忘却エンドロール

素敵映画に出会えた時の感動をそのまま書き綴る、映画感想ブログ.

お気に入り映画「マジェスティック(1974)」

マジェスティック(1974)
製作:アメリカ’74
原題:MR. MAJESTYK
監督:リチャード・フライシャー
ジャンル:★アクション

【あらすじ】スイカの収穫を目前に、喧嘩で逮捕されてしまったマジェスティック。なんとか出荷に間に合わせようと、護送中の事故に紛れ凶悪犯レンダを連れて逃亡するが、彼をだしに警察と取引きした事で怒りを買ってしまう。

愛・友情・家族愛のために悪と闘う映画はたくさんありますが、この映画の主人公Mr.マジェスティックは精魂込めて育てたスイカのために闘います。事の始まりは些細な喧嘩だったのですが、それが「収穫時期に警察に逮捕される」という、彼にとっては「我が子を見捨てる」のにも等しい事態に発展!!
…だって出荷に間に合わないと腐っちゃいますから
そんなことはオレが許さんとばかりに、あの手この手を使って農場へ帰ろうとするマジェスティック。その執念・気迫は凄まじいものがあります。
スイカのために逃亡し、スイカのために凶悪犯を出し抜き、スイカのために銃をとる男マジェスティック。
スイカのためにここまでやれる男は他にはいないですよ、ほんとに。
そんな、男気溢れるマジェスティックの魅力を存分に楽しめる一品。渋いアクション映画がお好みなら、一見の価値あり…かも。

<再見追記:2015/07/03>
イロモノという印象があったけど、再見したら普通に超面白いじゃないですか。アクションが見応えあったし、何より西部開拓時代からやってきましたみたいなブロンソンがマジカッコいい!!!
このスイカ命のマジェスティックさん、基本いい人なんだけども、思考回路が西部劇のガンマンみたいなタイプなんですよね(笑)
そんなやり方が現代(70年代だけども)で通じるはずもなく、自ら厄介事を招いてしまいます。
でも、火の粉を振り払う彼のやり方を間近で見ていたら、きっと誰でも痺れちゃうと思うんですよ。ブロンソン主演映作品の中でも、かなりカッコいい役でした♥♥♥

そんな彼の格好良さを引き立ててるのが、そもそもの発端であるチンピラ・コーパス。彼も良い味出してます。
彼の中では”やり手の自分”の方が格上なんですが、実際には男としてマジェスティックの足元にも及ばない。そのギャップが許せなくて、自分が上であることを誇示しようと突っかかって行くんですね。
これは凶悪犯のレンダも似たようなもので、終盤、まんまと狩場におびき出され、マジェスティックの鋭い殺意に恐怖を覚える様子は見ものです。今まではライオンのつもりだったのに,急に自分が子猫になってしまったみたいな表情(笑)

でも、このシーンが面白いのは終盤に入るまでのレンダの残虐なキャラクターがあってこそで、スイカを潰す前の殺しや脅迫のくだりはゾッとしました。マジェスティックの畑を手伝っていた移民たちを集める前、非道なやり方で保安官を殺していたから、虐殺でもするつもりかとハラハラ。
その上、ホッとしたと思ったら友人ラリーへのあの仕打ち…むごすぎます。

一方、そんな目に遭っても友人の身を案じるラリーの友情には感動しました。
心中するつもりでついてくるナンシーもよかったし、これからは牙をしまって彼女や友人と平穏に暮らしてほしいなぁ。
悪役は頭に血が昇りすぎてて馬鹿な点も多々ありますが、ブロンソンのファンになるきっかけの作品を再見できて良かったです♪

関連記事
「ミクロの決死圏」観ました
B000XJ5UUI マジェスティック [DVD]

■ Comment

おぉ~ブロンソン☆ すんばらすい♪

未見なのですが、この作品で彼をお好きになられたのでしょうか?
いつか見てみたいです!

