忘却エンドロール

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映画「蠱惑(こわく)パリで出逢った女」観た

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Tag:スペイン 

読み:こわくぱりでであったおんな
原題:NINETTE
製作:スペイン’05
監督:ホセ・ルイス・ガルシ
原作:ミゲル・ミウラ
ジャンル:★ロマンス/コメディ

【あらすじ】1959年、スペインのムルシア。仕事でパリに行ったアルマンドが女に不自由ない生活を送っていると聞き、彼を訪ねることにしたアンドレス。彼に紹介された下宿先に不満を漏らす彼だったが、その家の美しい娘ニネッテとイイ仲になり…。

GyaOで観た作品。
監督とか調べるためにググったら、セクシーなジャケット写真が出てきてビビリました
タイトルといいこれといい、宣伝の方向性を完全に間違っているようです。まあ、ニネッテのサービスカットはちょくちょくあるんですけどね。どちらかというと爽やか系の。

主人公は冴えない中年で、仲間内では一番モテないはずの友人がパリでモテ期と聞き、下心満々でパリ旅行に行くところから物語は始まります。
ところが、友人が用意した下宿先はスペイン人亡命者の家で、お喋り好きだが彼とはまるで話が合わない。そのうえ、狭いし見晴らしは最悪だった。こんなところじゃ嫌だ、明日には出て行く、とりあえず女の子紹介しろ!!と我がまま放題言っていたアンドレスでしたが、23歳の娘ニネッテと出逢い女の子を手配しに行った友人を放って彼女と過ごす事に。(この友人、可哀想な役回りが多いです。)
その日から、具合が悪いだの足を怪我しただの言い訳しながら、居すわり続けて6週間。本当はパリ観光もしたくてたまらなかったのに、彼女に邪魔(誘惑)されて家にこもりきりです。パリの街並みも一切でてきません。
ついには、ニネッテの(想像)妊娠発言で結婚がきまり、怒っていた彼女の両親もちょうど帰国を考えていたところだったので、ムルシアで一緒に暮し始めるのでした。
その後もなんか色々あるんですが、結局はニネッテと両親の望む方向に物事が進んでいってしまうんですよね。彼の店なんて父親に乗っ取られちゃうし。
盛り上がりには欠けるものの、登場人物に愛嬌があり、最後までのほほんとした笑いで楽しめました。残念なのは、邦題とジャケット写真かな…。

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