茶して大怪我したり、それで恋人にリンゴ(?)投げつけられたりしていても、古きよき時代だなぁという感じで楽しんでいました。でも、飛んでる飛行機の翼の上を歩くだの、パイロットでもない女性を翼に乗っけるだの、観ているだけで冷や汗がでてくるような事をするようになり…。
こんな展開になるとは思ってもみなかったので、胸がきゅうっとしてしまいました。そして、だんだん観衆の求めているものが酷く残酷なものだったとわかってきて、親友の事故のシーンで野次馬たちに腹が立つ一方、こうやって映画を観ている自分も同じなんだという気分になってきました。

こんな悲しい出来事があったのに、それでも空に魅せられ戻ってきてしまうウォルドの気持ちは、正直わたしにはわかりません。しかし、クライマックスの複葉機による一騎打ちは、わからないながらも深く感動してしまいました。ウォルドが空の彼方に消えていくラストが印象に残ります。

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■ Comment

空に生きて、空で死んだ男。
偉大なるウォルド・ペッパー。

コメディタッチの映画かと思ったら、翼に乗った女性の墜落死。
そして友人が無神経な野次馬による焼死。
痛ましい場面が二つありました。
この映画をテレビで見ました。日本語版。
焼死する友人の叫び「ウォルド!何とかしてくれー!」が今でも耳から離れません。
またあの女性が消える場面。
僕が長年愛用していた時計やメガネをなくした事に気付いた瞬間になぜかあの場面を思い出しました。人の命と物を一緒に考えてはいけないですが・・・・・・。

ラストの一騎打ち。あれでウォルドは満足した事でしょう。爽やかさがありました。

邦題。「華麗なる」と言うのが1970年代っぽいですね。
2011/01/23 (Sun) 12:15  間諜X72〔編集〕  

>間諜X72さん

> 空に生きて、空で死んだ男。
> 偉大なるウォルド・ペッパー。

こうやって書くと「カッコイイ!」って単純に思うんですが、この作品を観るとそういう生き方しかできなかった不器用さというのが印象に残ります。

> 焼死する友人の叫び「ウォルド!何とかしてくれー!」が今でも耳から離れません。

あれはほんとうに痛ましいですよね。煙草の男(でしたよね?)は捕まらないんでしょうか。

> またあの女性が消える場面。
> 僕が長年愛用していた時計やメガネをなくした事に気付いた瞬間になぜかあの場面を思い出しました。人の命と物を一緒に考えてはいけないですが・・・・・・。

なんとなくわかります。あんなにあっけなく人の命が消えてしまうなんて、と怖くなりました。あの大きな空のなかにいると、人間なんてちっぽけなものです・・・。

> ラストの一騎打ち。あれでウォルドは満足した事でしょう。爽やかさがありました。

そうですね、なんともいえない余韻がありました。
まさしく”男の映画”という感じですよね。
2011/01/23 (Sun) 13:53  宵乃  

少年

こう言う映画に出て来る男達って、夢を追いかける少年っぽさがあります。女性はそう言うのに惹かれるのでしょうか?
主人公のウォルドはまさにそうです。夢の為にその後事故死してしまうのですが。
夢がない男はあまり魅力がないです。
2011/01/31 (Mon) 20:40  間諜X72〔編集〕  

>間諜X72さん

> こう言う映画に出て来る男達って、夢を追いかける少年っぽさがあります。女性はそう言うのに惹かれるのでしょうか?

そうですね~、程度にもよりますが夢を追う男性は魅力的に感じます。映画じゃなくても、そういうひとは主人公のように輝いてますよね。ただ、自分の力だけではなく、周りの助けもあって夢を追うことができるんだ、と理解している人じゃないとダメかな~。
その点、ウォルドは合格、だったかな?(細かい所は忘れ始めてます・・・)

> 夢がない男はあまり魅力がないです。

やはり男性からみてもそうですよね。ひたすら夢を追う姿は、少なからず誰しも憧れるものがあります。
2011/02/01 (Tue) 10:34  宵乃  

こんばんは☆

この映画、高校生になる前に映画館で見ていて、今日再見しました。
っていうか初見同様でしたが・・・。
イラスト素敵ですね! 女性を描かせたらピカイチの宵乃さんらしいです!

