映画「會議は踊る(かいぎはおどる)」観ました

原題:DER KONGRESS TANZT
製作:ドイツ’31
監督:エリック・シャレル
ジャンル:★ミュージカル/ロマンス/ドラマ/コメディ
【あらすじ】1814年、ウィーン会議。次々とヨーロッパの大物が集まるなか、手袋屋の娘クリステルがロシア皇帝に花束を投げつけ逮捕される。皇帝は彼女を救い恋に落ちるが、皇帝の会議出席を妨害したい宰相メッテルニヒはそれを利用しようと動きだす。
タイトルは、オーストリア将軍リーニュ公の「会議は踊る、されど進まず」という言葉から。会議よりも舞踏会や晩餐会の時間の方が長かったそうです。
そんなウィーン会議を舞台に、自分の思い通りに会議を進めたい宰相と、彼の策略を上手くかわしつつ恋も楽しむ皇帝。皇帝に恋するクリステルや、彼女に恋する宰相の秘書官。面倒なことばかり押し付けられる皇帝の影武者などが描かれます。
魅力的な登場人物たちが音楽とダンスに彩られ、愉快で楽しい雰囲気に包まれていました。
馬車に迎えられ皇帝の別荘に行くクリステルが、高まる気持ちを抑えきれないように歌いだすシーンは誰でも胸が弾むはず。
ほかにも、宰相が朝一番に盗聴器で使用人たちの話を聞いていたり、”チャリティーのための有料キス(宰相の策略)”をする影武者の横に、口を拭ったハンカチの山が出来たり、会議中なのに音楽に誘われて椅子を揺らし、最後にはほくそ笑む宰相と揺れる椅子だけが残されたりと、思わずニヤリとしてしまう愉快な演出が盛りだくさんでした。
ほろ苦いラストでは、馬車で歌ったものと同じ「ただ一度だけ」が切なく響きます。
■ Comment
こんばんは。
『会議は踊る』、いいですよね。
ラストの苦くて、せつない感じが
なんともいえません・・・
いいですよねぇ。
なんだかんだでハッピーエンドになるのかと思いきや、あんな切ないラストに・・・。
前半が心躍る楽しい雰囲気に満ちていただけに、儚い夢から覚めたような気分でした。
2009/08/08 09:05 宵乃
本日はご訪問とコメントを、ありがとう~☆
>思わずニヤリとしてしまう愉快な演出が盛りだくさんでした。
>ほろ苦いラストでは、馬車で歌ったものと同じ「ただ一度だけ」が切なく響きます
本当にニヤリという感じの演出が多かったですネ☆
ラストはもう・・・何というか、こんなもんかもしれないけど、そして待っていてくれている人もいるけれど・・・切なかったです。
それで、もう内容も分かったし、再見しなくても良いかなぁ?と思ったのです。
でも、今日、宵乃さんとアスカパパさんのお話を聞いていたら、オンエアがあったら、見てしまうかもしれないなぁ~!と思ってしまいました☆
2010/09/11 21:17 miri〔
編集〕
いらっしゃいませ!
楽しい雰囲気からは想像できない切ないラストで印象に残りますよね。
わたしもこの作品は大好きですが、この後なんどかオンエアしていてもスルーしてます。たぶん、10年くらいたったらまた観たくなるだろうなぁ。
> でも、今日、宵乃さんとアスカパパさんのお話を聞いていたら、オンエアがあったら、見てしまうかもしれないなぁ~!と思ってしまいました☆
今はもういいやと思っていても、逆にまた観たいと心に決めていても、観る時は観るし、気分によっては観たくなくなったりしますよね。
観たい時に観れる贅沢な時代に生まれてよかった!!
2010/09/12 09:04 宵乃
■ Trackback
- 494・会議は踊る 1931、ドイツ
- 12月14日(土)
監督 エリック・シャレル
10年来に 聞いてた 名作です
ウイーン会議って よくわからないわぁ・・・
感...
映画鑑賞の記録|2010-09-12 10:39
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