TV映画「刑事コロンボ/構想の死角」観ました
読み:けいじころんぼこうそうのしかく
原題:COLUMBO: MURDER BY THE BOOK
製作:アメリカ’71
監督:スティーヴン・スピルバーグ
ジャンル:★ミステリー
【あらすじ】ベストセラー推理作家コンビのケンとビル。だが、執筆担当のビルがコンビ解散を言い出したために、ケンは彼の殺害をたくらむ。死亡時刻には山荘にいたというビルの妻の証言に、殺人課刑事コロンボは頭を悩ませるのだった。
BS2で放送していたので、コロンボ初視聴しました~。これは三作目みたいだけど、前のふたつは見逃したのかな?
ま、それは置いといて、こういう犯行をすべて見せてからはじまるミステリー(倒叙物?)って大好きなんですよ。高校生くらいのとき”古畑任三郎”に嵌っていたので、すんなり入っていけました。コロンボ素敵だし♪
というか、今までコロンボの姿しか知らなかったので、全然性格悪くないことにビックリ。古畑のイメージと重ねてたみたいです。「うちのかみさんが…」とか言いながらオムレツをつくる名刑事、いいですねぇ~。初めて観たとは思えないほど、親近感が湧きました。
今回の犯人はミステリー作家ということで、凝ったトリックを使っても不自然じゃないところが良かったです。ミステリーって時々、そんな面倒なことする人いないだろーって言いたくなるほど奇抜な事しますから。
そして、そんなときに必ず現れる強請り。女性ということで一応は用心していたものの、やっぱりダメでした。彼女なら、ニュースのインタビューで「そんなことする人には全然見えなかった。信じられない…」とお決まりのセリフを言ってくれそうな気がします(笑)
観終わって、「コロンボ」シリーズの監督ってスピルバーグだったのかぁ、と思っていたら、彼が撮ったのはこの回だけでした。スピルバーグっぽさがどんなものかわからないけど、冒頭のビルを見上げる犯人の図は何か起こりそうな感じでよかったです。