忘却エンドロール

素敵映画に出会えた時の感動をそのまま書き綴る、映画感想ブログ.

映画「嫌われ松子の一生」感想

 | ミュージカル  com(2) 
Tag:日本 

読み:きらわれまつこのいっしょう
製作:日本’06
監督:中島哲也
原作:山田宗樹
ジャンル:ミュージカル/コメディ/ロマンス/ドラマ

【あらすじ】昭和22年、福岡県大野島。病弱な妹ばかり可愛がる父親の気を引くため、父親が望むように教師となった松子。しかし、盗難事件をきっかけにクビになり、家族と縁を切り家を飛び出す。孤独を恐れ次々と男を替える彼女だったが…。

以前ドラマ版を観て、あまりにも不快だったので1話で観るのを止めた作品。
ためらいつつも映画を観てみたら、その不快なエピソードは削られていて安心して観れました。
と言ってももとが悲惨な話なので、ミュージカルやCGで華やかな演出をしても心から楽しむ事はできず。…まあ、松子という人間に共感できなかった分、落ち込むこともなかったんですが。
他の人の感想を読んだら、”純粋に愛を求める松子に共感した”という方が多かったので、ちょっと驚きました。私的には松子は依存している様にしか見えないし、本当に愛が欲しいならまず家族と向き合うべきじゃないかなぁ、とか思ったり。…それが簡単には出来ないのが人間ですけどね。
あと弟は冷たすぎると思います。憎むのはもっともだけど、故人の遺志は…?

ストーリーはぜんぜん私好みじゃなかったものの、ミュージカルは好きなほうだし、中谷美紀も「ケイゾク」の時から好きなので(主題歌がすき)そこら辺は楽しめた気がします。暗闇で歯が輝くシーンとか、くだらないところも笑えたし。ドラマでの不快な記憶を上書きできたという点でも観てよかったです。

■ Comment

はじめまして!

私もこの映画好きですよ。
悲惨な一生だけど、ラストで松子が救われたかなって感じ。
美人の中谷美紀さんが後半ああいうオバサンを演じるのはビックリ!
弟は随分年食った人が演じてますね。今大河ドラマで話題の人。中谷さんよりも随分年上。

ところで、このブログはHNの後にIDが出るようになってるんですね。管理人さんだけ出ないようになってるのですか?
2010/03/30 05:28  万華鏡〔編集

>万華鏡

はじめまして、コメントありがとうございます!

> 悲惨な一生だけど、ラストで松子が救われたかなって感じ。

そうですね。ラストは少しホッとした感じでした。世の中にはあのまま忘れ去られてしまう場合も多いと思いますから、誰かしらの心に残ったというのが救いです。

> 美人の中谷美紀さんが後半ああいうオバサンを演じるのはビックリ!

ほんとうに、あれはビックリでした!歩き方一つとっても”オバサン”の雰囲気でてましたね~。弟さんのほうは・・・どんなひとだったか忘れてしまいました(笑) 結構前に観たもので。

> ところで、このブログはHNの後にIDが出るようになってるんですね。管理人さんだけ出ないようになってるのですか?

これはわたしも何だろうなと思っていたので、ちょっと調べてみました。
http://atclip.jp/s/cbbs.cgi?mode=al2&namber=816&no=0
↑こちらによると、パスワードから生成されているようですね。なので、パスワードを入力してない人は表示されません。あってもなくても良さそうですが・・・どうしよう?
2010/03/30 07:32  宵乃
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