忘却エンドロール

素敵映画に出会えた時の感動をそのまま書き綴る、映画感想ブログ.

映画「世界最速のインディアン」観ました

世界最速のインディアン
読み:せかいさいそくのいんでぃあん
原題:THE WORLD'S FASTEST INDIAN
製作:ニュージーランド・アメリカ’05
監督:ロジャー・ドナルドソン
ジャンル:★ドラマ/伝記/アドベンチャー

【あらすじ】ニュージーランド南端の町。ライダーの聖地”ボンヌヴィル塩平原”のレースに挑戦する日を夢見て、愛車”1920年型インディアン・スカウト”を改造してきたバート。彼は狭心症の発作を機に、渡航費を捻出してアメリカを目指す。

実在のライダー、バート・マンローが、はるばる地球の裏側までやって来て、強い信念と周りの人の協力で夢を叶えるお話。
タイトルから陸上選手か何かの映画だと思っていたら大間違い。インディアンとはバイクのことでした。
朝っぱらからバイクをぶるぅんぶるぅんと唸らせて、改造・メンテに余念がない63歳がとっても輝いています。その純粋な情熱からか憎めない人柄からか、周りの人たちは彼を応援せずにはいられないんですね。隣に住む少年はバートの手伝いが大好きだし、その両親も騒音に腹を立てることはあっても”しょうがないな”で済んでしまいます。
行き当たりばったりの貧乏旅行も、彼の魅力に惹かれた人たちの協力で何とかなってしまいますし、そうやって人々が手助けしてくれる事に納得できてしまうんですよね。ほんと、チャーミングなお爺ちゃんです。

最後のレースでの疾走感も素晴らしいのですが、やはりそこに行き着くまでの最後の難関を乗り越える部分が感動的でした。

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