映画「恋をしましょう(こいをしましょう)」観た

なんかおばさんっぽくなってしまった…。
製作:アメリカ’60
原題:LET'S MAKE LOVE
監督:ジョージ・キューカー
ジャンル:ロマンス/コメディ
【あらすじ】億万長者で女性との噂が絶えないクレマン。そんな彼をモデルにした風刺劇があると聞き、彼は印象アップのためリハーサル見学に。そこでアマンダに一目惚れし、クレマン役の俳優と間違われたのを幸いに素性を隠して練習し始めるが…。
あまり評判は良くないみたいだけど、わたしは結構楽しめました。
なんでも、この作品を撮った時のマリリン・モンローは精神的にギリギリだったらしく、彼女のファンには辛そうに見えてしまうみたいです。
でも、彼女がレオタードにセーターを着て、ポール(支柱?)と男たちの間でセクシーに踊る姿は、そんな影があるとは思えないくらい素敵でした。
また、”金持ち”の肩書きのない本当の自分を見てくれる彼女に心奪われたクレマンが、似合わないことに四苦八苦する姿が笑いを誘います。
だけど、やっぱり生粋の御曹司。いつものジョークがウケなければ他人から買い、最高の先生をそろえてジョークや歌、ダンスのレッスンを受けます。挙句の果てには、上達しないので先生が皆の前で褒める作戦に…。
結局金にものいわせるんかい!
なんというか、「プリティ・ウーマン」の逆ですね。
あっちは”磨いてみたら本来の美しさが表れた”というものだけど、こちらは”金箔を剥がしたら取るに足らない男だった”という。…哀しい。
そんなこんなで、いつの間にか彼を愛していたアマンダに本当の事を打ち明けます。しかし、彼女は全く信じてくれないどころか、彼を”役に入り込みすぎた可哀想なひと”扱い(笑)
この後、自分が本物だと証明するんですが、その時の秘書の表情ときたら!
クスクスと笑えるラブ・コメディでした。
- 関連記事
- 「西部に賭ける女」観た
- 「マイ・フェア・レディ」観ました
■ Comment
こんにちは~おひさしぶりです。私事でバタバタしていてコメントできませんでした~。
私もこの映画は面白かったです。世間の評判は良くないんですか~?へ~面白いのに…。やっぱり、からすさんも書いていますが、金持ちが金を使って女を落とすっていうところがイマイチなんですかね。
私はクレマンがミルトン・バールに笑いを伝授されているところが、かなり好きですね。「アイ・キウ・ユー」と言うところを「アイ・キル・ユー」と言ってしまい、何度も「Lは発音しない!」と言われても直らないもんだから、終いには頬をバシバシ叩かれているところが笑えました。ジーン・ケリー、ビング・クロスビーと色々なスターが出演しているのもよかったし。
あと、マリリン・モンローが可愛かった!ムッチリしている胴体部分から目が離せませんでしたよ。からすさんも書いていましたが、死の2年前に撮影されたとは思えないほど影は見られなかった。というよりも、生き生きして見えました。
以前よりマリリン・モンローものは食わず嫌いで敬遠していたのですが、これからは率先してみてみようかなと思わせる映画でした。
2009/10/07 14:39 期待マン
期待マンさん、いらっしゃいませ。
この前は、思い込み90%の解釈を聞いてくださってありがとうございます(笑)
たまに迷走してしまうんですよね、アハハ。
この作品、お好きなんですね。やったー、仲間がいた!
ざっと口コミ系のサイトをみたら、評価低めで驚いたんですよ。
> 私はクレマンがミルトン・バールに笑いを伝授されているところが、かなり好きですね。「アイ・キウ・ユー」と言うところを「アイ・キル・ユー」と言ってしまい、何度も「Lは発音しない!」と言われても直らないもんだから、終いには頬をバシバシ叩かれているところが笑えました。
あっ、いいですよね~そこ。あと、本当は歌手のモンタンが歌の練習で見放されてしまったり(笑)
クレマンの”お坊ちゃまから抜けきれない”感じが笑える作品でした。多少は「金かよ!」って怒りたい部分もあるんですが、自分が金持ちだとばれる前に彼女を振り向かせたいという焦りもわかる気がするので、そこら辺は相殺かな?
あとマリリンは本当に可愛かったぁ。踊っているシーンのセクシーさもさることながら、誰かを本気で心配している時の表情は守ってあげたくなる可愛さでした。
> 以前よりマリリン・モンローものは食わず嫌いで敬遠していたのですが、これからは率先してみてみようかなと思わせる映画でした。
わたしも同じなんですよ~。マリリン特集(?)をしてくれたBS2に感謝ですね♪
2009/10/08 09:35 宵乃
.