************************

>「なにはなくとも全員集合!!」ストーリーは微妙だったけども、若かりしドリフタ―ズが普通に演技上手くて驚いた。さすが生放送で鍛えられてて肝が据わってるね。

これは仰るとおりですね~。
映画シリーズの第1弾で、皆張り切っていましたね☆
ストーリーはこの時代(60年代ですよ、もちろん)なので、お許しください♪

私は、中尾ミエがカワイコちゃんで通るのが・・・
「若いって素晴らしい」と思いました(笑)。

>「恋の20分間」恋???実際は上映時間も20分だったらしい…。オチを先に言ってしまう活弁士もどうよ。

う~ん、何とも言えない作品でしたね・・・。
恋?ですかね~(爆)。
長い年月で20分が5分?になってしまったのでしょう・・・。
でも、あの演技を20分見せられてもね~?

オチの件は、多分、1914年ですからね、多分ですが、先に言って注目させるのが手かも?
・・・でも今オンエアするならね~?

活弁の台本って決まっているのかな~?
サイレント映画にセットで「こう言え」とあるのかな?
勉強不足で知りません・・・。

>酔いどれ二人組」損ばかりするチャーリーの相棒が可哀相(笑)犬とメーベルが可愛かった。窓から落ちるシーンなど色々と盛り込んである。

まぁそれ以降の基本事項が入っているような?
エドナって、最初はこんなに垢ぬけていなかったのだと知り、仰天しました(笑)。


2013/06/21 (Fri) 12:34  miri〔編集〕  

>miriさん

> 未見なのですが、この作品で彼をお好きになられたのでしょうか?

そうなんですよ~。顔を覚えるのが苦手な私が、この作品をきっかけに顔と名前を一致させる事ができました。
ある意味でインパクトある作品です(笑)

> 映画シリーズの第1弾で、皆張り切っていましたね☆
> ストーリーはこの時代(60年代ですよ、もちろん)なので、お許しください♪

コントで鍛えた演技力かと思いきや、調べたらまだバンド中心に活動していた時期で驚いてしまいました。やはり録画に頼りっきりの現代の人たちとは違いますね。
シリーズとして続いたみたいだし、彼らの人気がうかがえます。

> 私は、中尾ミエがカワイコちゃんで通るのが・・・
> 「若いって素晴らしい」と思いました(笑)。

あはは、わたしも思いました。でもそれがしっくりくる雰囲気だったり(笑)

> う~ん、何とも言えない作品でしたね・・・。
> 恋?ですかね~(爆)。

youtubeではもっと長いバージョンが観られるんですが、かなり辛かったです…。
今回は活弁のおかげで細かいところまでわかったけど、それでもあれを20分は退屈ですよね。

> 活弁の台本って決まっているのかな~?
> サイレント映画にセットで「こう言え」とあるのかな?

ある程度は決まってると思いますが、アドリブも多いし、落語みたいに人によって特徴がでるので、人気の活弁士とかもいたみたい。サイレントが廃れて、活弁士が寄席で漫談を始めたそうです。
オチを先に言ってしまったのは、それくらい内容が薄くて間がもたなかったように感じられました(笑)

> まぁそれ以降の基本事項が入っているような?
> エドナって、最初はこんなに垢ぬけていなかったのだと知り、仰天しました(笑)。

チャーリーの笑いをふんだんに取り入れてて、そこそこ楽しめました。
彼女はメーベルじゃなくてエドナさんでしたか。「メーベルのおかしな災難」でも同じようなエピソードがあって勘違いしてました。
顔のアップは珍しかったし、売り出し中の若手女優という感じだったのかな?

それにしてもいまいちぱっとしない作品ばかりオンエアしますね~。はやく「チャップリンの失恋」をやってほしいなぁ。
2013/06/21 (Fri) 14:42  宵乃〔編集〕  

こんにちは☆

この映画をやっと見ました☆
けっこうオンエアしているのですが録画ミスが続いて、やっとでした☆ 見てからしっかりと見直すと、すんばらすういイラストで、この映画の一番の盛り上がりヶ所かも~???