>最初は、遊覧飛行や曲乗りで人々を笑顔にしている様子が微笑ましくて、・・・古きよき時代だなぁという感じで楽しんでいました。

このあたりは楽しく見られますよね~☆

>こんな展開になるとは思ってもみなかったので、胸がきゅうっとしてしまいました。

中盤は見ているのが苦しいシーンが続きましたね・・・。

>そして、だんだん観衆の求めているものが酷く残酷なものだったとわかってきて、親友の事故のシーンで野次馬たちに腹が立つ一方、こうやって映画を観ている自分も同じなんだという気分になってきました。

あのタバコはひどかったですよね・・・
もしかしたら現実にそういう事故もあったのかもしれない・・・なんて思っちゃいました。

でも、映画を見ているヒトは同じではないと思いますよ~。
だってそんなシーンを求めてこの映画を見たわけではないのですから・・・。

>それでも空に魅せられ戻ってきてしまうウォルドの気持ちは、正直わたしにはわかりません。

このあたり、他のヒコーキ乗りの映画をいくつか見て記憶にあるので
なんとなく分かるような気もしますね~。

>しかし、クライマックスの複葉機による一騎打ちは、わからないながらも深く感動してしまいました。ウォルドが空の彼方に消えていくラストが印象に残ります。

この監督らしい作品だと思いました。
再見時の感想もちょっと書いた記事のURLを入れさせて頂きますね~♪
2012/03/23 (Fri) 20:32  miri編集〕  

>miriさん

> イラスト素敵ですね! 女性を描かせたらピカイチの宵乃さんらしいです!

ありがとうございます!
やはり黒髪美女と、渋いオジサマを描くのは楽しいです。描きたいシーンが見つかってからは、映画も集中して観られますしね~。

> でも、映画を見ているヒトは同じではないと思いますよ~。
> だってそんなシーンを求めてこの映画を見たわけではないのですから・・・。

そういえばそうですね、どうも見てるだけで何もできないのがもどかしくて・・・。わらわら駆けつける観客が酷いのはもちろんの事、運営側の対応も十分じゃなくて、色々と腹が立ってしまいました。

> このあたり、他のヒコーキ乗りの映画をいくつか見て記憶にあるので
> なんとなく分かるような気もしますね~。

わたしもいくつか観ていますが、たいてい残される女性に感情移入してしまって、「どうしてそうまでして飛ぶの?」という気持ちが強くなってしまいます。まあ、それでも愛し続ける女性の気持ちも、そこまでわかるわけじゃないですけどね~。
この監督の作品は他に2作しか知りません。余韻を残すラストが上手いかも?
2012/03/24 (Sat) 09:59  宵乃〔編集〕  

No title

そういえばこの映画、二十数年前の下宿先の近所にあったレンタルビデオ屋に、「素晴らしきヒコーキ野郎」のあらすじと宣伝文句がはさまれて並べられてたな……。

わたしはテレビで見ていたからひっかからなかったけれど、「素晴らしきヒコーキ野郎」のつもりでレンタルした人がいたら……悲惨だったろうなあ(^^;)
2014/12/06 (Sat) 17:30  ポール・ブリッツ編集〕  

>ポールさん

> そういえばこの映画、二十数年前の下宿先の近所にあったレンタルビデオ屋に、「素晴らしきヒコーキ野郎」のあらすじと宣伝文句がはさまれて並べられてたな……。

あはは、致命的ミス!
「素晴らしきヒコーキ野郎」は未見ですが、こちらは結構重い内容だからショックだったでしょうね~。
私もどちらが観たことがある方なのかわからなくなりそうだし、紛らわしい邦題はホント困りますよ。

コメントありがとうございました。
2014/12/07 (Sun) 11:31  宵乃〔編集〕  
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