忘却エンドロール

素敵映画に出会えた時の感動をそのまま書き綴る、映画感想ブログ.

映画「女相続人」観ました

女相続人
製作:アメリカ’49
原題:THE HEIRESS
監督:ウィリアム・ワイラー
原作:ヘンリー・ジェームズ
ジャンル:★サスペンス/ドラマ

【あらすじ】1850年ごろのNY。社交的でも器量がよい訳でもなく、刺繍以外とりえのないキャサリン。父親は亡き妻と彼女を比べては、その行く末を案じていた。ある日、叔母の計らいでパーティに出た彼女は、モーリスという好青年と出会い恋に落ちる。

<ネタバレ注意!!>
地味で内気で世間知らずなお嬢さん(30代)が、愛を失って”氷の女”に変貌するお話。
器量がよくないといっても、笑えば可愛いし、冷たい眼差しを向ければ跪く男も現れそうな女性です。自信がもてず自分から前に出ていけない地味な性格が、彼女の美しさを隠してしまっているんですね。そして、彼女が自信を持てない主な原因が、才色兼備の亡き妻を理想化し、ことあるごとに娘と比べてしまう父親です。
この父親が本当に要領の悪い男で、こんなに”褒めてもらいたいオーラ”をだしてる娘に「お前の母親はもっと~だった…」と追い討ちをかけ、財産目当ての男から見れば”いいカモ”の彼女をパーティで一人にしてしまいます。しかも、彼女から男を引き離そうとするために、”あんな男が刺繍しか出来ず美人でもないお前を愛するはずがない”というようなことを言ってしまう始末。
…まったくも~、男が財産目当てじゃないと言った時に、「じゃあ、遺産は孫に」とでも言っとけば良かったのに。
深く傷つき、憎しみに支配された彼女のささやかで怖~い復讐が見物です。

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■ Comment

同じ日に同じ映画の記事をアップしたようです。

人によって捉え方が違う映画だと思ながら観ました。
特に女性と男性では全然違うようです^^
2009/02/21 (Sat) 19:20  十瑠〔編集〕  

Re: タイトルなし

コメント&TBありがとうございます
昨日、微妙に記事を直したんですが、コメント頂く前だったのか後だったのか・・・? まあ、大した差ではないので、気にしないで下さいね~。

やっぱり、男性から見ると娘の態度がせつないし、女性から見ると父親の態度にヤキモキしてしまうのかもしれませんね。キャサリンの幸せを願う気持ちは男女共通だったと思いますが。
あのラストには薄ら寒さと同時に哀しさを覚えました。
2009/02/22 (Sun) 10:24  宵乃  
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女相続人
(1949/ウィリアム・ワイラー監督・製作/オリヴィア・デ・ハヴィランド、ラルフ・リチャードソン、モンゴメリー・クリフト、ミリアム・ホプキンス/115分)
テアトル十瑠|2009-02-21 19:15
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