>愛・友情・家族愛のために悪と闘う映画はたくさんありますが、この映画の主人公Mr.マジェスティックは精魂込めて育てたスイカのために闘います。
>そんなことはオレが許さんとばかりに、あの手この手を使って農場へ帰ろうとするマジェスティック。
>スイカのために逃亡し、スイカのために凶悪犯を出し抜き、スイカのために銃をとる男マジェスティック。
>スイカのためにここまでやれる男は他にはいないですよ、ほんとに。
>そんな、男気溢れるマジェスティックの魅力を存分に楽しめる一品。

前半というか、スイカが犠牲になるまでは、仰る通りの映画で、引っ張り感も良く、スムーズに見られました。 

・・・でも、スイカがやられた後は、ちょっとドタバタと、古いタイプの西部劇のようになってしまいましたね~。
そんな中、ちと冷静になって、ブロンソンが頭良過ぎる・強すぎる・大農場主(狩り場まで持っている)と・・・ふと考えると、うっそー!と、ありえないモードに入り、最終盤は無残な感じでした・・・。 あの凶悪犯には黒幕もいたわけですし・・・まぁそこまで考えずに、笑ったりドキドキしたりして見るのが良いのかもしれないけど、妙に色々と気になって楽しめず残念でした。(決して悪くはなかったです)

時代ですが、やはり食べられるものを粗末にするのは、スーッとさめてしまいますね・・・。

>渋いアクション映画がお好みなら、一見の価値あり…かも。

宵乃さんがブロンソンに出会った作品として、私の中でいつまでも輝くと思います♪


*****************************


>索引漏れはわたしもしょっちゅうなので、fc2の機能に何かあればいいのにと思ってしまいます。記事ごとの設定で、索引に入れたい記事は自動で振り分けてソートしてくれるみたいな。

記事のある場合は、そうなると良いですよね・・・。
私は記事のない作品も載っている完全版の索引を作っているので、ミスは致命的です(焦)。 でもまぁミスのない人間はそんなにはいないと、自分を励ましました(笑)。


.
2014/11/23 (Sun) 16:26  miri〔編集〕  

>miriさん

> けっこうオンエアしているのですが録画ミスが続いて、やっとでした☆ 見てからしっかりと見直すと、すんばらすういイラストで、この映画の一番の盛り上がりヶ所かも~???

いらっしゃいませ、こちらをご覧になったんですね!?
オンエア羨ましいです。わたしはあれ以来一度も見かけなくて…。
イラストお褒め頂ありがとうございます。実は…追加イラストなのでネットで三稿画像を探して描いたから、どんなシーンかわからないと言う…再見したい!

> 前半というか、スイカが犠牲になるまでは、仰る通りの映画で、引っ張り感も良く、スムーズに見られました。 
> ・・・ふと考えると、うっそー!と、ありえないモードに入り~(決して悪くはなかったです)
> 食べられるものを粗末にするのは、スーッとさめてしまいますね・・・。

そうですね~、農夫泣かせのシーンかも。「スタッフが美味しく頂きました」とはいかないか…。「象さんが美味しく頂きました」ならもしくは!?
わたしはブロンソンに感情移入しすぎて「わが子が!」という心情でしたけど(笑)

> 宵乃さんがブロンソンに出会った作品として、私の中でいつまでも輝くと思います♪

そういって頂けて嬉しいです♪

> 私は記事のない作品も載っている完全版の索引を作っているので、ミスは致命的です(焦)。 でもまぁミスのない人間はそんなにはいないと、自分を励ましました(笑)。

そうでしたね…。わたしもブログに載せてない一言感想を書いてなかった頃の作品なども一緒に管理したくて、1作品1記事下書き状態で投稿していこうかなぁと考えた事があります。これなら管理画面から検索できるので。
でも、時間がなくて諦めました!
なんか手軽にできて管理しやすい方法ってないですかね~。
2014/11/24 (Mon) 07:16  宵乃〔編集〕  

