映画「オープン・ウォーター」観ました
読み:おーぷんうぉーたー
原題:OPEN WATER
製作:アメリカ’04
監督:クリス・ケンティス
ジャンル:★サスペンス/スリラー/ドラマ
【あらすじ】やっとのことで休暇を取りカリブ海のバカンスにきたダニエルとスーザン夫婦。しばらくは仕事を引きずっていた二人だったが、翌日はツアーでダイビングを楽しむ。だが、スタッフのミスで、ボートは彼らを海に取り残し引き返してしまうのだった。
…怖かったです。
怖い映画を観るたびに”行きたくない場所”が増えて、宇宙と深海だけは行けても行かないと心に決めていたんですが、もう海も行きたくないです。足の届かないところなんて…ぶるるっ。
最初に”これは本当にあった出来事に基づいている”とあるので、怖さ倍増でした。
待っているはずのボートが無く、辺りは見渡す限りの海。どちらに進めばいいのかもわからず、出来る事といえば”助けを待ち続けるだけ”。時間が経つにつれ体温は奪われ、波酔い・空腹・脱水症状にクラゲや危険な魚が集まり、状況は絶望的になっていく。
2人の顔が蒼白になっていくのと対照的に、空は美しい表情を見せてくれます。ストーリーはシンプルで海を漂ってるシーンばかりなのに、最後まで画面に釘付けでした。最近、怖い映画が観たくて仕方がなかったけれど、これは恐怖を楽しむものではないですね。こんなことが二度と起きないよう、人数確認は点呼できっちりしてほしいです。
余談ですが、スーザンが波酔いしているのを見ていて、本当に酔ってしまいました。酔いやすい方はご注意ください。