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます
2014/11/24 (Mon) 09:56    

アル・レッティエリ

スティーヴ・マックィーン主演「ゲッタウェイ」で不死身の悪役を演じたアル・レッティエリ。
本当に憎たらしい男を演じていました。しかし、1975年に心臓発作で死去。驚きました!
この映画でも悪役。しかし「ゲッタウェイ」の時ほど怖いイメージではなかったです。
そんなに強い訳でもないし、ちょっと抜けてるところがあるし・・・(^^;

>そんな、男気溢れるマジェスティックの魅力を存分に楽しめる一品。

ブロンソンは実際にタフなイメージです。
「公式の記録では、1943年に陸軍航空隊を志願し、ボーイングB-29の射撃手として東京大空襲にも参加したとされる。」
軍隊でも鍛えられたんでしょうね。

2015/03/13 (Fri) 07:00  間諜X72〔編集〕  

>間諜X72さん

> この映画でも悪役。しかし「ゲッタウェイ」の時ほど怖いイメージではなかったです。
> そんなに強い訳でもないし、ちょっと抜けてるところがあるし・・・(^^;

いらっしゃいませ、コメントありがとうございます♪
アクションやサスペンスは良い悪役がいてこそ盛り上がりますよね。「マジェスティック」の悪役はふてぶてしいおっさんだった気がしますが、レッティエリさんという方だったんですか。「ゲッタウェイ」にも出ていたんですね〜。

> 「公式の記録では、1943年に陸軍航空隊を志願し、ボーイングB-29の射撃手として東京大空襲にも参加したとされる。」
> 軍隊でも鍛えられたんでしょうね。

そうだったんですか、なんだか時代を感じる…。映画の中のブロンソンはいつでもダンディなイメージなので、かつて第二次世界大戦で戦った(おじいちゃん)と言われてもピンとこないです。
でも、そういえば軍服を着こなしてたし、武器を扱う姿も決まってましたね!
2015/03/13 (Fri) 10:08  宵乃〔編集〕  

ブロンソン

>アクションやサスペンスは良い悪役がいてこそ盛り上がりますよね。

そう思います!そして小悪党も・・・。

この映画の冒頭でブロンソンに嫌がらせをする若い男。ボビー・コーパス。
演じたのはポール・コスロ。70年代を代表する小悪党専門スターだそうです。
80年代になると「天国の門」でチャーリー・レザック市長役。うーん・・・。思い出せない(苦笑)。

>映画の中のブロンソンはいつでもダンディなイメージ

そして愛妻家。奥さんのジル・アイアランド。綺麗な人でしたが、長い闘病生活の末に・・・。
2015/03/14 (Sat) 09:32  間諜X72〔編集〕  

Re: ブロンソン

> 演じたのはポール・コスロ。70年代を代表する小悪党専門スターだそうです。
> 80年代になると「天国の門」でチャーリー・レザック市長役。うーん・・・。思い出せない(苦笑)。

「天国の門」は長すぎて観た直後でも内容があやふやでした(笑)
小悪党専門のスターですか、お馴染みの小悪党っていうのも安心感があっていいですね。

> そして愛妻家。奥さんのジル・アイアランド。綺麗な人でしたが、長い闘病生活の末に・・・。

奥さんとの共演ばかりしていた頃の作品は、今の所あまり面白いのに当たらなかったけども、愛妻家というところは素敵だなぁと思います。
病気に関係なく、奥さんとの思い出をフィルムにたくさん残しておきたかったんでしょうね。
2015/03/14 (Sat) 14:41  宵乃〔編集〕  
名前
タイトル
URL
本文
非公開コメント

■ Trackback

この記事のトラックバックURL
トラックバック一覧
.